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2024.10.04

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人形劇「ねずみの嫁入り」

9月6日(金)に、劇団ぱれっとの人形劇「ねずみの嫁入り」を観劇しました。

子ども達は、朝から「今日人形劇があるんだよね?」と何度も保育者に聞き、人形劇を楽しみにしていましたよ。

昨年度の人形劇は「おむすびころりん」でした。人形劇を見てとても面白いと感じたようで、その後、4歳児クラスの子ども達が紙人形作りに挑戦し、オリジナルの人形劇を披露することがありました。

今年度もそのような姿を引き出せたらという大人のねらいもあり、観劇会を計画しました。

人形劇スタート!

今回の人形劇「ねずみの嫁入り」では、ねずみや猫・太陽等様々なキャラクターが登場し、人形が登場するたびに、子ども達は、目をキラキラ輝かせていました。

物語は子ども達が分かりやすい内容で、言葉や歌が繰り返しあり、子ども達はすぐに歌を覚え一緒に口ずさんでいました。

話に出てくるキャラクターによって声色が違ったり、山を登る様子や人形の動きが躍動的だったりと、1つひとつの動きに心を動かされ、笑ったり、「頑張れ!」と応援したりする等、物語の世界に入り込んでいました。

子ども達の様子

観劇会には、0歳児(さくらんぼ組)〜5歳児(さくら組)の子ども達が参加しました。ランチルームも比較的明るかった事もあり、どの子も怖がることなく最後まで楽しむことが出来ていました。

ストーリーに合わせて、曲や照明が何度も変化していく度に、それまでおしゃべりしていた子も人形劇に引き込まれ、真剣に観劇する様子が見られました。

物語が進んでいき、ネズミが猫に追いかけられるシーンでは、「うしろ!うしろ!」や「逃げて!」など友達と一緒になり大きな声で教えていました。

ねずみが猫に捕まらず、無事に逃げ切ることができると、安心した表情を浮かべていました。

物語は、猫に捕まりそうになったり、風に飛ばされそうになったりとヒヤリとする場面も何度かあり、その度に子ども達は驚いた表情や「あ!」と驚きの声を上げる様子も見られました。

人形劇を見終えて…

1時間もの間集中していた人形劇も終わり、クラスに戻ると人形劇の話で持ちきりでした。

「最初、かわいい猫出てきたよね」「おっとっと!って面白いことしてたよね」など、劇団の方が最初に披露した場面を笑いながら再現してくれる子や人形劇が面白く、記憶に鮮明に残っている場面を絵に描いて楽しかったことを教えてくれる子もいました。

「ネズミ逃げられるかな」や「この後どうなるのかな」等の考える経験を通して、子ども達自身の想像力や考える力が高まったのではないかと思います。

今回観劇した人形劇、本物に触れるという経験が子ども達の記憶に残り、今後の遊びの中で取り入れられるよう、環境を準備したいと思います。

文責:池田

 

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