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2022.07.20
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本日のメニュー⭐︎7/20
本日のメニューは”豚骨風煮””伝統野菜椀”おやつは、舟焼きでした。豚骨風煮には、一真の新鮮な豚肉を使用し、大根や筍.こんにゃくなどと煮込みました。とろりとした舌触りと大根や人参などの風味が、味噌味と溶け合い、美味しく仕上がりました。鹿児島では甘くすることは「おもてなし」の心を示すもので、大切な客の来訪の際のご馳走でもありました。麦味噌は、2、3年熟成させたものを使うと、麹の甘みに加え、旨味が強まり色も濃くなります。豚肉の脂と麦味噌でこってりとし、ご飯が進みました。
伝統野菜椀には、橋口農園の玉葱.ナスの他.絹ごし豆腐.小松菜を使用し、鰹節の出汁が効いた風味豊かな汁になりました。ナスが伝統野菜で、珍しいので子ども達にも紹介し、観たり触ったり観察してもらいました。
伝統野菜の定義は、鹿児島の人や風土とかかわりが強く,郷土の食文化を支えてきた野菜で,古く(おおむね昭和20年以前)から県内で栽培されてきた野菜を「かごしまの伝統野菜」といいます。橋口農園では、伝統野菜を育てることにも力を入れていて、私たちも給食に使う事で子ども達に伝えていきたいと思います。
皮がしっかりしていましたが、汁に入れると柔らかくとろっとして美味しいナスでした。
舟焼きは、黒糖の素朴な味のおやつです。切り口が板付け舟に似ているので、この名がついたと言われています。ふくれ菓子に似た味で、おかわりをしてよく食べていました。
鹿児島の郷土料理には、自分の暮らす地域で作られた食材を、出来るだけ簡単に美味しく作る先人たちの知恵と工夫が詰まっています。鹿児島の食文化を、少しでも次の世代へ繋げていけるよう給食でも取り組んでいきます。
今日の離乳食です。
文責:森