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2025.04.01

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5歳児 さくら組 卒園おめでとう!

はじめに

ついにさくら組の21名が、錦ヶ丘を卒園しました。運動会、フェスティバルなどの大きな行事をはじめさまざまな活動を子どもたちと一緒に話し合いながら作りあげてきた1年間。今回は、最後の3か月で話し合った事例を紹介し、話し合いを通しての子どもたちの成長をお伝えします。

話し合いの事例

①卒園式の曲決め

卒園式の曲は、卒園にあたって伝えたい思いを届けたいと思い、3日ほど話し合った末1曲に決めました。

最初は、曲を聴いて感じたことを伝え合いました。

「聴いているだけで感動する〜」

「家族のことを『宝物』って思ってるのがいい」

「ママとパパが泣いちゃうと思う」

 

次は、それらの曲を、自分たちが歌うことを想定して聴いてみることに。

「音が高くなって歌いにくいところがある」

「この曲は思ったよりスピード(テンポ)が早い!」

など、1曲1曲を真剣に聴き、口ずさみ、比較しながら伝え合いました。

 

自分たちも好き!歌いやすい!聴いている人たちも心地よい!などの要素が揃う曲が見つかり、納得して一つの曲に決めることができました。

歌詞の意味を大事にしながら心を込めて歌う曲は、卒園式で会場にいる人たちの心に響いていました。

②節分製作の話し合い

卒園式の練習の合間に節分製作の話し合いも進めました。話し合ううちに、おもしろそうな鬼退治ゲームのアイデアがたくさん出てきました。3グループに分かれて内容や準備物を決めることになりました。

 

自分たちの言葉で担任に説明し、ゲームの面白さがどこにあるかを教えてくれました。「もっとこうしてみたら?」という提案をすると、再びグループで話し合い、参加者みんなが楽しめるわかりやすいゲームとなっていきました。話し合い、製作にかけることのできる時間も6時間ほどと決まっていましたが、限られた時間の中で納得いくゲームを作ることができました。

当日の節分パーティーには、急遽ゆり組、きく組がくることに!小さい子が楽しめるようにと直前に役割分担やルールの変更について話し合いました。

 

試行錯誤したり新しいアイデアを取り入れたりしながら、繰り返し話し合うことを止めず決めていく過程を丁寧に踏みました。突然の予定変更にも柔軟に対応し、相手がどれだけ楽しめるかを考えて決めることができました。

③さよならパーティーのおやつ

 卒園前にしたい遊びや食べたいものを話し合いました。おやつもたくさんの種類が出ましたが、ダントツ人気でチョコバナナに決まりました。「給食室の調理器具を借りて焼いたり、蒸したりもできるよ?」と、他のおやつが作れることも提案しましたが、子どもたちの意思は変わりませんでした。

また、チョコレートを給食室が年に一度おやつバイキングの日に使用する際、食べていいかをアンケートで確認しています。どうしてもみんなで食べたい子どもたちは、自分たちから「ママにチョコレート食べていいか聞いたらいいよだって!」と家庭で交渉していました。チョコを付けることも食べることも楽しくて仕方がない様子の子どもたち。卒園前の特別なデザートとなりました。ダンスやゲームなども楽しみ忘れられないパーティーとなりました。

 

 

対等なパートナーシップのなかで育った姿

この1年間で、

・目の前の課題や問題に向き合い、「私はこう思うよ」と主体的に参加し粘り強く主張する姿

・友達と意見が違うことを受け入れ、最終決定時にお互いが納得できているかを大事にする姿

が多くの子にみられるようになりました。なかなか話し合いが進まない時も、考えることを止めたり投げ出すような雰囲気がありませんでした。

また、「議題で問われていること」を捉える力も定着してきたように感じます。

担任は助言もしますが、最終決定はできるだけ子どもたちができるように心がけました。「みんなはどう思う?」と問いながら一緒に悩み立ち止まって子どもたちの思いを受け止められるような環境作りを意識しました。

担任と子どもたち、子どもたち同士の安心して言い合える関係を土台に、最終的にはみんなで決定して実行することができていたと思います。

話し合い活動は、作品のように形には残りませんが、心も頭もたくさん動かしながら大きなことを実現した達成感として心に残っていると思います。

おわりに

この1年間、話し合いを中心にしながら様々な活動を進めできました。この先も人生で、先のこと、見えないことを恐れず、その瞬間を大事にして自分の意見を持ち続ける姿勢を大事にしてほしいからです。

友達や大人との対等な関係のなかで思いを伝え合い、納得解を得ながら実践し達成感を味わったさくら組の子どもたちは、小学校という新しい社会の一つの中でもともに過ごす人たちと自分たちの心地よい関係を作っていからと思います。

卒園しても、また楽しかった園生活を思い出して何事にもチャレンジしてね!卒演おめでとう!

 

文責:椎屋

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