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2023.04.28

ブログ

さくらんぼ1(ひよこ)〜一人一人に寄り添う〜

今年度0,1歳児合同のさくらんぼ組が誕生し、月齢に合わせて3グループで活動を行なっています。その中で、1歳から1歳5ヶ月の6人の子どもたちがひよこグループとしてスタートしました。ほとんどが集団生活初めての子どもたち。はじめは表情が固かったり、涙が多く見られ、不安や緊張が伝わってきました。慣れない環境の中、保護者と離れて過ごすのですから当然です。子どもたちが安心して過ごすことができるような関わり方や環境づくりを意識しました。

 

子どもたちが安心して過ごすことができるために

私たち保育者は、子どもたちが安心して過ごせるよう抱っこやおんぶ、膝に座る等を通して1対1の関わりを持つようにしています。そうすることで「ここは自分の場所なんだな」「この人は信じても大丈夫だな」と思えるようになり、困った時に決まった保育者の方を見たり、手を伸ばして助けを求めてくれるようになります。また、友だちとのトラブルが起こった時や寂しくなり甘えたい時等には不安な気持ちを受容し、共感する言葉をかけながら接しています。4月前半は、新しい生活の疲れからか体調を崩すことも多く、なかなか全員が揃うことがありませんでしたが、4月後半になると少しずつ体力もついてきて、全員で過ごす日や活発に身体を動かす姿が増えてきました。

子どもたちの成長

4月当初は、食事が進まなかった子が手づかみやスプーンで意欲的に食べるようになりました。午睡は不安から泣いたり、入眠してもすぐ目が覚めていた子が側で体をさすることで安心し、まとまって眠れるようになりました。

また、朝のリトミックでは初めはこっこの友だちが行なっている姿を眺めているだけだった子が、少しずつ音楽を聞きながら体を揺らしたり、真似して足をあげたりする姿や、抱っこやおんぶじゃないと泣いていた子が、戸外では泣き止み、座って砂遊びをすることができるようになる姿があり、日々成長を感じています。

子どもたちの日々の成長に携わり、保護者の皆さまと喜びを共感できることを嬉しく思います。これからご家庭と連携し、子育てのサポートをしていけたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 文責:白澤

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