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2025.03.12
ブログ
進級に向けて~0.1歳児~

1月に入り、子ども達は進級に向けて色々な事に挑戦しています。その中でも、苦戦しながら頑張る子ども達の姿にとても成長を感じる場面が多くありました。0歳児・1歳児の年齢に分けて、進級に向けての取り組みと、保育者の援助についてご紹介したいと思います。
0歳児
まず、大きな変更点として
国から定められている保育者の配置基準が、子ども3人に対して大人1人→子ども6人に対して大人1人となります。新しい環境でも安心して過ごせるよう、出来ることが増えたこの時期に、進級に向けた様々な取り組みを無理なく行なっています。
水道で保育者と一緒に手を洗い、自分のタオルで拭く
水に触れる楽しさから徐々に生活習慣へと移行することが出来るように声かけや援助を行なっています。
タオルで拭くという習慣が少しずつ出来てきました。
ベッドではなく布団で寝る
抱っこではなく布団の上で寝かしつけが出来るよう無理なく高月齢児から中心に行なっています。
靴下・靴を履いて外で遊ぶ
歩行が安定すると、自ら靴棚の靴を取り出す姿も多くなりました。
保育者や1歳児の行動に興味を示し、真似をしながら意欲的に取り組めています。
また、着替えを自分の棚の前ですると自分のマークを指で差し、教えてくれることも増えてきました。私たち保育者は、その都度「○○マークだね!」と自分のマークを意識してもらえるような声掛けを行なっています。
1歳児
1番の変更点は、部屋の場所が変わることです。さくらんぼ組からゆり組への環境の変化が子ども達にとって1番の戸惑いの感じる場面かと思います。現在は、進級時に少しでも安心して過ごせるよう、ゆり組で過ごす時間を取り入れています。
0歳児同様、出来ることがとっても増えた1年となりました。進級に向けた取り組みと併せてご紹介します。
給食時はエプロンを付けず食べる
子ども達の食べる様子や食べこぼし等を見ながら徐々にエプロンを外しています。一口量や、スプーンの使い方が上手になってきたことで、エプロン無しでも食べることが出来るようになってきました。
衣服の着脱に興味が出始め、挑戦する
みんな揃って1番上手なのはズボンの着脱です。
上の洋服は少し難しい部分もありますが、保育者に手伝ってもらいながら意欲的に取り組んでいます!
トイレに興味を持って行ってみる
オムツが濡れていない子やトイレに興味がある子などを中心にトイレでの排泄を行なっています。
タイミングが合い、おしっこが出たときはとても誇らしげで嬉しそうな表情を見せてくれます。無理に排尿させたり、トイレへ行かせることはありませんが、興味がある子から「トイレってこんな場所なんだ!」と知るきっかけを作り、無理なくトイレトレーニングに繋げて行きたいと思います。
最後に…
さくらんぼ組は、異年齢の交流が多くできるクラスです。0歳児の友達を気にかけ玩具を渡したり、泣いていると手を差し伸べたりとお世話をしてくれる優しい1歳児の子ども達。対して身近なあこがれる存在として1歳児の遊び方を模倣し、お兄ちゃん・お姉ちゃんに興味津々な0歳児の子ども達。異年齢で関わる中で、互いに成長が見られました。
初めての経験が多いさくらんぼ組では、楽しみながら時間をかけて子ども達自身が自信を持つことが出来るようなサポートをしていきたいと思います。
文責:神野