お知らせ

2024.06.20

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初めて自分たちで決めて頑張る運動会(きく組 3歳児)

気がつけば運動会当日までもう少し!

練習を重ねていく中で、ワクワクドキドキ、少し緊張・・・と様々な表情を見せてくれる子どもたちです。

錦ヶ丘では、園全体の行事は日常の延長線上にあるととらえます。行事の完成度のために子どもの気持ちや育ちを無視して練習ばかりの生活にはしません。


今回も運動会に向かっておとなが決めた競技の練習を頑張るのではなく、毎日バイクで遊んだり、ダンスをしたり等、日頃楽しんできた遊びの中からこども達と話し合って
【バイクレース】【ダンシング玉入れ】【かけっこ】を競技に取り入れることが決まりました。

自分で選んだ競技を目標とし、その目標に向かって取り組む”主体性”を育みたいという思いから、

運動会何をしたいか?

みんなでサークルタイムを行い競技内容を決めました。

サークルタイム(話し合い)

「運動会って知ってる?」おとなの問いかけに

「走る!」「ボール入れてた(玉入れ)」と去年の運動会を思い出しながら発言していました。

より鮮明にイメージできるよう、これまで錦ヶ丘で行なってきた競技を写真で見返すことにしました。

沢山の写真を見て「楽しそう!」と子どもたちの目がキラキラと輝き、運動会への期待も膨らみます

「運動会で何をしたい?」おとなの問いかけに

「ボールしたい」

「走りたい!」

「ダンスしたい♩」

「大好きなバイクで走る」

一人ひとりが自分のやりたいことを発表していきました。

サークルタイムを通して自分の話を聞いてもらえた経験や自分で選択・自己決定した経験から、目標にむかって一生懸命取り組んでいくことに繋がります。

さっそく練習開始!

バイクレース・かけっこ

初めての大きな行事で沢山の人たちに見られる緊張感から

「走るの遅いから嫌だ・・・」

と自信をなくしてしまう姿もありました。

“1番だから凄いんじゃない、最後までやり遂げたことがかっこいい”

ということを感じてもらえるよう、私たちおとなは、ゴールまで頑張って走ったこと

に目を向け、できたことへの声掛けを意識していきました。

何番であろうと「やったね!ゴールできたね」とハイタッチ!することで、

今日もゴール目指して走った!

という経験から少しずつ自信へと繋がっていき、満面の笑みで”やり遂げだ!”と達成感に満ち溢れていました。また、名前を呼ばれると大きな声で返事をしてくれるなど、堂々と取り組む姿にも繋がっていきました!

ダンシング玉入れ

まだボールをコントロールすることが難しいきく組の子どもたちは、「ボールは、入らないからやりたくなーい」と自信が持てない様子でした。

どうにか楽しい玉入れにならないか?と玉入れが上手なさくら組の子どもたちにお手本を見せてもらうと、練習を重ねていく中で玉が入る数がどんどん増え、みんなで協力して取り組む楽しさを味わえるようになりました。

また、ダンスが大好きな子どもたちは、玉入れの途中でダンスの曲が流れると真剣な表情から一転、満面の笑みで踊ることを楽しんでいます。

 

運動会のねらいである

・一つのことをやり遂げた達成感を味わう

・身体を動かすことは楽しい!思いを経験する

ことができるよう、子どもの気持ちに寄り添いながら大人も一緒に楽しんでいけたらと思います。

 

本番は、子どもたちの「入ったー!」「やったー」と言う声とたくさんの笑顔が溢れますように⭐️

当日は温かいご声援をよろしくお願い致します。

文責:関

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