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2024.09.19
ブログ
ゆり組(2歳児) ルールのある遊び
ゆり組では、8月頃から活動の中に簡単なルールのある遊びやゲーム性のある遊びを取り入れています。これまで保育室やホールで「しっぽとり」や「だるまさんがころんだ」「宝探しゲーム」など行ないました。
ねらい
・保育者や友だちとみんなで一緒に出来る楽しさを味わう
・やってみたい、おもしろそう、チャレンジしようとする気持ちを引き出す
・考えながら身体を動かす
などがあげられます。
前述の遊びはよく知られている遊びですが、2歳児でも楽しめるような工夫しています。最初にルールについて確認しながら丁寧に話をしたり、時には大人がやって見せたりしています。また、ルールを簡素化するなどして、全員が楽しく参加できるようにしています。
例えば「だるまさんがころんだ」では、保育者がおにになり、「だるまさんがころんだ」の「だ」のところで子どもたちが動きを止める…ゆり組では、顔が動いてても足が止まっていたらセーフとか、それぞれがおににタッチできたらO.K.というように子ども達に分かりやすいルール設定をしています。
しかし、経験を重ねていくうちに、真剣な顔で取り組んだり、おにに捕まらないよう身体を反らせながら全力で走って逃げ回ったり、中にはおにに捕まった悔しさから泣く子どもの姿も見られるようになり、成長を感じる毎日です。
2歳児になると、集団生活において生活や遊びの中で「順番」とか「待つ」などルールがあることを知るようになります。自我の芽生えから自分の意思を押し通そうとする姿もありつつ、ルールと自我をすり合わせていくうちに、生活の中でルールを守らないといけない場面があること、ルールを守ることで他者との関係が深まっていくことを理解していきます。
これからも子ども達の年齢や発達、興味関心に合わせて全員が楽しめるような遊びを提案していこうと思います。
文責:白澤