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2020.10.30

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フェスティバル通し練習

本日はフェスティバルの通し練習二回目でした。

通し練習では、ステージタイムに出る子ども達の練習を行っています。

今回は、衣装や小道具などより本番に近い形で行いました。

手作り衣装、手作りの小道具、自分たちで一から考えたシナリオの劇と、子ども達自身が考えた演目ばかりです。

大人が決めた演目、大人が決めた衣装ではない舞台発表に変わってから、何年か経ちます。日頃の生活でも子ども同士の話し合いを度々設けていることで、年々子ども達自身が考えた工夫を凝らした演目になってきているように思います。

 

ステージタイムの子どもたち

5歳、4歳になると去年のこともよく覚えているようで、「ファッションショーみたいな服(去年、園外保育でドレスづくりを見た経験から手作り衣装のファッションショーを行った子ども達がいました)を着てダンスを踊る」と決めた子がいたり、去年と同じくヒーローショーをすることに決めた子がいたりします。

よく覚えている、ということは経験の積み重ねが出来ているということ。去年よりもバージョンアップした演目になっています。

例えば、ヒーローショーでは、ただ戦うだけではお客さんもつまらない。本物のヒーローショーのように、悪役を作ろう!と子ども同士の話し合いで決まり、自ら進んで悪役を選んだ子もいます。4、5歳にして「他者から見て、自分達はどうか?」「どうしたら、よりよくなるか?」と考え、役割分担できる事に、私は非常に驚きました。

日頃から、「子ども主体」を考えて保育をしてきた職員の工夫と、子どもの成長力のすばらしさをひしひしと感じます。

 

通し練習後、職員で振り返りをしていると、4歳児クラスの子ども達が「大人から見ていてどうだったか」意見を聞きに来ました。

良かったところやアドバイスを伝えると、少し恥ずかしそうに、しかし嬉しそうにしていました。その姿を見ると、子ども達が当日を終えた時も「自分ってすごい!」と満足感を覚えられるよう、大人側もたくさんサポートしていきたい、と改めて思いました。

 

自分なりの表現が輝くフェスティバルに。

今年度のフェスティバルは、普段の遊びの中で生まれたお子様のささやかな表現や、好きな遊びに熱中する生き生きとした姿を皆様にお届けしたいという気持ちで、開催します。

お子様が日々の生活の中で感じたことや考えたことを、自分なりに表現できるよう工夫しました。そのため、ステージタイムという舞台発表だけではなく、子ども達の年齢や個性、得意なことを把握したうえで、参加型催し物や展示という手段を準備しています。

各クラスのフェスティバルの内容については、今後担任より動画でお伝え致します。どうぞお楽しみに。   櫻田

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