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2023.01.05

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ビーズ遊び!「でった!」と喜ぶ子ども(1歳児うめ組)

先日、子どもたちが自分で好きな色のモールや紐を選んで、ビーズ遊びを行いました。

今回は、1歳児の子どもたちのビーズ遊びの様子をお伝えします。

 

【最近の子どもの姿】

・色や果物・野菜など物の名前に興味を持ち、知りたがる。名前を覚えて友達同士で話す。

・指先の細かな動きが出来るようになったことで数の木遊びに集中して取り組み、ピン刺し・ビーズ刺しを楽しんでいる。

【ねらい】

・ビーズを取る、通すことに集中して取り組み、指先の発達を培う。

・ビーズ遊びを通して、視覚でも達成感を味わう。好きな色合いを楽しむ。

【環境構成】

・一人一人がじっくり自分の遊びに集中出来るように、また、ビーズを誤飲、誤嚥する危険性を考え、大人が安全に見守れるよう少人数(4〜5人)ごとに活動を行いました。

・前回うめ組でビーズ遊びを行った際、「ヒモの方がビーズを通しやすい子ども」と「モールの方が通しやすい子ども」と、子どもによって様々でした。その姿から、今回もヒモとモールを用意しました。

 

【活動の様子】

最初に、大人が実際にヒモにビーズを通しながら、子どもたちに遊び方を伝えました。すると、ビーズが通った段階で遊び方を理解した子どもは「私もしたい!」と身体がうずうず。

ヒモが一色しかないのに対し、モールが様々な色があることから子どもたちは「ピンク」や「黄色」等、好きな色のモールを手に取り活動をスタートしました。

ヒモやモールの先を持ち、真剣な表情でビーズに通そうとする子どもたち。

 

写真を見て分かるように、ビーズを持った際に、指先や手でビーズ全体が覆われて見えづらくなります。

その為、私たち大人が、裁縫針に糸を通すことに苦戦し集中するように、子どもたちもビーズの穴に通すことが難しいようで活動中も、あと少しで入る「惜しい!」という場面が多々ありました。

そして、ついにビーズが通った際には「でった!(できた)」ととても嬉しそうな子どもや、両手を上げて喜ぶ子どもの姿も見られました。

ビーズを次々と通すこコツを掴んだ子どもは、どうやったらスムーズにビーズを通すことが出来るのかそれぞれが自分のよりしやすい遊び方を見つけていました。

子どもたちの指先の発達に合わせて、大人がヒモやモールを持って支えることで、子どもがビーズを通すことに集中でき活動をより一人一人が楽しむことが出来ました。

ビーズを通すだけでなく、自分で通したビーズを外して紙コップに戻すことも遊びとして楽しむ子どももいました。

その為、活動を満足して終えた際にヒモやモールが最初の状態になった子どももいます。

作品としては残りませんでしたが、その子どもがどのように活動を楽しんだのか…その過程が大切です。

今回、この活動で出来た作品はフェスティバルで展示しました。子どもたちによってヒモ、モールの長さも、ビーズの色の並び具合も違いが出ており面白い作品になりました。

当日は子ども達一人一人のエピソードも掲示しました。保護者の皆様にじっくり見て頂いたこと、嬉しく思います。(文責:松添)

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