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2023.09.19

ブログ

もも組 夏祭り計画始動🏮🌻

最近のもも組では、月曜日に「お休み、なにしてた?」とみんなの前で伝える時間を作っています。

「お買い物行ったよ!」

「公園に行ってお友達と会ったのが嬉しかった!」

と様々なことを教えてくれます。その中で最近多い話題は

「お祭りに行ったー!」

いつもと違う夜のお出かけや雰囲気が心にとても残っているのだなと感じました。

先日、15時のおやつで丸ごとパインを目の前で切って食べた時も「お祭りで冷やしパイン食べた〜」と教えてくれました。

そこで

①子どもたちの中でお祭りへの関心が高まっていること

②日々の生活の中でもお祭りと共通することを発見して嬉しそうにしていること

以上の2点を踏まえて、夏祭りごっこの準備をしながら物事を想像する力を養いつつ、製作(ハサミやノリの使い方等)や数の概念を学ぶ事が出来るのではないかと考えました。

ここで保育者がすぐに「夏祭りごっこしよう!」とは持ちかけずに、まずは話し合いの場を設けました。

 

議題は【この夏やりたい大きな遊び】

普段している、粘土や積み木、ブロックなどを小さな遊びと伝え、みんなで大きな遊びを考えてみよう!と持ちかけました。

おかいものごっこ・アイス屋さん・人形劇・大きな家つくり・おもちゃ屋さん・コンビニ・文房具屋さん・クワガタ屋さん・みんなで日本を作る・夏祭り などなど

たくさんの意見が出てきました。ここで“夏祭り”が出てこなければ、違う遊びにしようと考えていました。大人が誘導せずに子どもたちの意見を汲み取りたいと考えたからです。しかし、子どもたちの夏祭りブームはまだ過ぎ去っていなかったようです。しっかりと意見として出てきました。この中で多数決をして決めました。

結果は

お買い物ごっこ 5人

アイス屋さん 3人

クワガタ屋さん 6人

夏祭り 7人

僅差で夏祭りに決定しました!この結果に不満がある子もいるかなと思いましたが、みんな「夏祭りが多かったね!」「夏祭りに決まったね!」と希望じゃなかった子も気持ちに折り合いをつけることができ、成長を感じました。

また、もも組の子どもたちは多数決のルールを知っており、どの数字が多いかも理解できていたというのも大きな揉め事が起こらなかった理由ではないかと考えます。

夏祭り、詳細を決めよう!

場所は?みんなを招待する?どんなお店を出す?と話し合いました。

「場所はもも組でしたい。外は暑いから大変。」

「みんなに来てもらいたい!そしたらお金必要だよね。」

「場所が分からないかもしれないから案内も作らないと」

「夏祭り、飾りとか太鼓もあったよ!」

話し合いの最中で【お金】【案内】【飾り】など、夏祭りを想像して必要なものを次々と意見を出してくれました。

夏祭りの計画を立てる上で

 

相手の意見を聞いて共感する力(話し合い)

数字の大小の違い(多数決)

ルールの理解(多数決)

物事を想像して連想していく力(他のクラスの人にお金を渡して来てもらいたい等)

 

を促すことができました。

子どもたちは夏祭りに向けて意欲的にアイデアを出して楽しみにしています。

何を作るか、どの担当になるかも決まりました。

この夏にもも組全員で夏祭りを完成させていきたいです。

文責:春成

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