卒園おめでとう(5歳児年長)

先週、3月26日(土)に年長さくら組の卒園式を滞りなく、終えることができました。子ども達も緊張しながらも、自信に満ち溢れ堂々と舞台に立つ姿が目に焼きついています。

 

12月中旬辺りから卒園式の内容を話し合い、1月から少しずつ練習を重ねてきました。子ども達は卒園式で、保護者の皆様に『かっこいい姿を見てほしい』『できるようになったことを、みんなの前で発表したい』という気持ちが強かったこと、そして『感謝の気持ちを伝えたい』という思いがあったようです。

式順の中に【お別れの言葉】という卒園児からメッセージを送る場面があり、その内容を決める時も口々に『ありがとうって言いたいな~』という意見が多く、みんなで考え『ありがとう』の言葉と前向きな言葉を多く取り入れた内容にしました。

最後の合唱曲も、何曲か候補を上げみんなで聴いて選曲。最初は『この歌なら歌えるけど』という考えで、曲選びをしていた子ども達…

『歌える曲ではなく、卒園式の最後に友達みんなと歌いたいなぁと思う歌を考えてほしい』と伝えると、その意味を理解し再度選曲していました。そして決まったのが嵐さんの【ふるさと】

4分以上ある曲で歌いきるかな…覚えられるかな…と思い、歌詞を貼り出し1ヶ月間給食の時に毎回曲を流しました。『みんなで歌いたい』という気持ちの強さからでしょうか。全員、しっかりと1ヶ月間で覚えることができていました。子ども達の暗記力は素晴らしいですね。

2月からは実際に式の練習も始まり、子ども達の期待はどんどん高まっていきました。練習をするたびに参加してくれた職員に『今日は、私達何点だった?』と確認していました。職員もその場で良い点ともう少し改善した方がいい点と両方伝えてくれたので、子ども達にとってもそれが励みとなり『次の練習ではここを気をつけよう』『次は、もっとかっこよく!』など、1つ1つの練習を次に活かしながら、取り組めていたのを感じます。

今回の卒園式、本当は3月5日の予定でした。しかしながら諸事情により、延期を決定。子ども達にも、延期について正直に話をしました。最初は納得いかない子も数名いました。話し合いの中で全員が意見を述べることで、『みんなでできるなら別の日にしてもいいよ』『それで大丈夫だよ』『場所が変わっても、卒園式は同じだよね』と全員が延期に対して理解を示してくれました。

そんなこんなで、卒園式当日を迎えた子ども達。その日は【春の嵐】で土砂降り。『この雨、大丈夫なのか…』と私自身が不安になり気持ちが滅入りそうな朝でしたが、そんな気持ちを吹き飛ばしてくれたのは子ども達のキラキラした表情でした。土砂降りの中、普段とは違うお洒落な装いで登園。嬉しさいっぱいの様子になんだかホッとしました。嬉しさの中にも、いつもと違う雰囲気に子ども達も緊張は隠せないようで、『あ~緊張する~~』と何度も言葉にしていました。

しかし、式が始まるとそんな緊張もどこへやら。全員、堂々とした態度で舞台に立つことができていました。積み重ねてきた練習以上の姿を見せてくれ、私は言葉が出ませんでした。誰よりもガチガチに緊張していたのは私だったことでしょう。卒園式を通して、積み重ねた経験を形にしていく力・本番での発揮力、子どもが成長していくためのパワーの凄さを痛感しました。

最後に、卒園式を撮影にきてくださったカメラマンさん(堂園photoworksさん)が素敵なことを教えてくれました。『卒園式、大雨だったけど鹿児島ではあの天気を【島津雨】と言って、吉兆の前触れという意味があるんですよ』と。きっと、小学校へ元気に旅立つ子ども達を応援してくれている祝福の雨だったのだと思います。

 

さくら組の皆さん、ご卒園 おめでとうございます。

皆さんの新しい旅立ちを心から応援しています。  (文責:中江)

本日のメニュー☆3/30

本日のメニューは”竹輪の磯辺焼き””じゃが芋の梅肉和え””キャベツの味噌汁”でした。

竹輪の磯辺焼きは、竹輪を水で溶いた地粉と青のりにくぐらせ焼きました。青のりのいい香りが広がり、美味しく仕上がりました。

じゃが芋の梅肉和えは、橋口農園さんのじゃが芋を使用しました。ほくほくしていて、甘く美味しいじゃが芋でした。梅干しを細かくたたき、三つ葉と韓国のりと調味料(薄口醤油・ごま油)をあわせました。三つ葉は少し癖があると思いますが、今回の和え物は、食べやすく子どもたちもたくさん食べてくれました。

キャベツの味噌汁には、橋口農園さんのキャベツや人参、新玉葱とカットわかめを使用しました。橋口農園さんの野菜をふんだんに使用し、旨味と甘みが詰まった美味しいお汁でした!

おやつは”黒ゴマきな粉サンド”でした。

さくら組は最後の給食でした。その様子をおやつ時間に見に行きました。カメラを向けるとにっこりと「写真撮ってー!」と言いに来てくれました。さくら組の子たちは、給食の変化によく気づいてくれていました。その様子を見ていて、給食室みんなで驚いていました。給食室から一番近いさくら組は、よく教室から給食室を覗いてくれていました。その姿がとても可愛らしく、クッキングなどでもよくお手伝いをしていたのがとても印象深いです。珍しい食材にたくさん触れ、たくさん食べ、そして担任がよくその日の給食について説明をしていたので、それもあり、子どもたちは”食”に興味をもってくれたんだと思います。小学生になると給食でもっといろんな料理に出会うと思います。にしっきこのさくら組の子たちならたくさん食べてくれると思います。

さくらぐみのみなさん!たのしくたべてたくさんたべて、げんきなさくらぐみさんでいてくださいね!きゅうしょくしつみんなでおうえんしています!

 

今年度の給食は本日で最後でした。

ほぼ毎日給食についてブログの発信をしてきました。一人でもこのブログを楽しみにしてくださっていた方がいたら嬉しく思います。錦ヶ丘の給食は、厳選した食材を使用し、子どもたちの将来のことも考えて、作っています。この一年”食”についてたくさん勉強し学びました。それは、全て子どもたちの為です。来年度も錦ヶ丘らしい給食を提供していきたいと思います。子どもたちの美味しい!の声が私たち給食室の励みです。来年度もその言葉をたくさん聞けるよう頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

文責 大西

卒園児交流

2/19()に予定していた卒園児交流。

鹿児島県にまん延防止措置が適用されたことを受け、直接集まることは難しかったので、zoomで交流時間を設けました。

 

参加者は、卒園を間近に控えたさくら組(年長児)の子ども達と小学一年生の卒園児たちです。

画面越しに顔を合わせると、嬉しさや喜び、恥ずかしさなど様々な感情から「わー!!」と歓声があがったり、名前を呼び合ったり、気持ちが高まっていました。

 

質問タイム

事前に年長児全員で考えた小学生への質問を、順番に聞きました。

・何時ごろ学校は終わるのか 

・延長保育はあるか

・児童クラブはどんな部屋か

1時間目の授業はなにか

・算数はどんな勉強をするか

・休み時間はどれくらいあるのか

・お友達はできたか

・好きな給食はなにか

 

卒園児たちが、ひとつひとつ丁寧に教えてくれたことで、小学校生活について知ることができたようです。

また、「友達がたくさんできたよ」という返事には安心した様子も見られました。

終わってからさくら組の子どもたちと振り返りをすると、1番に聞こえたのは「たのしかった」という声。

他には、「給食でチョコケーキやいちごクレープが出るのはびっくりした!!」「お友達が沢山出来た話もっと聞きたい!」などの声から、限られた短い時間に詰め込まれた楽しさが伝わってきました。

小学生との交流を通して、就学への関心と期待が高まったように感じます。

 

 

 

 

 

 

 

直接会うことはできませんでしたが、画面越しに元気な姿を見て、話すことができて私自身も嬉しかったです。懐かしい気分にもなりました。

早くまた、みんなで会える日が来ますように…。

文責:市来

本日のメニュー⭐︎3/29

本日のメニューは”切干大根の卵焼き””うどと豚肉の味噌炒め””けんちん汁”でした。

切干大根大根の卵焼きには、ヤブサメファームさんの新鮮な卵と切干大根.干し椎茸.ニラ.鶏ひき肉が入りました。まず卵の中に入る具材を炒めてから、深い鉄板にクッキングシートを敷き具材を入れ、きび糖.みりん.塩.薄口醤油で味をつけた卵を流し、スチコンで調理しました。切干大根や椎茸の出汁が効いた美味しい卵焼きが出来ました。

卵の旬は2月から4月です。旬の感覚は希薄ですが、鶏の産卵量が減る冬から春にかけては卵が母体内で成熟される期間が長くなるため、栄養価が高くて美味しいそうです。ただし、これは有精卵の場合のみです。

ヤブサメファームさんの卵は、有精卵になります。野菜も沢山入りましたが、子どもたちにも好評でした。

うどと豚肉の味噌炒めには、うどと橋口農園さんの有機無農薬栽培の深葱、一真さんのジューシーな豚肉を使用しました。

豚肉.うど.深葱を米油で炒め、きび糖.酒.みりん.味噌で味をつけました。うどは、多年草の山菜の一種です。シャキシャキとした食感が特徴的で、炒め物や和え物、サラダ、煮物、味噌汁の具材などとして使用されています。その独特の食感は、他のものでは代用がきかないとして親しまれています。

珍しい食材なので子どもたちに紹介して、調理前に直接触ったり、匂いを嗅いだりしてもらいました。みんな興味津々でした。

けんちん汁は、ごぼう.豆腐.油揚げ.小葱と橋口農園さんの大根.人参.深葱を使用しました。

ごぼうはあくを旨みに変える蒸し煮をしてから、出汁で煮込みました。ひと手間加えることで、汁に深みが出て美味しいけんちん汁に仕上がりました。

今日は、雨が降り室内で過ごしていましたが、給食で少しでも春を感じてもらえたら嬉しいです。綺麗に咲いた桜が雨で散ってしまうのが、残念です。明日は晴れますように…

文責:森

 

 

 

 

うめ組(1歳児クラス)の一年間

 うめ組(1歳児クラス)で過ごす最後の1ヶ月となりました。

初めは、友達との関わりが分からず、言葉にできないもどかしさから友達を噛んで自分の思いを伝える姿(成長する過程にてみられる行動です)がありました。しかし今では友達が涙していたらヨシヨシと優しく撫でたり、「なんで泣いてるの?」と話しかけたりと寄り添う姿が多く見られるようになりました。

また、活動中、各々で遊んでいた子どもたちが、最近は友達の存在を気にしながら「Aちゃんどこ?」と大人に問いかけたり、2人乗りの三輪車に一緒に乗ったり、押してあげたりなど、人と関わりながら遊ぶ楽しさを少しずつ知ることができた一年になったと思います。

 

 

 

成長した子どもたちの様子を一部お伝えします。

① 雲梯にぶら下がることができたYちゃん。その様子を見ていたAちゃんは自分も挑戦したい!という意欲へと繋がっていきました。実際に挑戦するも難しく…。その様子を見て、Yちゃんが体を支えて援助してくれました。

Aちゃんにもこの喜びを感じてもらいたい!というYちゃんの気持ちの優しさと、Aちゃんのできた!という達成感から自信へと繋がることができたことに2人の大きな成長を感じました。

 

② ボールが大好きなRくん。たんぽぽ組(0歳児)の頃から、お兄ちゃんお姉ちゃんがボールで遊んでいる様子をドア越しに眺める姿がありました。1歳になった初めの頃は、ボールを持つだけで満足していたRくんでしたが、今では足で蹴りながら前に進んだり、友達とパスをし合うなど、自分が思うように体を動かすことの楽しさを存分に味わっています。そして、自然と友達と遊ぶ楽しさも知ることができていきました。その様子を見て、友達もボールに興味を示し蹴ったり投げ合ったりと、友達との関わりが多く見られるようになりました。

 

保育所保育指針による「人間関係」では、保育士や友だちとの信頼関係を基盤として、人との関わり方を身につけ、自律心を養うことをねらいとしています。

一年を通して、子どもたちは人との関わりの中で喜びや悲しみを知り、時には共感しながら相手の立場になって考えられることが、できるようになりました。
 

 これからも、まだまだ沢山の成長がある中、その一瞬一瞬の成長に携わり、支えていけることを嬉しく思います。来月からはゆり組(2歳児)へと進級。今では沢山の言葉を発することを楽しんでいるうめ組の子どもたちが、どのようなお兄ちゃんお姉ちゃんになるのか私たち職員もとても楽しみです。今後も保護者の皆様と一緒に子どもたちの成長を感じていけたらと思います。
 

1年間、沢山のご協力ありがとうございました。文責 関

 

 

本日のメニュー⭐︎3/28

本日のメニューは”ハニーマスタードチキン””アスパラサラダ””レタススープ”でした。

ハニーマスタードチキンは、醤油・白ワイン・つぶマスタード・はちみつ・塩こしょうに漬けて焼きました。ご家庭で調理するときは、これらの調味料を合わせておいたものを、チキンをカリカリに焼きながら最後に加え、チキンに絡まるように仕上げます。とても美味しいので是非お試しください!

 

アスパラサラダは、アスパラとレッドキャベツ、しめじ、ブロッコリーを使用しました。他にも、ツナやマカロニを加え、彩りが綺麗なサラダになりました。国産レモン果汁、ガーリック、粉チーズ、オリーブオイルなどでドレッシングを作り、さっぱりと美味しいサラダで好評でした!

レタススープには、たっぷりのレタスを使用しました。ベーコンなどから旨味がギュッとでていました。

文責 大西

本日のメニュー☆3/25

本日のメニューは”豚カツ””温野菜””豆苗のみそ汁”でした。

豚カツは国産の小麦粉とヤブサメファームの卵、そしてパン粉をつけて1枚1枚丁寧に揚げました。一真から納品した豚肉はとても分厚くてボリューミーがありました。

サクサクで美味しい豚カツに揚がりました!子どもたちも喜んでくれて、おかわりにたくさん来てくれました。

温野菜は、橋口農園の人参とキャベツを使用しました。

塩で味付けをしただけでしたが、野菜が甘く、シンプルな味付けにしたことで野菜本来の美味しさがいかされました。

 

おやつは”玉ねぎとツナのパンケーキ”でした。

液体(豆乳・水・きび糖)とホットケーキミックスを混ぜたところに、炒めた玉ねぎとツナを一緒に加えました。粉チーズも加えたことで、いつものおやつよりも塩っけのある仕上がりになりました。パセリを上からふることで彩りも綺麗になりました。今回このおやつを食べたのは未満児クラス(0~2歳児)でした。以上児クラス(3~5歳児)には、非常用のうどんを提供しました。

給食室でお湯を加えてから提供しました。熱いので職員に「注意してね」と声をかけてもらいました。非常時のときはお湯をすぐには使える状況ではないと思います。ですので、給食室でお湯ではなく水でもどしてみました。初めの30分ほどは一向に出来上がる気配がありませんでしたが、1時間ほどたつとしっかりと食べられる状態になっていました!少し油のようなものが固まっているところがいくつかありましたが、美味しく出来ていました。今日のこの機会が”もしも”のときに役に立つと思います。

文責 大西

本日のメニュー⭐︎3/24

本日のメニューは”蒸し魚の豆乳オーロラソース””ベイクドポテト””春野菜スープ”でした。

蒸し魚の豆乳オーロラソースは、山口水産から納品した鯛を使用しました。鯛は、塩こしょうをして蒸しました。そして、玉葱と人参をバターで炒め、小麦粉をいれたら、トマトピューレとケチャップで伸ばし、手作りの豆乳マヨネーズと合わせたオーロラソースを作りました。鯛がふっくらとしていて、まろやかなオーロラソースとの相性抜群でした!

ベイクドポテトは、橋口農園さんのじゃがいもを使用しました。塩を振り、しっかりと焼き色がつくまで焼いたら、パセリをかけました。ホクホクと甘く美味しいじゃがいもで、人気の一品でした。

春野菜のスープは、もともとカリフラワーが入る予定でしたが、にこにこ畑さんでブロッコリーとロマネスコがたくさん収穫されたそうなので、そちらを使用させていただきました。その他にも南州農場さんのハムや橋口農園さんの人参や玉葱も使用しました。無農薬野菜をふんだんと使い、ハムの出汁もでた、贅沢な美味しいスープでした。

 

おやつは”きな粉がけプリン”でした。

新しスチームコンベクションになってから、初めてのプリン作りでした。前のスチームコンベクションは、温度の調節が出来ず、作るのがとても難しかったです。ですが、新しいスチームコンベクションはしっかりと温度設定もでき、そのおかげで綺麗なプリンが仕上がりました!少し甘さ控えめになり、その分ヤブサメファームの卵の味が活かされました!子どもたちの大好きなきな粉をたっぷりとかけ提供し、大成功のおやつでした!

文責 大西

本日のメニュー☆3/23

本日のメニューは”鶏肉の治部煮風”菜の花のツナごま和え”若竹汁”でした。

鶏肉の治部煮の治部煮は、鶏肉に小麦粉をまぶして焼いてから煮る料理のことをいいます。石川県の郷土料理で、調理する時に「じぶじぶ」と音が出ることが名前の由来となっています。かつお節と昆布でとった出汁に醤油(濃口醬油、薄口醬油)・きび糖・みりん・酒・塩を加え味をととのえました。それを一度火にかけ、片栗粉をつけた鶏肉と干しシイタケをいれ煮込みました。今回は小麦粉ではなく片栗粉を使用しました。片栗粉で出汁がトロッと餡になり、干しシイタケの旨味がギュっと詰まっていました。鶏肉が柔らかくなり、美味しい煮物になりました。

小松菜を使用する予定でしたが、今回は橋口農園さんのほうれん草(無農薬野菜)を代わりに使用しました。一度スチームコンベクションにかけてから、最後にほうれん草を加えることで彩りもきれいな仕上がりでした。

菜の花のツナごま和えは、にこにこ畑さんの菜の花を使用しました。

小松菜などの菜の花を持って来てくだました。とても元気で美味しい菜の花でした。白菜や小松菜などの野菜はトウがたってとても美味しいそうです。

ツナや手作り豆乳マヨネーズと合わせることで食べやすくなり、橋口農園さんの人参と相性抜群でした!

若竹汁には、筍の他にかまぼことわかめを使用しました。お汁もかつお節と昆布で出汁をとりました。筍が甘く、またかまぼこの旨味もでていて、食べやすく優しい味の美味しいお汁になりました。

文責 大西

 

本日のメニュー⭐︎3/22

本日のメニューは鹿児島の日で、”焼きししゃも””いーあげ””さつま汁”でした。

焼きししゃもは、山口水産から届いた新鮮なししゃもを焼きました。頭や、尻尾、骨まで一緒に頂くことで栄養もしっかり摂取出来ました。

いーあげには、豆腐.きくらげ.干し椎茸.玉葱.人参.さやいんげん.卵が入りました。豆腐を水切りして、千切りにした、玉葱.椎茸.きくらげ.人参を柔らかくなるまで炒め、きび糖や醤油.塩で味をつけ、最後に卵を入れ、彩りにいんげんを加えました。いーあげは、鹿児島弁で炒り上げることで調理法が料理名に付けられたものです。がねや、げたんはは、料理の見た目から名前が付けられたそうです。

さつま汁には、一真さんの鶏肉.里芋.人参.大根.ごぼう.こんにゃく.油揚げ.小葱.生姜が入りました。江戸期の薩摩で盛んだった薩摩鶏の闘鶏で負けた鶏をつぶして汁にしたのが由来といわれています。鶏肉の旨味、野菜の甘みが沢山入って美味しい汁に仕上がりました。

おやつは、ふくれ菓子でした。黒砂糖.小麦粉.重曹.酢.水などの材料で作る、最もポプュラーな郷土菓子です。膨張剤として重曹を使っているため蒸し上がると2倍以上によく膨れるため、この名が付いたそうです。

いつの時代も愛されてきた薩摩のお菓子は、子どもたちにも大人気でした。まだまだ鹿児島には美味しい食材や料理があるので、給食で提供することで次の世代にも繋がることを願っています。

文責:森

 

 

本日のメニュー☆3/18

本日のメニューは”手作りナン””キーマカレー””フルーツポンチ”でした。

手作りナンは、国産の強力粉と薄力粉を3㎏ずつ、合計6㎏を使用して仕込みました。

小麦粉ときび糖、食塩、ドライイーストを混ぜ、ぬるま湯で生地を手でまとめてからもちこね機でこね、さらにバターを加えました。

仕込んだ生地を1つ1つ伸ばして焼きました。焼きすぎないように注意しながら、ナン特有の分厚さを残すのに苦戦しました。ですが、うまく綺麗に焼けて、あのよく見るナンが仕上がりました!子どもたちも喜んでくれて安心しました。

子どもたちの食べやすいように小さいナンから、おかわり用に大きいナンまでいろんなサイズのナンを作りました。時間との戦いでしたが、無事たくさんのナンを作ることが出来ました。

今回はキーマカレーをこども園で作ってもらい、フルーツポンチは両園分を仮園舎で作りました。仮園舎になり保育園に回転釜がないので新しい園舎になるまでは、こども園に今まで以上に協力してもらい給食を提供していきます。

雨の中こども園へ運ぶのも運んでくるのも大変でした。ですが、職員も手伝ってくれ助かりました。これからもっと今回のようなことが増えていくと思いますので、工夫をしながら、職員にも助けを求めながら試行錯誤していこうと思います。

 

おやつは”和風スコーン”でした。

軽く溶かしたバターにきび糖・豆乳という順番で加え混ぜ、液体を作っておきます。そこへホットケーキミックスと抹茶を混ぜておいた粉をいれざっくりと混ぜていきます。園で使用するホットケーキミックスは、国産小麦を使用しており、砂糖不使用で着色料・乳化剤も使用していない厳選したものです。粉っぽさがなくなったら甘納豆をいれ焼きました。しっとりとしたスコーンになり、程よい甘さのおやつに仕上がりました。

文責 大西

本日のメニュー☆3/17

本日のメニューは”魚の酒味噌焼き””キャベツと竹輪の煮びたし””あおさ汁”でした。

魚の甘酒味噌焼きは、甘酒・白みそ・きび糖・すりおろし生姜に浸けこんでから焼きました。白みそを使用したことでまろやかになり、優しい味の味噌焼きになりました。甘酒や白みそにもこだわり、甘酒は国産米を使用していてもち米の入った無加糖のもの、白みそは国産米を100%使用し無添加のものを納品しました。

キャベツと竹輪の煮びたしは、橋口農園のキャベツと人参を使用しました。

竹輪も使用することでいいアクセントになり、野菜の甘みとかつお節・昆布の出汁の旨味でやさしい味に仕上がり、パクパク食べられました。

あおさ汁もかつお節と昆布でいちから出汁をとりました。玉ねぎや豆腐、あおさだけのシンプルな汁ですが、出汁がきいてあおさの良い香りを楽しめるお汁になりました。

出汁をとったかつお節と昆布は、余すことなくふりかけにしました。みりんと醤油を1:1で味付けをしています。このふりかけが人気で、ふりかけをだした日はご飯のおかわりにたくさん来てくれます。今日もしっかり食べてくれて安心しました。

文責 大西

本日のメニュー⭐︎3/16

本日のメニューは”中華風炊き込みご飯””チョレギサラダ””水餃子スープ”でした。

中華風炊き込みご飯には、一真さんの焼き豚.干し椎茸と、橋口農園さんの有機無農薬栽培の人参が入りました。小さくみじん切りにして濃口醤油.みりん.オイスターソース.中華だし.きび糖.ごま油で炊き込みました。焼き豚のコクや、人参の甘みと出汁がきいて美味しいご飯に仕上がりました。

チョレギサラダは、橋口農園さんのキャベツの他、わかめ.キュウリ.もやしが入りました。

チョレギとは、韓国料理のひとつである浅漬けのキムチのこと。ただし、韓国では一般的に浅漬けのキムチのことをチョレギではなく、コッチョリと呼びます。チョレギは韓国の慶尚道(キョンサンドウ)の方言で、この地方のみで使われている言葉なのです。コッチョリが訛って、チェレギやチョレギと呼ばれるようになりました。今では韓国でも知らない人の方が多く、あまり通じない言葉のようです。

サラダは、春キャベツが甘くあっさりして、炊き込みご飯とスープにぴったりでした。

水餃子スープは、ゆうかり学園さんの餃子と、チンゲン菜.榎茸.橋口農園さんの深葱が入りました。

深葱は煮込むことで甘みが増し、餃子との相性も良く大人気でした。

最近、昼間の気温が高く暑いので、スープやお茶を多めに作り、水分をしっかり摂取できるようにしたいです。

文責:森

 

 

本日のメニュー⭐︎3/14.15

3/14のメニューは”ひまわり工房のバケット””豆乳シチュー””海藻と押し麦の梅酢サラダ”でした。

ひまわり工房のバケットはとても大きくふわふわとしていました。卵を使用していないので卵アレルギーの子も安心して食べることができました。ひまわり工房は、国産小麦を使用し、自家製の天然酵母からパンを手作りしていていらっしゃいます。

仮園舎には回転釜がついていないので、豆乳シチューはこども園と一緒に作りました。野菜をスチームにかけてからこども園に運んだり、出来上がったシチューをこども園まで取りに行ったりと、バタバタの1日でした。ですが、野菜が沢山入ってベーコンや鶏肉の旨味がぎゃっと詰まった美味しいシチューに仕上がり人気のメニューでとても安心し、頑張って良かったと安堵しました。

 

 

3/15のメニューは”魚の千草焼き””揚げない大学芋””なめこのみそ汁”でした。

魚の千草焼きは、山口水産から納品した鯛を使用しました。そして野菜は、絹さや・玉葱・椎茸・橋口農園の人参を使用しました。手作りの豆乳マヨネーズと野菜を合わせて、鯛の上にのせしっかり焼きました。優しい味に仕上がり、野菜の甘さが引き立つ一品でした。

揚げない大学芋は、蒸したさつま芋にみりん・醤油・きび糖・水を火にかけとろみをつけたものを絡めました。そして、はちみつと黒胡麻を加え、美味しい大学芋になりました。

そして、おやつは”手作りピザ”でした。

 

生地を朝から仕込みました。今日はとても暖かかったのでよく発酵しました!

発酵した生地を伸ばし、手作りのトマトソースとオリーブオイル、そしてピーマン・玉葱、南州農場のベーコンとハムをのせたっぷりチーズをかけて焼きました。

とてもふっくらと焼き上がり、ボリューム満点の美味しいピザに仕上がりました!とても綺麗に仕上がったので給食室がチームもテンションが上がりました!!

いつもは切って提供しますが、今日はせっかくの手作りピザで大きいものが出来たので、この状態で提供し、子どもたちの食べやすいサイズに職員に切ってもらいました。さくら組の子たちは、ここが具がたくさんある〜、けどここの端っこの部分の方が大きい〜、などどの部分を食べるかで楽しんでくれていたそうです。うめ組の子たちは、ピザをみて、拍手が起こったそうです!

それを聞いて、このまま提供して良かったなと思いました。子どもたちが楽しんでくれてよかったです!

 

文責 大西

仮園舎での生活スタート

3月7日より仮園舎での生活が始まりました。

まふぃんやこども園の職員の皆さんにもお手伝い頂き、6日に職員で引越しを行いました。どうにか子ども達が過ごせる室内に整えたものの、一体どうなることかと内心どきどきでしたが…

「トイレひろーい」

「たくさん入っても大丈夫だねー」

「お部屋広いねー」

と楽しそうに見て回り、案外落ち着いて過ごす子ども達でした。

部屋が変わったとはいえ、いつもと一緒の大人・お友だち…という顔ぶれから、不安に思うことはなかったようです。

一方大人は、危険な個所はないか、子ども達が動きやすい物の置き方など色々考えながら過ごす一週間でした。

 

認定こども園錦ヶ丘のはらぺこあおむしという保護者サークルの皆様から、絵を頂きました。

早速壁に貼って、子ども達がわくわくしながら仮園舎に来れるようにしています。

とら!しまうま!と、大人気です。

 

保育園の園庭にも工事車両が入り、園舎解体スタートです。そのため、お隣の認定こども園錦ヶ丘の園庭まで遊びに行っています。

保育園の園庭よりも死角が多いので、事前に、こども園の職員の皆さんに見守りのコツなどをお聞きしました。

起伏が多く歩きごたえのある園庭なので、チャレンジ精神がくすぐられるのか、目を輝かせて過ごしています。

仮園舎自体の園庭は、現在整備中です。自転車や縄跳び、日向ぼっこ、泥団子作りなどが出来る場所にしたいと、少しずつ用意しています。

 

また、3月10日(木)に新園舎の起工式を行いました。さくら組(5歳児クラス)の子ども達も参加しました。

事前に保育者から意味を伝えると、吉野寺のご住職の表白を聴く姿は真剣そのもの。

合掌しながら、どんなことを考えていたのかな? 姿勢正しくきりっとした顔で参加する子ども達を見ていると、冬から始めた硬筆や卒園式の練習、日々の話し合いが活きているのだと思います。小学校生活も充実して過ごせるだろうと、頼もしく感じました。

なんでろうそくが赤いのかな?と疑問を話す子もおり、貴重な体験でした。

今後、工事の様子を定期的に職員も子どもも見に行きたいと思います。

 

文責:櫻田

本日のメニュー⭐︎3/10

本日のメニューは”ゆかりご飯””チキンのカリカリ焼き””大根のきんぴら””ブロッコリーの塩昆布和え”を、ランチボックスに詰めて提供しました。

チキンのカリカリ焼きは、鶏肉に塩こしょうをして、豆乳マヨネーズとマッシュポテトを混ぜたものをのせて焼きました。鶏肉がふっくらとしてジューシーなり、マッシュポテトがカリッとして焼けて美味しく仕上がりました。

大根のきんぴらには、橋口農園さんの有機無農薬栽培の大根と人参が入りました。

大根と人参の旨味がたっぷりのきんぴらは、ご飯がすすむ一品になりました。

ブロッコリーの塩昆布和えは、ブロッコリーをさっとスチームコンベクションにかけて、塩昆布と胡麻油、塩で和えました。今日は、ランチボックスに詰めて提供し、ピクニック気分で楽しい給食になりました。

おやつは、ブラックディアマンクッキーでした。黒砂糖が入ったクッキーで、ディアマンとはフランス語でダイヤモンドという意味です。クッキーの周りにつけた、きび糖がダイヤモンドのようにキラキラしていることから、そう名付けられたそうです。クッキーの生地にヤブサメファームさんの卵を使用しました。10個中、4個が双子の卵でした。ヤブサメファームさんは、美味しい卵は鶏の健康からと、食事と運動とストレスの管理を大切に、化学薬品に一切頼らずエサ.水.環境にこだわり健康な地鶏を育てています。やさしい自然の色で黄身と白身ともにあっさりした本来の卵の味です。新鮮な卵が入り、美味しいクッキーに仕上がりました。

文責:森

 

 

 

本日のメニュー☆3/9

本日のメニューは”栄養きんぴら””春菊のみそ汁”でした。

今回は、橋口農園の深ネギと人参をみそ汁と栄養きんぴらに使用しました。みずみずしく甘い深ネギと人参でした。

栄養きんぴらは錦ヶ丘の定番メニューです。子どもたちも職員も栄養きんぴらの日は「やった!栄養きんぴらの日だ!」と喜んでくれるほどです。私も初めて栄養きんぴらを食べたときは、美味しさに驚いたのを覚えています。作り方がクックパッドのにしきキッチンに記載されているのでぜひお試しください!→栄養きんぴら

いつも大きい回転釜で作っていましたが、仮園舎に移動してから回転釜がなく、初めてスチームコンベクションで作りました。スチームコンベクションの方が手軽にできると聞いていましたが、今までずっと回転釜で作っていたので相談し合いながらの作業でした。人参は先にスチームにかけて蒸したり、調味料も一つ一つのホテルパンにいれ調整をしたりしながら…どうすれば今まで通りの栄養きんぴらを作れるのか栄養士3人で手探りでした。いつもの提供時間より少しオーバーしてしまいましたが、美味しい栄養きんぴらが仕上がりホッとしました。スチームコンベクションで作ると回転釜のときよりも野菜の色が残って、見た目も綺麗でした。いつもの栄養きんぴらと少し違うと気づいた職員もいましたが、みんな美味しかったと言ってくれたので安心しました。後は、私たちが新しいスチームコンベクションと仲良くなるだけです!!

今まで定番でよく作っていたメニューが、いつも通り作れなくなり大変だと思います。ですが、こんなときこそ楽しみながら協力して美味しい給食を提供できれば、と思います!これからの給食室チームを見守っていてくださると嬉しいです。よろしくお願いします!

文責 大西

 

本日のメニュー⭐︎3/8

本日のメニューは”ひじき入りハンバーグ””さいころサラダ””とろろ汁”でした。

ひじき入りハンバーグのひじきは、薄口醤油とみりんで煮ました。玉葱は、スチームコンベクションで赤くなるまで焼き、合い挽き肉にパン粉や酒を入れこねました。肉々しいハンバーグになり、とても人気でした。一つ一つ形成するのは大変ですが、子どもたちが喜んでくれたのでよかったです。

さいころサラダは、橋口農園の人参・じゃがもを使用しました。

その他にもブロッコリーやマカロニ、パセリが入り、彩りが綺麗でなんだか可愛らしいサラダになりました!手作りの豆乳マヨネーズ(卵不使用)と合わせ、食べやすいサラダになりました。

とろろ汁は、とろろ昆布を使用することでトロトロと優しい味のお汁になりました。

 

おやつは”チーズ蒸しパン”でした。

クリームチーズを使用することで、ほんのりクリームチーズの香りがして美味しく仕上がりました。ふっくらとふわふわっとした蒸しパンで人気のおやつでした!

文責 大西

本日のメニュー☆3/7

本日のメニューは”魚の味噌煮””春雨の酢の物””豆乳汁”でした。

魚の味噌煮は、敬愛食品から納品した鯖を使用しました。敬愛食品の鯖は脂がのっていて身が柔らかく、とても食べやすいです。赤味噌や麦みそ、醤油、きび糖などでじっくりと煮ることで味が染みて美味しくなりました。

春雨の酢の物は、きゅうりや卵などで彩りが綺麗でした。新しいスチームコンベクションになり、初めての給食提供でした。綺麗な炒り卵になり感激しました。給食室チーム全員でしっかりと使い方をマスターします!

豆乳汁は、リクエストメニューでした!豆乳汁は錦ヶ丘の人気メニューです。少し赤味噌を加えたのでコクがでてより美味しくなりました。

 

今日は仮園舎になってから初めての給食提供でした。とても広い厨房になりまだ慣れない事ばかりでバタバタです。ですが、こんなときこそ力を合わせて連携しながら乗り越えるときだと思い、頑張りたいと思います!

文責:大西

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