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2025.05.09
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お茶ウィーク⭐︎5/9

本日のメニュー
今日は、郷土料理を中心とした献立の「鹿児島の日」でした。
◯しゅんかん
しゅんかんは鹿児島に伝わる郷土料理で、漢字で書くと「春筍」「春羹」などと呼ばれます。たけのこと豚肉を使ったおもてなしの料理です。
今日は、豚肉・たけのこ・35ファームの大根・にんじん・里芋・蒸し煮をしたごぼう・厚揚げ・しいたけとたくさんの具材が入りました。
◯茶ぶし
茶ぶしは枕崎市周辺の薩摩地方南部に伝わる郷土料理で、かつお節と味噌を混ぜたものにお茶を注いで作られます。
給食では、大鍋で煮出した三年番茶にかつお節を入れ、麦味噌で味を調えて茶ぶしを再現しました。
番茶の香ばしさも感じられて、普段のみそ汁よりもあっさりと優しい味わいでした。
お茶ウィーク🍵
「八十八夜」にちなみ、5月1日から5月10日まで「お茶ウィーク」を開催しました。
今年度、鹿児島県は荒茶の生産量が日本一に輝きました!給食室前に設置している食育コーナーでは、日本一の鹿児島茶をはじめとしたさまざまな種類のお茶を瓶に詰めて展示し、見た目や匂いの違いをこども達に知ってもらう機会としています。
今日は、ご飯に緑茶葉を混ぜて炊き込んだ「お茶ご飯」の試食を提供しました。
ふっくら炊けたご飯は、お茶の爽やかな香りが広がります。飲み物のイメージのあるお茶も、ご飯と一緒に食べても美味しいんだ!と新たな美味しさについて知ってもらうことができました。
かつお節削りに挑戦!
さくら組のこども達に、茶ぶしにも使われるかつお節を削る体験をしてもらいました。
まず初めに「かつお節ってどんな形?」と問いかけると、こども達からは「ひらひらしてる」「四角い感じ」と、削りかつお節をイメージする感想が浮かびました。
「削る前のかつお節はこんな形をしているんだよ」「こんなに固いんだよ」とこども達の目の前で見せると、「お〜!」「見たことあるよ!」とさまざまな声が。
削る前のかつお節の匂いを嗅いでみると、燻された香りからか「焦げてるみたい」との声が上がります。
いよいよかつお節削りに挑戦!
固いかつお節に少し苦戦しながらも、力を込めながら一生懸命削っていきます。
一生懸命削ったあとは、こども達もよく見慣れたかつお節の形になりました。削りたてを一口食べてみると、「いいにおい」「美味しい〜!」「もっと食べたい〜」と目を輝かせながら教えてくれました。
郷土料理・お茶・かつお節とさまざまな食材について知ることのできる「鹿児島の日」となりました。
本日の給食・離乳食
文責 盛興