お知らせ
2019.09.02
ブログ
さくら組 紙飛行機
さくら組では最近、紙飛行機が流行しています。
オリジナルの紙飛行機を作っていかに遠くまで飛ぶか、速く飛ぶか、かっこいい機体を作れるか….などなど子供達なりに面白さを見出して遊んでいるようです。
しかし先日、折り紙を大量に使いすぎて足りなくなる事件が起こりました。そして、自分たちで作った紙飛行機も床に置きっぱなしの状態。折りかけの折り紙も無造作にクラスに放置してありました。
保育士もある程度クラスに出す量を決めて出しているので、新しい折り紙はおろしません。そこで夕方のミーティングでは折り紙の使い方についての話し合いになりました。
保育士「最近の折り紙の使い方、みんなはどう思ってる?」
子供①「折り紙使いたいのに無かった」
子供②「だって○○くん沢山使うから私たち使えないんだよ」
子供③「一つの紙飛行機をもっと大切に使ったらいいと思うんだけど」
などなど、遊びの場では言えなかったけど、言いたい事があった子供たちが積極的に意見をだしていきます。
集団生活の中では、相手にこうしてほしい!と思う場面が沢山あります。子供たちはこの様な経験を通して、相手にして欲しいことを言葉で伝えようとする力や、集団でのルールや決まり事の必要性を理解していくのです。
「じゃあさ、折り紙のルールを作ろうよ!」子供から出たこの一言で話はまとまり、ルールを決めることに。
友達に怒られるから。という理由でなく、ルールを守る必要性を理解した上で守ろうとする気持ちを持たせる事が大切な様に思います。自分たちでルールを作ったり、作り変えたりしながら守る事で遊びがより楽しくなることを感じ、それが今後生きていく中で生活上の決まりを理解し、守ろうとする力の基盤になっていけばいいな、と思います。