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2021.09.21

ブログ

絵本の世界 ゆり組

ゆり組になり、早くも半年が経とうとしています。

最近では友達の存在に気づき、一緒に遊ぶ楽しさを味わうようになってきました。また、様々なものに興味を示すようになり、絵の具の色の変化を感じたり、散歩で見つけた草花の名前を知ろうとしたりなど4月に比べて子ども達の世界が広がってきたように感じます。

さて、今回は絵本についてです。

絵本は生まれて初めて出会う文化の一つといわれています。ページをめくるたび、子ども達は絵本の世界に入り込み、新しい言葉や、綺麗な絵を見て自分の世界を広げられるきっかけにもなるものにもなります。

ここではゆり組の大好きな絵本についてご紹介します。

「やさいさん」(作:tupera tupera 出版:学研プラス)


歌に合わせて、野菜が抜ける様子を楽しむ仕掛け絵本です。

歌のリズムを楽しみ、どんな野菜が出てくるのだろう!とワクワクの表情の子ども達。

繰り返し読んでいくにつれ、葉っぱの形を子ども達なりに意識していくようになりました。

散歩に行った日のこと。

畑に大きな葉っぱを見つけ、

「なんの葉っぱ!?」と興味津々の子ども達。

「さつまいもだよ」と伝えると、

絵本の歌を歌い始めました。

実際に畑のさつまいもを見て、絵本の世界と結びつく瞬間を味わうことで、子ども達にとって体験を通した学びが生まれたように感じました。

やさいさんに出てくる野菜は、

たまねぎ・じゃがいも・だいこん・にんじん

などなど。普段の給食に出てくるものばかりです。

「やさいさん」の絵本で野菜への興味が深まり、苦手な野菜でも「にんじんさん!」と言って嬉しそうに頬張る子も増えてきました。

ほかにも最近のお気に入り絵本はこちらです。

「ぐるぐるジュース」(作:矢野アケミ 出版:アリス館)

ぐるぐると実際に混ぜる仕草が楽しい絵本です。

 

「かぜ、びゅーん」(作:tupera tupera 出版:学研プラス)

風が吹き、帽子が取れたり仮面が取れたりと楽しい仕掛け絵本です。

 

「はらぺこあおむし」(作: エリック・カール 訳: もりひさし 出版:偕成社)

こちらペープサートです。

子ども達は歌を歌いながら楽しんでいます。

粘土を繋げ、”あおむし”を作る子もいます。

 

「わにわにのおふろ」(文:小風 さち  絵:山口 マオ 出版:福音館書店)

大型絵本ならではの大きな絵に子ども達も大興奮です。

 

ぜひ、ご家庭でも一緒に読んでみてください。

 

色々な言葉をどんどん吸収するゆり組の子ども達。

そんな子ども達には絵本を通して豊かな言葉や日本語の美しさなどを味わって欲しいと思います。

また、だいすきな大人の声でぬくもりを感じながら絵本を読み合い、より安心しながら絵本の世界に入りこんで欲しいとも思っています。

今後も子ども達がたくさんの絵本に出会えるように、たくさんの絵本を一緒に読んでいきたいです。

文責:田中

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