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2024.06.04

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一人ひとりの表現を大切に(きく組 3歳児)

きく組では、自分のマークに色を塗った誕生日表を作りました。

まだ、自分の似顔絵を描くことが難しいのですが、紙いっぱいに色を使い分けて塗ることを楽しんでいます。そこで、3歳児ならではの表現方法を楽しみ、達成感を味わえるように塗り絵の活動をしました。

◎ねらい

発達段階に沿った表現方法で、イメージを豊かにした思い思いの表現を楽しむ

“いざ!色塗り!”

枠からはみでないように丁寧に星を塗っていた女の子。

「マークじゃないところも何でも描いていいよ」と声をかけると、

「お星さまはね、真っ暗な所にいるんだよ」

と、周りを黒の鉛筆で塗り夜を表現していました。

「Mちゃんは虹色が好きなんだ♪」

チューリップを虹色で表現!

「Tはね、お月さまの顔が恐竜みたいだったから近くに大好きな恐竜を描く」

自分のマークが大好きな恐竜に見え、恐竜愛に溢れている子どももいました。

「夜に走っている車だよ」

「ひよこはね、草食べるんだよ!そして、カラフルなうんちするよ!」

子どもたちは想像豊かです。

大きくなるにつれ、1人で遊びながらも友達を意識し、友だちと一緒に遊ぶ楽しさを知っていきます。自分だけの想像した世界から、友達の想像した世界を知ることで、“こんな楽しい遊びがあるんだ!”“○○ちゃんがやっているの面白そう”と気付くことができ、その中で、子どもたち一人ひとりの想像していた世界がどんどん広がっていきます。

錦ヶ丘の大人は、「チューリップは赤だよ」など決めつけず子ども一人ひとりの表現や個性を大切にしています。

今!この時期だからこそ!子ども一人ひとりの想像している世界を大切にし、更なるイメージを豊かにした表現の楽しさを味わえることができるよう関わっていきたいと思います。

今後も、子どもの気づきを一緒に共有しながら子ども一人ひとりの豊かな感性をどんどん引き出していきたいです。文責 関

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