お知らせ
2022.06.06
ブログ
生き物との生き物との関わり~メダカの観察~ (5歳児 さくら組)
5月末に、さくら組の子どもたちとメダカの観察を行いました。日ごろから身近な生き物に興味関心が高く、昨年度からザリガニやアゲハチョウの幼虫等の飼育の経験を通して命の尊さやはかなさについて知り、小さな生き物を大切にしようとする気持ちが育っています。
観察をしよう!
メダカのオスとメスはどうやって違いは?卵はどうしたら孵化する?子どもたちとタブレットで調べて、じっくり観察しました。「オスは背中のヒレに切り込みがあって、お尻のヒレが四角だって」「これはメスだね!」など、友達と言葉のやり取りをしながら観察を楽しんでいました。 また「卵は数えたら10個あったよ!生まれるまで10日間だから・・・6月6日(日)・・」とみんなで生まれる日数も調べて、カレンダーで確認!子どもたちのワクワクが止まりません!
今後生き物との関わりでさらに大切にしたい事
① メダカのオス・メスの違いや生態をはじめ卵の観察をしたり調べたりする中で、身近な生き物の生態について深く知り自然の持つ偉大さに気づく。
② また、メダカの卵の成長の過程を観察し、生命の誕生と不思議さを感じ「なんでだろう」「どうしてだろう」という思考力や生き物の誕生と死を通して、今後どのように生き物と関わったらよいか考えようとする。
子どもたちとメダカの卵を観察や飼育を継続していく中で、生き物への不思議さやおもしろさを感じ、生き物だけでなく自然を大切にする豊かな心情が育まれることへ繋がるのではないでしょうか。
【10の姿】「自然との関わり・生命尊重」
”自然に触れて感動する体験を通して、自然の変化などを感じ取り、好奇心や探究心をもって考え言葉などで表現しながら、身近な事象への関心が高まるとともに、自然への愛情や畏敬の念をもつようになる。 また、身近な動植物に心を動かされる中で、生命の不思議さや尊さやに気づき、身近な動植物への接し方を考え、命あるものとしていたわり、大切にする気持ちをもって関わるようになる。” 引用:保育所保育指針解説p92/厚生労働省より抜粋
子どもたちの発見やつぶやきを丁寧に拾い上げ気持ちに共感し、不思議に思うことに対して一緒に考えていきたいです。 (文責:迫田)