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2025.03.27

ブログ

心の成長(きく組 3歳児)

きく組に進級して、1年が経とうとしています。進級したばかりの頃は、部屋が違ったりいつもと違う大人だったりと環境の変化に戸惑う姿もありましたが、今では自分で考えて行動するとても頼もしいお兄さん・お姉さんとなりました。

今回のブログでは、この1年を通した心の成長について「子どもに育ってほしい10の姿」に添った3つのエピソードをお伝えしたいと思います。

3歳児は自分ではない誰かを認識しつつも、まだ自己が強い年齢でもあります。自己が強く、相手の気持ちよりも自分の気持ちを優先するのもあたり前の年齢です。集団生活をするなかで、自分の思い通りにならない経験を通し、自分の気持ちと葛藤する場面がたくさんありました。その中で、自分の気持ちだけでなく、相手の気持ちにも気付くことで友達の気持ち考えることが少しずつできるようになってきました。

Rくんと一緒がいい

つ目のエピソード

MくんとRくんはご飯食べる時も一緒なほど仲良しな2人です。

選択できる遊びの中で違う遊びを選択していたMくんと Rくん。

Mくんは「Rくんと一緒がいい!」と涙目になっていました。大人はMくんの気持ちに寄り添いながら対応しますが、「 Rくんは違う遊びがしたかったんだね」とRくんの気持ちにも気づけるよう声掛けをします。自分の気持ちに折り合いをつけるのはまだ難しい年齢ではありますが、相手の気持ちに気づき、相手の気持ちにも寄り添えるよう働き続けていきました。すると、Rくんと一緒が良いという思いを秘めながらも、自分の気持ちと葛藤し、我慢してこらえる姿も見られました。(自立心)

手伝って!!

2つ目のエピソードをお伝えします。

きく組の子どもたちは積み木遊びが好きで、経験を重ねるごとにイメージした物を豊かに表現することができるようになってきました。

ある日、積み木で保育園を作っていたNちゃん。作っていく中で、積み木が倒れてしまう箇所がありました。「どうするかな?」大人は近くで見守ることに。するとNちゃんは「Rくん手伝って」と友達に助けを求めていました。その後、Nちゃんは率先して友達の手伝いをしたり、物を貸してあげたりしました。誰かに助けを求めた時に、助けてもらった嬉しい気持ちを胸に、今度は自分が誰かを助けてあげたい!そんな風に優しさが連鎖していくのではないかと思います。(協同性・道徳性、規範意識の芽生え)

虫の絵本がいい!

きく組は週に1回月曜日に絵本館に絵本を借りに行きます。絵本が大好きな子どもたちは、好きなイラストをめくりながら目を輝かせ、お気に入りの1冊を探します。

そんな中、お気に入りの1冊がなかなか見つからないDくん。「どんな絵本がいい?」と尋ねると「虫の絵本がいい」とのことだったので、大人も一緒に探すことに・・・。すると、近くにいたRちゃんやRくん、Yちゃんが一緒に探し始めてくれました。

「Dくんセミが好きなんだって!」「セミの絵本あるかな?」

たくさん絵本がある中みんなで手分けし、いろんな絵本を手に取りながら探していました。

残念ながらセミを主人公にした絵本は見つかりませんでしたが、「虫」をテーマにした絵本を見つけることができました。Dくんも嬉しそうに手にとって大満足な様子でした。友達のためになにかしてあげたい!そんな優しい思いを持つ姿に成長を感じました。(文字や絵などへの関心・感覚)

1年を通して自分の思いだけでなく、少しずつ相手の思いにも気づくことができ、相手のために行動することまでできるようになってきました。社会性とは自分の気持ちを伝えたり相手の話しを聞いたりして、他者と良好な関係を築くための基礎的な力です。これから大人になるにつれ、人との関わりはどんどん増えていきます。相手の心に寄り添えられるよう、今後も子どもたちの成長を支えていきたいです。

1年間、保護者の皆様のご協力・ご理解ありがとうございました。                       文責 関

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