お知らせ
2019.09.13
ブログ
カキ氷作り 〜ゆり組〜
前回のブログでも載せた氷遊びを通して、氷の性質を学んだ子ども達と一緒にカキ氷作りに挑戦しました!私達の方から「カキ氷を作ってみる?」と提案したのではなく氷という素材に触れ子ども達が満足するまでじっくりと遊び込み、子ども同士で会話をしていく中で“この氷でカキ氷が作れるかも!”という言葉が出てきた事もあり、カキ氷作りをする事になりました。
最初は四角の氷を子ども達に見せ「この氷をここに入れたらどうなるかな?」となげかけると、「小さくなる」「とけるかも」と今までの遊びを通して学んで事・感じた事を思い出して思い思いに答える子ども達。
カキ氷機に入れて回すと小さな欠片になってお皿の上に落ちてくる様子を見て、「氷が小さくなってる!」と氷が出てくる所を興味津々に見つめていました。最初は先生が回していましたが見ているうちに「ぼくもしたい」と1人の子が言うと、周りの子も「じゃあ、〇〇くんがしたらぼくの番ね」「〇〇くんの次は〇〇ちゃんがする」とお互い言葉で伝え合い自分達で折り合いをつけて順番を待つ姿が見られました。子ども達の中で友達を思いやる。気持ちが育ってきているのだと改めて気付かされた場面でした。
また、先生がやりたいからではなく子ども達自身がやってみたいと思っている活動だからこそ、このような場面が見られたのではないかと感じました。
給食の先生が作ってくれた梅シロップをかけてカキ氷を一口。「つめたい!」「あまい!」「すっぱいよ」「お茶なの?」と視覚・味覚・触覚などの五感を使い、カキ氷の味だけでなく冷たさ、色など様々な視点で捉える子ども達の姿がありました。
氷遊びを通して様々な経験をする事ができたように感じます。今後も様々な経験の中で出てくる子ども達の声を大切にしていきたいと思います。