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2023.05.30
ブログ
ゆり組(2歳児) 初めての運動会
草花が芽吹き、風になびかせられながら園庭のこいのぼりが気持ちよさそうに泳いでいます。
子ども達もこいのぼりがあるこの時期は「こいのぼりおっきいね」「おうちにもあるよ」「おさかな美味しそう」と言った時にはクスッと笑えるこいのぼりにまつわるトークを繰り広げ、側にいる私たちもつい笑ってしまうほどです。
そんなこいのぼりももうすぐ見納め。また来年お目にかかれるのを子ども達と楽しみにしたいです。
さて、6月になると錦ヶ丘プラス+の運動会が行われます。
今年度も2歳児ゆり組は無理のない範囲で運動会に参加します。
行事の在り方の考え方の一つとして「行事は日常の延長線上にあるもの」と捉えています。運動会の種目を決める際も、「子ども達が主体であり、日常の保育の中で取り入れていることや子ども達が意欲を持って取り組めていること」をポイントに考えました。
担任同士で話し合いを重ね、日常的に取り組んでいる運動遊びを種目に取り入れることにしました。
競技名は名付けて
「Let’s Try サーキット!」
親子でフィールドに置かれた、3つの障害物をクリアしていきます。
①机の坂
片脚折り畳み、山型に設置された2台の机を登ったり、降りたりします。
普段の運動遊びでも子ども達が密集する程、人気!保育の中で取り入れる際も・友だちを押さない・立ち止まらない、といったルールを伝えながら行っています。
②段ボールのトンネル
同じ大きさの段ボールを縦と横置きに2箱設置し、くぐります。
自分の身体をイメージしながら、どちらならスムーズに通れるか、はたまた前に友だちがいる場合は、空いている方を選ぶべきか、思考力や判断力が問われます。
③段ボールの車
段ボールに入り、保護者の方に付属の紐で引っ張って頂きます。
普段はもう少し大きな段ボールに入って、友だちと場所や物の共有ができるようにしていますが、運動会仕様で少しアレンジしてみました。
紐を引く時にお子様の重みで成長を感じられるかもしれませんね。
上記の流れでゆり組の種目は親子で行われます。
決して競争ではなく、普段の保育の取り組みを運動会を通してお伝えできる場になればと思っております。
また普段は1人で取り組んでおり、それに慣れている子ども達は普段と違った表情や反応を示すかもしれません。それも大事な自己表現です。当日はお子様の様子を見て臨機応変に職員も対応致します。
今年度は運動会という行事を知る経験として、親子競技1種目です。他にも開会式の体操や、他のクラスの競技を見て頂いても構いません。無理のない範囲で、次年度を見越した経験を積んで頂けたらと思います。
おまけに…
開会式で踊る「めっちゃ元気体操」の練習も取り入れていますが、中盤にあるオバケのポーズが大好きなゆり組の子ども達。
「キャ〜!!!」と歓声を上げながらオバケポーズをするところも見所の一つです!
当日は大人も子どもも大いに楽しみましょう!どうぞよろしくお願いします。
文責:鈴木