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2020.03.28

ブログ

お散歩リング うめ組

 

少人数での散歩を秋頃からしてきたうめ組、保育士と手をつなぎながら歩くことを繰り返し練習してきました。

〝自分の好きなところに行きたい″、〝自分のペースで歩きたい″と、好奇心旺盛な子どもたちを連れての散歩は、私達も気を引き締めながらの活動です。

一緒に歩くと楽しいけれども、道路は車がいて怖いんだということを伝えながら歩きます。

少人数での散歩を繰り返す中で少しずつ歩く事の楽しさを感じ、周りの風景を楽しみながら手を繋ぎ、歩幅を合わせて歩くことができるようになりました。

そして新たに挑戦したのが〝お散歩リング″です。

 

リングを持ちながらみんなで歩幅を合わせて歩くこのリングは、手繋ぎ歩きよりもかなり難易度が高く、誰かが早く歩いてもゆっくり歩いても、ドミノのように倒れてしまいます。

子どもたちの実態を見ながら、保育士同士話をし、歩くことが上手になっている今の子ども達の様子から、お散歩リングにチャレンジしてみる事にしました。

まずは保育室を使い、うめ組からさくら組までの散歩。

予想以上にみんな上手に歩けました。

誰ひとり止まることなく、友達を早く行って!と、押すことなく歩く様子は、成長を感じるものでした。

 

部屋での散歩の後は戸外へ、その後範囲を広げ、道路に出ての散歩となりました。

みんなで歩くことは〝合わせる″という体や心のコントロールが必要になります。そのため、お散歩リングでの散歩は、いつも以上に疲れた様子でした。

それも経験を重ねると共に散歩そのものを楽しめるようになり、今ではリングを出すと自分で輪を握り、ワクワクしている様子が見られます。

〝ひとり遊び″を十分に楽しんだ子ども達は、保育士に安心感を抱き、うめ組での生活をのびのびと楽しみました。そして友達の存在に気づき、それが少しずつ集団へとなっていく姿、今子どもたちの歩く姿を見ると色々な思いが広がります。

このたくましい背中を見守り、外の世界へと広がる興味を今後も見守っていきます。

一人ひとりが健やかに育ちますよう、想いと願いを込めて…

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