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2021.11.09

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ゆり組(2歳児)〜フェスティバルのみどころ〜

1113()はフェスティバルです。今回はリズム室で、うめ組(1歳児)と合同で展示を行います。

うめ組(1歳児)とは普段から合同で活動をすることがあり、最近では泣いている子に優しく声をかけたり、手を繋いで遊んだりとゆり組の子どもたちが少しずつ年下の子へ興味を持つようになってきました。

同じ活動でも年齢による違いはもちろん、一人ひとりの感じ方や表現の仕方により作品は違い、完成に至るまでの過程も違います。

どんな風に書いたのか、どんな思いで書いたのか。

想像しながら子ども達一人ひとりの表現を楽しんでいただきたいと思っております。

また、発達の段階についても作品と共に説明を添える予定です。ぜひぜひ、お読みいただければと思います。

 

今回のフェスティバルは、全て展示です。

これまで行ってきた

絵の具

紙粘土

自然物制作 が中心となります。

 

また、「うめゆり写真展」と題し、子ども達の日々の姿を切り取った写真展も行います。

とびきりの笑顔や活動に夢中になる姿、時には変顔も。子ども達の園での生活を覗き見してみてください。

 

作品展示について


絵の具と一括りにしていますが、子どもたちはこれまで画用紙やビニール、段ボールや自然物など様々な素材に手や筆を使って描いてきました。

段ボールへ筆をつける感触とビニールへの感触の違いはどんなものなのか。

「こっち(ビニールの方)が描きやすい!」とツルツルの感触に気付くようにもなりました。

何気ない絵の具の活動でも、素材の性質について、遊びながら知ることができる経験になったと思います。

実際に体験する中で、気付く・知る・学ぶ・考える…という経験は、小学校、中学校…大人になってからも、役立つことでしょう。

 

また、絵の具の感触が苦手な子に対しては、筆やスポンジから触ることに挑戦し、少しずつ感触を知ることで、最終的に手のひらでも感触を楽しめるようになっていきました。

そばにいる大人が「こうしなさい」と無理強いすることなく、ひとりひとりが楽しめるような工夫や声かけなどを行ってきたことも一役買っていると思います。

「楽しかった!」「おもしろい!」「満足した!」「もっとしたい!」という思い出は、子ども自身の好奇心や自己肯定感を育む手助けになります。保育園生活の中で育まれた、「興味を持つ心」「自分を認める気持ち」は、今後長い人生を生きていく上で、子ども達にとって大切なものとなるでしょう。

それぞれの作品もとても素晴らしいものですが、その完成された作品に至るまでに、このような過程や大人の願いもあります。

作品だけでなく過程も知り、成長をともに喜び合えるフェスティバル。

子ども達の表現の世界を是非お楽しみください。  

                       文責:田中

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