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2019.07.18

ブログ

徐々に砂遊び、楽しんでいます。

梅雨の晴れ間に園庭にでると、木陰で涼しい砂場で遊ぶのがたんぽぽ組の子ども達は大好きです。

砂場では、掌で砂を掴み何度もグーパーして砂の感触を感じます。

私達が作るお団子やおにぎりは、グシャと潰しニヤッと笑いその感触や私達の反応を楽しみます。

お兄ちゃん・お姉ちゃんがしている遊びやごっこ遊びをジーっと眺めたり、時々色々な食べ物を砂で作って運んでくれるのを、ニコニコしながら待っています。

そして、近くにあるスコップやお皿を見よう見真似で触ってみたり、舐めてみたり、砂をすくってみたりしながら、確認します。

砂場に慣れてきたら、自分のスペースを広げて自分からハイハイやずり這いで気になる物・興味ある物へと近づいていきます。

そんな子ども達の様子を見ていると、安心できる人が見守っていれば、チャレンジしたいな!やってみたいな!と、いう気持ちは本能的に自然と湧いてくるものなのでしょうね。

保育園に来て、初めて砂遊びを経験する子も多いです。何故?0歳児でも砂遊びが必要なのでしょうか。

きっと疑問に思われる保護者の方もいらっしゃいますね。

まずは、健康な身体を作る為には、適度な日差しを浴びて戸外で過ごす。戸外でしか感じられない『風が気持ちいいね』『太陽が眩しいね、暑いね』『涼しいね、寒いね』など室内では感じることのできない自然の感覚を大人の言葉を添えて知る。

戸外にでることで、心と体を解放できる感覚を知る。無理なく経験することで、子ども達の経験値が上がり、様々なことに順応できる力を養う。

0歳児の最初の戸外遊びとして、ベビーカーや抱っこでの散歩、砂遊びにするのはそのようなねらいがあります。

砂の感触は、肌に馴染み優しいです、もしお座りからひっくり返ることがあっても、砂の感触は柔らかくケガに繋がることはありません。

サラサラからベタベタになるまで砂は様々な感触を感じさせます。子ども達が今から経験するであろう、様々な感触です。それを0歳から感じてもらう、おおげさですが…子ども達が将来生きていく為の術でもあります。

それを『突き出た大脳である手』でしっかりと握り感じ、遊びを通して指先や手の発達を促していく。

時に砂を口に入れてしまう時もありますが、『おいしくなかったね。気持ち悪いね。』などの言葉を添えて、不快の感情を徐々に知ります。分かってくると砂を口に入れることをしなくなります。

砂場は、消毒を行い衛生状態は保っていますが多少の菌で体を強く逞しくしてくれます。

私達は、そのような思いで0歳の戸外・砂場遊びを見守っております。

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