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2023.09.25

ブログ

こどもと大人、みんな対等

錦ヶ丘では、大人を先生と呼んでいません、こどもも大人も「○○さん」と呼んでいます。

何故かというと、大人とこども、人と人は対等だという考えのもとです。大人は先に生まれただけ、年齢も役職も関係ありません、私達も子ども達から教えられること学ぶことはたくさんあります。

その気持ちも込め「先生ではなく」職員もお互いに呼んで欲しい呼び名で呼んでいます。私は「ゆっこさん」園長も「きょんちゃん」と、職員と子ども達もみんなが呼んでいます。

 

人と人は対等

 

人と人は、上下関係はなく対等です。

私達、法人塔ノ原福祉会・吉井学園の理念として「大人、こども障害の有無、病気の有無に関わらず、一個の人として尊ぶ」という思いがあります。

この理念の根底にあるのもすべての人は平等という思いです。お互いがその人がその人らしく生きる権利を尊ぶ。

動物に対しても同じ思いです、お世話をするのは飼育されているから人間が世話をしなければ生きていけません。だからお世話をする、命を尊重、大切にする。ただ、そっとして欲しい時は、動物の気持ちを尊重しながら見守っていく。年長児クラスさくら組が現在インコを飼育していますが、今後このようなことを徐々に感じて欲しいと思います。

人間も同じことではないでしょうか。

 

人として対等だからあなたの考えや思いを尊重します、何か答えを見つけなければいけない時には、対話で話をしましょう。お互いを尊重したら、何かしら答えは見つけられると思います。私達職員も対話で答えを見つけていく練習を現在繰り返ししています。

仕事のことは仕事上でのこと人格を否定するのではなくプロ意識を持ち、まずは子ども達のことを考えて言ってもらってありがとうという気持ちを持っていく。

 

 

 

錦ヶ丘の目指す保育

 

親なら誰しも子どもには、勉強好きな子になって欲しいと思うかもしれません、でも我が子が夢中になれることを好きなことを見つけられたら、それだけでその子は自分を解放できる世界を持ち、失敗や成功を繰り返し自分らしく生きられる心の柔軟さや逞しさをそこで見つけていくことでしょう。生きる為には、何より大切なことです。

好きなことを突き詰めていくとその後どのような興味・学びに変わるかは誰も予想できません。

これからの子ども達は、私達が生きている世の中より多様性な社会、VUCA時代(変動・不確実・曖昧)を生きていきます。

自分と違う考えの人や様々な国や違う文化に触れ受け入れていくことも当たり前の世の中になります。

自分の心がどれだけ柔軟で相手を尊重できるのか、そして自分の考えや思いを言葉で相手に伝えられるのかが大切になってくると思います。

自分を大切にできる人は相手も大切にできます、相手の話を傾聴すると自分の話も傾聴してもらえます。自分の意見を自分の言葉で伝えられると自分の人生を自信を持って生きていくことができます。

一人ひとりが自分の人生を自信を持って生きていける心の基盤を心の逞しさを十分に育てる保育をしていきたいです。

認定こども園錦ヶ丘プラス 副園長 中島由紀子

 

 

 

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