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2019.07.27

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きく組との交流 ゆり組

今年度からゆり組は週に一度きく組と交流活動を行なっています。

その内容はリトミックやわらべうた、童具、サーキット、ダンスなど様々です。

交流を重ねるたびに子ども達同士の関わりが増えてきました。

わらべうたでは名前を呼んでペアを作り、顔を見合わせ笑いあう姿も見られ、ゆり組だけの世界から少しずつ広がっていく社会性の広がりを感じています。

先日は、楽器遊びをしました。

タンバリンや鈴など色々な種類の楽器を出すと「やりたい!」と大興奮の子ども達。

自由に楽器を選んでもらい、ピアノを弾くと子ども達なりにリズムにのって感じるまま表現し、楽しむ姿が見られました。

また、大太鼓をドーンと強く叩くと大きい音がしたことに驚き、少し叩く力を弱めて大きさを調節する姿もありました。大きい音がなり、少し怖かったという経験から大小・強弱が少しずつ分かり始めるのだと思います。このようにして遊びの中で自然に生まれる学びがあるんだなあと感じました。

 

活動を終わろうとしていた時、きく組の1人の男の子が

「ここ(リズム室)で給食食べたい!」と言ってきました。

急遽、ゆり組・きく組それぞれサークルを作ってどうするか話し合うことに。

どこで食べるのか、お昼寝はどうするかを話すと全員が「ここで過ごしたい」という意見になりました。

慣れない場所でしたが、新鮮な気持ちになったのか楽しく給食を食べ、お昼寝もいつもより早く寝付く子がほとんどでした。

急遽決まったことでしたが、自分たちで決めたことで責任感というのも少しずつ芽生えてきたのか、準備も積極的にお手伝いをしてくれました。

一歳上のきく組にゆり組の子ども達は憧れを持っています。「リトミックかっこいいなあ」「積み木であんな家が作りたいなあ」という思いから、「こんな風にすればかっこいい家になるかも」という気持ちの芽生えへと繋がっていく姿を見守っていきたいと思います。

 

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