お知らせ
2024.02.05
ブログ
たくさんのお正月あそび♫(もも組 4歳児)
正月休み明けに会う子どもたちの表情はキラキラしていて、「お船でおじいちゃん、おばあちゃんに会いに行った」「お年玉もらったんだ」と嬉しそうに報告してくれました。
昨年末から干支の絵本等“正月“に興味を持っていたことから“正月遊び“をたくさん取り入れました。
コマ回しや羽根つきでは、難しさから断念する姿もありましたがアフタースクールのお兄さん・お姉さんに丁寧に教えてもらい、伝承遊びの遊び方を知るいい機会となりました。
次に、お正月遊びの書き初めとすごろくについてお伝えします。
書き初め
新しい年になって頑張りたいことを文字で表現しました。
「サッカーが楽しいからもっと上手くなりたい」
「お手伝い頑張る!」
「文字をもっと上手く書けるようになりたい」
「書くことが難しい、、だから文字を書けるようになりたい」
文字への興味・関心が深まるこの時期だからこそ、とても意欲的に取り組んでいました。
一人ひとりがこれから始まる一年間に思いをはせて、自分の思いにあった言葉をじっくり考えながら文字で表すことができました。また、文字を書くことが苦手だった、、と自分の苦手なことに気づき改めて“自分のこと“について考え、目標に向けて努力をしようと思えるきっかけとなったのではないかと思います。
すごろく
すごろく活動では、止まるマスの内容を考える・正月のイラストを描くところから始まりました。すごろくづくりから培われた能力についてお伝えします。
思考力の芽生え
「ここのますは何を書こうかな〜」
「面白いのがいい!!」「お笑いをするとかは?」
「お正月は何したかな?」
「着物きたんだった!着物を着ている人を周りに書く」
「僕はなむなむにに行ったよ」
自分で考えたことを友達と共有し、そして友達が書いている姿を見て、様々なアイディアが浮かんでいました。
友達の様々な考えに触れる中で、自分と異なる考えがあることに気付き、自ら判断したり、考え直したりしながら新しい考えを生み出す喜びを味わうことができます。
自立心
すごろくでは文字や数字に触れることができます。
文字や数字を書くのが難しい時は、平仮名表や数字表を見たり、友達に教えてもらったりと周りの環境や友達を頼りながら自分の力で進めていました。
考えたり、工夫したりしながら諦めずにやり遂げることで達成感を味わい、自信をもって行動できるようになっていきます。
協同性
マスの内容を一緒に考えたり、サイコロの数字を教えてあげたりと、一緒に遊ぶ楽しさを改めて味わえていたように思います。
〈友達と手を握る〉マス
〈じゃんけんをする〉マス
〈ぎゅーっとする)マス
すごろくの活動を通して、自然と友達と関わりながら、互いの想いや考えを共有し、共通の目的の実現に向けて、考えたり工夫したり協力したりしながらやり遂げることができていました。
もも組で過ごすのもあと2ヶ月。子どもたちの頑張りたいこと・やりたいことが少しでも達成できるよう園生活の中で取り入れ、たくさんの経験を一緒に共有していきたいです。文責 関
参考文献:幼保連携認定こども園教育・保育要領解説