本日のメニュー☆2/28~にしきキッチン更新しました!~

本日のメニューは”豚肉の生姜焼き””切干大根の酢の物””白菜のみそ汁”でした。

豚肉の生姜焼きは、豚肉を調味料(濃口醬油・きび糖・酒)とみじん切りにした生姜、玉ねぎと一緒に浸けこみ焼きました。玉ねぎを一緒に浸けこみ焼くことで、玉ねぎの甘みもでて、さらに美味しくなりました。

切干大根の酢の物は、切干大根・きゅうり・きくらげ・かにかまを使用しました。以前作った干し大根の漬物の漬け汁が残っていたので、そちらを使用しました。

さっぱりと美味しい酢の物になりました。酢の物が苦手な子も多いと思いますが、漬物の漬け汁は程よい酢加減で、しっかりとおかわりにきてくれました。

 

おやつは”レモンケーキ”でした。

国産のノーワックスのレモンを絞った果汁・そのレモンの皮・上新粉・佐賀県産の薄力粉・卵・きび糖・はちみつを使用しました。しっとりとした生地で、レモンの良い香りが広がる美味しいレモンケーキでした。

詳しい作り方は”にしきキッチン(クックパッド)”に記載してありますのでぜひお試しください!

レモンケーキ

 

また、にしきキッチン新しいメニュー”ルッコララスク”を更新しました!

ルッコラのさっぱりとした味がくせになり食べやすいラスクです。ぜひお試しください!

ルッコララスク

※色のついているところをタップすると、にしきキッチンのページにそのままとぶことが出来ます。

 

文責 大西

子どもとの話し方

先日、「人は話し方が9割(著 永松茂久)」という本を読みました。

保育や教育についての本は、沢山あります。しかし、一見関係ない分野も実は保育に関係があると思っています。子どもたちと毎日接する自分という存在を、深めていくことが大切だからです。そのため、なるべく色んな本を読もうと挑戦しています。
読んでみると、やはり思い出すのは子どもたちとの会話でした。保育用語で、私たち保育者のことは「人的環境」と言います。子どもたちは、周囲の環境と関わりながら育つと言われています。子どもの成長には、身の回りの大人の言動も、とても大切なのです。
しかし、実は私、会話があまり得意ではありません。何年か前に、5歳児クラスの子どもに「まりなさんって、いつも へーそうなんだ。って言うよね。もっとほかの返事、したら?ちゃんと聞いてる?」と言われたことがあります。言われた瞬間、確かに!しまった!と思いました。つい忙しさに追われて、子どもの話に対して頷くだけになっていたのです。今でも忙しい時ほど、この言葉を思い出します。
それからは、なるべく「へー♪(精一杯、明るく!)」「〇〇だったの。困ったねえ」「そうなの?さすがだね〜」「へえ、面白い。それでどうなったの?」「どう思ったの?」と返すようにしました。
「人は話し方が9割」いわく、これは「拡張話法」と言うそうです。気分よく沢山話せたな。という気持ちが、またあの人に会いたい、という思いに繋がる…ということだそうです。
確かに、つい先日5歳児クラスの子どもの話をこのような返事で聞いていたら、「まりなさん、にこにこ話を聞いてくれていいねー!気持ちいいね」と言われました。(言い方に、少し笑ってしまいましたが…)
保育園って楽しいな。保育園の大人って好きだな。という気持ちがあるからこそ、安心して遊びこみ、様々な経験や学びを得ることが出来ると思います。
また、身近にいる大人だからこそ気持ちの良いコミュニケーションを示すことで、子どもも自然とコミュニケーションの取り方を覚えます。
「それで、どうなったの?」「どう思ったの?」
と尋ねることは、順路立てて話したり、自分の気持ちを捉えて表現したりすることにも繋がるでしょう。
本のタイトルこそ、「人は話し方が9割」でしたが、やはり「聞き方」こそが会話の中で大切なのだと感じました。
今後も、幼少期こそ大切な時期なのだとしっかり理解して、子どもたちの言葉に耳を傾け、会話していこうと思います。ご家庭でも、お時間がある時は「それでそれで?」と聞いてみてください。子どもたちが目を輝かせて一生懸命話す内容は、とっても面白いですよ♪
文責:櫻田

本日のメニュー☆2/25

本日のメニューは”鶏の唐揚げ””野菜のピクルス””豆苗のみそ汁”でした。

鶏の唐揚げは人気のメニューです!リンゴや玉ねぎ、塩麴などで下味をつけ、片栗粉をつけて丁寧に揚げました。片栗粉をつけることでカリッと揚がり、小麦粉をつけて揚げると片栗粉に比べてやわらかめに揚がります。片栗粉と小麦粉を1:1の割合で混ぜて揚げても美味しいと思います。また今回は大量調理のため二度揚げはできませんが、ご自宅で揚げる際は、二度揚げをするとカリッを美味しく揚がります。

たくさん揚げましたが、どのクラスもおかわりにきてくれてあっという間に完食でした。

野菜のピクルスは、きゅうり、カリフラワー、橋口農園の人参と大根を使用しました。さっぱりと美味しく、唐揚げにぴったりの副菜でした。

先日のおやつバイキングで野菜スティックがでましたが、その時にもカリフラワーや人参などの野菜を使用しました。子どもたちは「カリフラワーだ!」と野菜を覚えていて、今まで以上によく食べてくれました。さすがにしきっこだなと思いました。

 

おやつは”ベーグドポテト”でした。

じゃが芋に塩コショウ、パン粉をふり、オリーブオイルをかけて焼きました。橋口農園のじゃが芋を使用し、ほくほくととても美味しいベーグドポテトでした。

文責 大西

「共食」から食への興味、意欲に繋がる(1歳児うめ組)

1月29日は月に一度の「お弁当の日」でした。

お弁当箱を片手にウキウキと登園する子どもたち。うめ組の部屋に来ると、真っ先に大人にお弁当箱を見せに来てくれたり大事そうにしばらく抱きかかえた後、自分で棚の上に置いたりしていました。

「みてー!作ってもらった」と喜びの声。

子どもの姿や言葉から、お弁当を食べることが待ち遠しい気持ちが伝わります。

【子どもたちの孤食・共食】

現在、問題として挙げられている「こしょく」という言葉があります。家族で一緒に食事をしているが食べ物が異なる状況を「個食」、好きなものばかり食べて食事が偏っている「固食」など様々な意味合いが含まれています。

今回は、「こしょく」の中でも「孤食」についてお伝えしたいと思います。「孤食」とは、一人きりで食事する状況をいいます。

子どもの「孤食」による影響としては以下の点が挙げられます。

・会話する機会が減り、コミュニケーション能力が育ちにくい。

・食への意欲が低下しやすい。

・好きなものを食べ、苦手なものを残すことにより栄養に偏りが出やすい。

食事の場面でのコミュニケーションは、食にも影響すると考えられます。友だちとの「美味しい!」「うまっ!」といった言葉のやりとりや、友だちの面白い言葉にみんなで笑い合うという経験が、食事することに対して「楽しい時間」と認識出来たりご飯を見て「美味しそう」といった食への興味や意欲に繋がったりします。

このように誰かと一緒に食事をすることを「共食」といいます。

園生活の中で「共食」をすることが、子どもの食への意欲に良い影響を与えていると感じる場面があります。

子どもたちは苦手な食べ物や食べ物の見た目から食が進まないことがあります。その際は、好きな食べ物の「おかわり」を求めたり「イヤイヤ」と気持ちを表現したりする姿があります。

そういった場面で、子どもの苦手な食べ物を小さくし大人が「食べてみよう」と声掛けしたり歌に合わせて食べることを促したりしますが、何より効果的なのは友だちが「みててー!パクっ!」と食べる姿ではないかと思います。

同じ机を囲む友だちが次々と「〇〇さーん、みててね!パクっ!」と食べていく様子に「楽しそう!」、「自分も!」といった前向きな気持ちから苦手な食べ物を楽しんで食べることが出来ているようです。

大人の声掛けや友だちの姿から食べてみて「思ってたより美味しい」や「やっぱり苦手だ」となりますが、まず一口食べてみること、挑戦することが大切だと思います。食べてみて「やっぱり苦手だった」けれど、子どもが挑戦したことを大人は一緒に喜ぶようにしています。

そうすることで、子どもの「がんばった」という達成感や食べ物に対しての「挑戦」しようという次回の意欲に繋がっているように思います。更に、実際に野菜を育てたり、給食に使う野菜に触れたりすることで食への興味も引き出せるようにしています。

また、食事マナーについて、うめ組では以下の点を子どもたちの様子を見て伝えています。

・床に寝転がったり、歩き食べはしない。

・よく噛んで食べること。

・片足を立てて食べる等の姿があった場合は、両足が床につくようさり気なく下ろすなど援助をする。

特におやつの時間は「おかわり」を早く食べたい!という気持ちから急いで食べようとする姿が見られます。その際は大人が「ゆっくり食べてね」「モグモグカミカミミ」と話し方もゆっくりと声掛けすることで、子どもも頷くように意識して噛んで食べています。

【お弁当の日は特別な時間】

給食の時間になるといつもは「まだ遊びたい!」と気持ちを伝える子どももお弁当の日は素早く靴を脱ぎ、大人が声掛けするよりも先に準備をしています。

友だちのお弁当にも興味津々で、子どもたちの話は盛り上がり食事の時間がいつもよりにぎやかさが増し、ゆったりした時間になっています。

ご家庭の味ということもあり、苦手な食べ物も前向きに挑戦しお弁当箱を綺麗に完食できているように思います。

お忙しい中、温かな気持ちのこもったお弁当を作ってくださり、ありがとうございます。松添

参照:食育の推進に役立つエビデンス(根拠)(1)共食をするとどんないいことがあるの?(農林水産省)

食から始まる健やかガイド(厚生労働省)

 

本日のメニュー⭐︎2/22

本日のメニューは”鶏肉の韓国風照り焼き””春雨チャプチェ””長ネギのスープ”でした。

 

鶏肉の韓国風照り焼きは、濃口醤油ときび糖、深ネギ、生姜、ニンニク、そしてコチュジャンを使用して漬け込み、焼きました。ほのかにコチュジャンが効いていて、けれど辛くなく、美味しい照り焼きでした。コチュジャンや深ネギなどを入れるといつもと違う照り焼きになり、バリエーションも増えていいなと思いました。子どもたちはあまり辛さに慣れていないので、辛さを控えめにしながらもしっかり風味を感じれるようにできるか不安でしたが、子どもたちもよく食べてくれていて安心しました。

春雨チャプチェのチャプチェとは、春雨、人参、きのこ、など様々な食材を炒めて和えた韓国料理のことをいいます。韓国では昔からお祝い事に欠かせないメニューで、オモニ(お母さん)が作ってくれる手作り料理の代表格と言われています。ピーマンも入っていましたが、しっかりと炒めることでピーマンの独特な香りがなく「おかわりください!」と多くのクラスがおかわりにきて、とても人気でした!

長ネギのスープは、バターで炒めてから汁に加えました。バターの良い香りがする美味しいスープでした。

おやつは”かぼちゃのクリームチーズサンド”でした。

かぼちゃを蒸してペースト状にしたものを生地に混ぜ込み焼き、それを半分に切ってクリームチーズをぬり、サンドしました。生地がほんのり甘く、それにクリームチーズのしょっぱさが相性抜群でした。生地を半分に切るなど、少し手間のかかるおやつですが、美味しくて人気のおやつなので張り切って頑張りました!

文責 大西

本日のメニュー☆2/21

本日のメニューは”ししゃものカレー焼き””れんこんサラダ””けんちん汁”でした。

ししゃものカレー焼きは、カレー粉と小麦粉をししゃもの入っている袋に入れてシャカシャカとふって、焼くだけで簡単にできるメニューです。カレーの風味が食欲をそそったのかご飯のおかわりがすごくて、私たち給食室チームも驚きました。

れんこんサラダは、れんこん・人参・キャベツを手作りの豆乳マヨネーズ・すりごま・かぼちゃの種と合わせました。れんこんのシャキッとした食感やかぼちゃの種のカリッとした食感がくせになり、食べやすいサラダでした。

先日、【粗食の日に干し大根を作り、漬物にしました】とブログにてご紹介しましたが、ごぼうやれんこん、オクラ、玉ねぎなどの野菜も干してから使用すると味が濃くなり、とても美味しいそうです。今回のこのサラダも干したれんこんなどを使ってもまたひと味違うサラダになったのかなと思いました。いろいろな野菜を干して、給食でも提供できたらと思っています!

 

〈干し大根を提供した粗食の日のブログ〉

2/12 粗食の日

文責 大西

きく組(3歳児クラス)ルール遊びを通して

最近きく組(3歳児クラス)では、ルールのある遊びを園庭や室内で楽しむ様子が見られるようになりました。

今までは、友達と砂場でままごと遊びや三輪車・キックバイクに乗るなど、園庭で好きな遊びを楽しんでいたきく組の子ども達。しかし、外で遊ぶ機会を多く取り入れていくことでもも組(4歳児クラス)やさくら組(5歳児クラス)がしている遊びに一緒に参加してみたり、経験した遊びや見て学んだ遊びを取り入れてみたりと少しずつ遊びが発展していきました。

ルールのある遊びとは…?

年齢が上がるにつれてルールを守ることに関心を示します。簡単なルールや約束を理解して、集団遊びも楽しめるようになってきます。また、ルールのある遊びを通してルールを守って遊ぶ楽しさに気づくと共に社会性を身につけることができます。

最初は「鬼決めから鬼ごっこ」が主な遊びでした。しかし、もっと様々な遊びを取り入れることで社会性を身につけることをねらいとして、園庭で遊ぶ日は希望者のみで“だるまさんが転んだ”やわらべうたの”こんこんさん”を提案してみることにしました。その結果、始めは数名のみの参加だったのですが、参加している友達の楽しそうな様子に惹かれて次第に人数も増えていきました。ルールの説明後、繰り返し何度も遊ぶことで自然とルールを理解して友達に自ら教える様子なども見られるようになっています。

ルールを理解していくうちに「鬼だから白帽子にして!」や「タッチされたじゃん!次鬼だよ!」など子ども達の中で決めたルールを守り遊びを楽しむ様子が見られます。

最近は、鬼ごっこの前には「鬼決めするよ!」、だるまさんが転んだでは「何歩進む?」などお互いに声を掛け合っています。

ルールのある遊びを通して、少しずつ社会性や交友関係が今まで以上に深まっていくといいなと思います。今後もポートフォリオや送迎時にお伝えしていきますのでお楽しみに。 文責:西野

本日のメニュー☆2/18

本日のメニューは”白菜と豚肉の炒め煮””カブとブロッコリーのあわグラタン””春菊のみそ汁”でした。

今回は、橋口農園の白菜・ブロッコリー・深ネギ・人参と多くの野菜を使用しました。

白菜と豚肉の炒め煮は、片栗粉でとろみをつけました。橋口農園の白菜がとても甘くて驚きました。あまり調味料を入れなくても野菜の甘みでやさしい味に美味しく仕上がりました。

カブとブロッコリーのあわグラタンは、日頃お米を炊く際に入れている北海道産の【もちあわ】を使用しました。水と少しの塩を加えて鍋で炊きました。もちもちっとした食感がくせになります。ホワイトソースを作り、そこへ炊いたもちあわをいれました。ホワイトソースは焦げてしまうと台無しになってしまうので作るときはいつも緊張します…

大量調理は量が多いため、「まだいけるかな。」と思っているとすぐに焦げてしまったり、「もういいかな。」と思っているとまだできていなかったりするので、さじ加減が難しいです。少しずつ慣れてはきて、分かってきた料理もありますが、まだまだ私は修行中です。

橋口農園のブロッコリーはしっかりとしていて元気がありました!一度スチームにかけ塩をふり、カブとブロッコリーをあわせ、その上にホワイトソースとチーズをたっぷりとのせこんがり焼き色がつくまで焼きました。チーズがとろとろで美味しく出来ました。

文責 大西

本日のメニュー⭐︎2/17

本日のメニューは”魚の幽庵焼き””ひじきの白和え””板麩の味噌汁”でした。

魚の幽庵焼きは、黒鯛を柚子塩.酒.みりん.濃口醤油に漬け込み焼きました。柚子塩は、柚子が沢山ある時に、塩で漬け込み作っていました。柚子が入ることで、魚を爽やかにして美味しく仕上がりました。

ひじきの白和えは、橋口農園さんの無農薬、有機野菜のほうれん草と人参を使用しました。まず、人参.ひじき.こんにゃく.干し椎茸を戻し汁.薄口醤油とみりんで煮ました。それから、さっと茹でたほうれん草と水切りした豆腐を合わせ、ねり胡麻.すり胡麻.麦味噌.醤油.きび糖で味をつけ全部を和えました。ほうれん草は、霜に当たって自らが凍らない為に、この時期糖度をぐっと上げるそうです。甘いほうれん草が白和えをさらに美味しくしてくれました。

板麩の味噌汁には、板麩.水菜.もやし.わかめが入りました。水菜は炒め物や鍋などに使いますが、みそ汁にもぴったりでした。

おやつは、アップルロールパンでした。朝から生地を仕込み、きび糖.バター.シナモンで煮たりんごをロールして焼きました。

りんごの甘みと国産小麦粉の素朴で優しい味のパンは、子どもたちに大人気でした。

文責:森

 

本日のメニュー☆2/16~おやつバイキング~

本日のメニューは”バジルライス””ビーフハヤシ””バナナ”でした。

ビーフハヤシは人気のメニューのひとつです。たくさんおかわりにきてくれましたが、今日は【おやつバイキング】だったのであまり食べすぎないように声をかけてもらいました。

いっぱいハヤシライスを食べて、ひと眠りした後は、年に一度の【おやつバイキング】が待っています!給食室チームもこの日を楽しみに、色々準備をしてきました!

今回は、外が非常に寒かったため各クラス室内で行いました。木のお皿や可愛い紙皿を準備し、いままでとは少し違う形での開催でしたが、子どもたちが楽しんでくれるよう保育士にも協力してもらいました。

おやつバイキングのメニューは、チーズケーキ・チョコ蒸しパン(未満児はココア蒸しパン)・クッキー・ジャムサンド(いちご.ブルーベリー)・パイスティック・ピザトースト・野菜スティックの7種類でした。野菜スティックには、橋口農園の大根と人参を使用しました。とても甘く子どもたちもよく食べていました。手作り豆乳マヨネーズとの相性抜群でした。

朝からチョコ蒸しパンを作ったりと、全員総出での作業でした。朝からバタバタで休まる暇もないほどでしたが、子どもたちの笑顔やリアクション、職員の反応をみて頑張れました!さくら組の女の子たちは「美味しすぎて踊っちゃいそう♪」とテンション高めだったり、もも組の男の子は「こんなに食べた!」と自慢げにお腹をだして見せてくれたり、みんなのこれが美味しかった、あれが美味しかったという声がとても嬉しかったです。

おやつバイキングが終わって落ち着いてから、各クラスに写真をもらいにいくと楽しそうな写真だらけでした!

どの写真も本当に可愛くて、写真を選ぶのが大変でした。子どもたちの食べている様子を見に行くと、クッキーに生クリームを挟んで食べていたり、クッキーにもジャムをつけて食べてみてりと、いろんな食べ方をしていて、錦ヶ丘の子どもたちらしいなと思いました。今日のおやつバイキングが子どもたちにとって思い出の一日になってくれていたら嬉しいです。

文責 大西

本日のメニュー☆2/15

本日のメニューは”鮭のにんにく焼き””ほうれん草のおかか和え””なめこの赤だし”でした。

鮭のにんにく焼きは、クッキングシートにバターをぬり、そこに鮭を並べて塩コショウをふり、にんにく・レモンをのせて焼きました。脂ののった鮭が届き、レモン果汁だけでなくレモン自体を切ってのせ焼くことで、良い香りが広がる一品でした。

ほうれん草のおかか和えは、橋口農園のほうれん草と人参を使用しました。濃口醬油とかつお節、塩だけで味付けをしました。野菜がとても甘く、普段はあまり人参やほうれん草が進まないというクラスも、今日は勢いがすごく完食してくれました。やはり農薬を使っていない野菜は、安心・安全さだけではなく、甘さや食べやすさも変わってくるんだなと思います。

なめこの赤だしは、橋口農園の白菜を使用しました。麦みそと赤味噌でいつもとは違うみそ汁でしたが、寒さもあったのかたくさん食べてくれました。

以前、給食室の食洗器でトラブルがありました。現在は回復しましたが、今日はそのトラブルに対応できるようにランチボックスで給食を提供しました。さくら組はこの機会に、外で食べてくれました。外で食べると環境が変わり、子どもたちの食欲はいつもより多くなります。食べる環境はとても重要ですので、子どもたちが楽しんで食べれる環境づくりを心がけています。

 

おやつは”ストーンクッキー”でした。

ホットケーキミックスと豆乳、バター・きび糖・ベーキングパウダー・コーンフレーク・レーズンを混ぜ焼きました。

今回使用したコンフレークは、玄米フレークです。カルシウムや鉄分が多く含まれています。たっぷりと玄米フレークを加えることで、とてもサクサクでやさしい味のクッキーになりました。最後の方では、いくつかハート形のクッキーを作りました。ほんのり甘く、レーズンも焼くことで甘さが増しました。

文責 大西

本日のメニュー⭐︎2/14

本日のメニューは”厚揚げ田楽””和風マカロニサラダ””すまし汁”でした。

厚揚げ田楽は、麦味噌・八丁味噌・みりん・濃口醤油・酒・きび糖を合わせた調味料を厚揚げの上にのせ焼きました。味噌がよく効いて、ご飯が進む一品でした。八丁味噌を加えることでコクが出てより一層美味しくなります。

和風マカロニサラダは、いつものマカロニサラダと違い、ほうれん草や鰹節、そして濃口醤油を加えています。もも組(4歳児クラス)の子が、給食室へ駆け込んできて「今日のサラダなにが入ってるの?」と聞きにきました。ほうれん草やコーンなどが入ってるよ、と入っている食材を伝えるとクラスへ戻って行きました。すると、しばらくしてまた「なにが入ってたっけ!?」と駆け込んできました。7種類の食材を覚えるのが難しかったのか、その後も何度も聞きに来ました。「なにが入ってるんだ?」と興味をもってくれたことがとても嬉しかったです!

すぐに、なにが入っているよ、と伝えるよりも、なにが入ってると思う?と聞いてみると、子どもたちも「なんだろう?」と興味が湧くのかな、と思いました。

すまし汁は、白菜や人参、ネギ、車麩など、こちらもいつもとは少し違うすまし汁でした。野菜の旨味がぎゅっとつまって、出汁も美味しく、やさしい味のすまし汁でした。

文責 大西

本日のメニュー☆2/12

本日のメニューは【粗食の日】で、”わかめご飯””手作り漬物””具沢山みそ汁”でした。

この粗食の日にだす”手作り漬物”に向けて、橋口農園のみずみずしい大根をどうしたら上手く干せるのか、栄養士同士で試行錯誤しながら作業しました。合計4本もの大きな大根を干しやすいように切り、ハンガーと糸を使いました。カビが生えてしまうとダメになってしまうので、湿気がこもらない寒い場所を探しました。そこで見つけたのがきんこん館へ行く途中の道です。天井も高く、干してみるととても綺麗に干せました。

干し始めて約10日間経つと…

みずみずしかった大根の中の水分が抜けて、漬物にするにはちょうどいいシナシナさになりました。

きび糖・酢・醤油(薄口.濃口)・みりんを沸騰させ、その中に大根を入れます。再沸騰したら火を止め、そのまま冷やします。簡単で美味しく出来るので、とてもおすすめです。

 

子どもたちは干してある大根を見て「これ何してるの!?」・「これ何!?」と非常に興味津々の様子でした。漬物を干すところから始めることはなかなかないと思います。私も初めての体験で、次第にこの大根に愛着が湧き、毎日様子を伺っていました。給食室一同この漬物が出来上がるのを楽しみにしていました。美味しい漬物に仕上がり嬉しく安心しました!

今回のこの取り組みで、子どもたちの食への興味をひきだすことが出来ていたら嬉しいです。

文責 大西

本日のメニュー☆2/10

本日のメニューは”ごぼういり鶏つくね””ひじきの煮物””みぞれ汁”でした。

ごぼうは、蒸し煮をしてから使用しました。そうすることでごぼう臭さをあまり感じず食べやすくなります。ごぼうの蒸し煮をする際に使うのが『梅酢』です。この梅酢は、寿草から仕入れており、灰汁の匂いを消し旨味を引き出す呼び水になります。ご自宅で毎回蒸し煮をするのが大変だという方もいらっしゃると思います。その時は、一度に乱切りやコロコロに切って、蒸し煮をし冷凍をしておくといつでもパッと料理に加えることが出来ます。

あんは、昆布とかつお節で丁寧に出汁をとり、出汁の旨味が効いたやさしい味のあんになりました。

ひじきの煮物には、橋口農園の人参を使用しました。大豆は乾物を使用し、圧力鍋にかけています。こんにゃくを乾煎りしてから人参や油揚げを炒め、薄口醤油・みりん・きび糖で味付けをしました。ひじきは、腸内環境を整える食物繊維や骨を丈夫にするカルシウム、塩分排出をサポートするカリウムなどの栄養素が含まれています。 炊き込みやハンバーグ、サラダなど様々な料理に活用できるので是非お試しください!

みぞれ汁は、橋口農園の大根とほうれん草を使用し、甘い大根といきいきとしたほうれん草でした。野菜の旨味がギュっとつまり、とても美味しく仕上がりました。

文責 大西

たんぽぽ組(0歳児クラス)の最近の一日の流れ

たんぽぽ組(0歳児クラス)がスタートして、約10ヶ月か経とうとしています。ハイハイだった子が立って歩いていたり、離乳食が進んで普通食を食べられるようになったりと著しい成長を感じます。その中で子ども達の成長に合わせて変更した点が少しあるので、1日の流れと共にお伝えします。

順次登園 7時〜9時

早朝保育の部屋からたんぽぽ組に移動する際「帰ろうか」の声かけだけで、自分たちで片付けをし、廊下を歩いてたんぽぽ組に帰る姿があります。「帰ろう」という言葉だけで見通しを持って片付けを出来る姿はとても成長を感じます。

おやつ 9時半〜

今まではウエットティッシュで拭いていましたが、水道で手を洗う事を取り入れました。自分のタオルも保護者の皆様に準備して頂き、とても嬉しそうです。おやつ前には、水道横に順番を待って並んでいる姿が頼もしいです。水道で手を洗い始めた事で、遊びの中でも手を洗うという動作が出てきました。日常が遊びの中でも取り入れられている事で、身についているなと感じます。

外遊びor室内遊び 10時~

最近は、寒くなり体調を崩してしまう子も増えているので、体調に合わせて外遊びか室内遊びかを決めています。外遊びでは、自分の靴を履いて園庭を思いきり探索しています。特に築山の裏側が楽しいようで、何度も登って裏側まで行っています。もちろん砂場も大好きで、友達と同じ空間で楽しんでいる姿も頻繁に見かけます。

室内遊びでは、園の3本柱の一つであるリトミックも取り入れています。音に合わせて体を動かす楽しみに気付いています。

給食 10時半〜11時

給食は現在時間差で食べています。一人ひとりに「ご飯できたけど、どうする?」と声をかけ、それに応じた子から部屋に入り手を洗って食べ始めます。早い子は10時を過ぎた頃から部屋の前でご飯を待機していて、微笑ましい光景です。自分のマークも決まって認識しているのか、靴を自分のマークの所に片づける姿にはとても驚きました。また、給食時、スプーンをうまく使って食べられるようになってきました。手づかみ食べを十分に行い、食への関心も高まって自然とスプーンを求めるようになってきました。最初はこぼしてしまう子も多かったのですが、今は随分と上手に食べています。大きな成長です。

 

午睡 12時〜15時

寝返りや涎の量に配慮してバスタオルを使用していましたが、範囲の狭い枕に変更して寝るようになってきました。寝る習慣がしっかりと身につき、抱っこではなく布団で眠れる子も増えています。15時前に起きてきた子は、静かに遊んでおやつの時間を待っています。

 

おやつ 15時〜16時

15時にはおやつが出来上がっているので、手を洗っていただきますをします。今までは机がないと立ち上がってしまう子が多かったのですが、最近は机がなくてもしっかり座っておやつの時間を楽しんでいます。少しずつ言葉も出てきて、お茶が飲みたい時は「ちゃちゃ!!」と伝えてくれます。

また、おやつ後にダンスをすることが楽しいようで、最近はダンスタイムの時間が習慣になりつつあります。笑顔で身体を動かしているので、私達も楽しい気持ちになります。

自由遊び 16時〜18時

ボール遊びや身体を動かす遊び、お絵かきなど好きな遊びを中心に行っています。

17時にオムツ替えをして、お茶を飲むのですが、着替えもとても上手になっています。オムツマットの上でオムツやズボンを着替えることにとても意欲的です。まだまだ自分ひとりで終えるには難しいですが練習中です!“自分でしたい”という子ども達の気持ちを尊重して、大人は出来るだけ見守って取り組んでもらっています。

子ども達の「じぶんでしたい!」「やってみたい!」という意欲が成長して、その意欲を尊重する為に保護者の皆様にはたくさんのお願いをしました。ご協力ありがとうございます。出来るようになった事を共に喜べて嬉しいです。またポートフォリオでもお伝えするので、ぜひご覧ください!文責:春成

 

本日のメニュー☆2/9

本日のメニューは【鹿児島の日】で”薩摩しゅんかん””水菜のみそ汁”でした。

しゅんかんは、鹿児島の伝統料理です。中国から伝来し京に都で精進料理として作られていましたが、筍のふるさとである鹿児島に伝わり、いまでは春のお祝い料理とされています。豚肉や色とりどりの野菜を使用し、素材の味を活かし丁寧に作られる料理です。野菜を大きく切ってあるのもこの料理の特徴ですが、子どもたちに提供するので小さめに切りました。昆布とかつお節で丁寧にとった出汁で煮込み、橋口農園の大根と人参もトロトロになりました。味をあまり濃くせず、素材の味を感じれるように薄めに、やさしい味に仕上げました。豚バラの旨味もあわさり、とても美味しくなりました。

 

おやつは”はるこま”でした。

1月より新しく給食室のチームに加わった職員が、初めてはるこまを1人で作りました。不安げな様子でしたが丁寧に作業する姿が印象的で、とても美味しく出来ていました。子どもたちの大好きなきな粉をたっぷりとつけて提供しました。おかわりも全部完食で、さすが錦ヶ丘で人気のおやつ『はるこま』でした!

文責 大西

本日のメニュー☆2/8

本日のメニューは”魚の菜種焼き””玄米ビーフンの炒め物””ふのりのみそ汁”でした。

魚の菜種焼きは、手作り豆乳マヨネーズと菜の花、炒り卵を合わせたものを魚の上にのせ焼きました。

菜の花の香りがよく、彩も綺麗に仕上がりました。豆乳マヨネーズにしっかりと味があることで、ご飯が進む一品でした。菜の花は、いまが旬です。料理に加えると香りも良くなり、彩も鮮やかになるのでおすすめです。ぜひ料理の食材の一つにしてみてください。

玄米ビーフンの炒め物は、筍やニラを使用しました。玄米ビーフンは、玄米を100%使用しており、保存料不使用でグルテンフリーのものを厳選して使用しています。お腹にしっかりとたまる副菜でした。

ふのりのみそ汁は、たっぷりのふのりを使用しました。白菜や人参など野菜の旨味もでて、体のあたたまるみそ汁でした。

文責 大西

本日のメニュー☆2/7

本日のメニューは”鶏のトマト煮””マッシュポテト””ジュリエンヌスープ”でした。

鶏のトマト煮は、しめじや玉ねぎ、鶏肉を炒め煮込みました。じっくり煮込むことでとてもトロトロになりました。

マッシュポテトは、じゃがいもを蒸して潰し、そこにバターとコーン、炒めたベーコンをいれて混ぜ、豆乳でのばしました。塩コショウとシンプルな味付けでしたが、南州農場のベーコンから肉の旨味がでて、とても美味しいマッシュポテトになりました。南州農場のハムやベーコンは、自社で生産・加工・販売までを行っているため、市販のハムやベーコンよりもはるかに少ない添加物でハムやベーコンを作ることが出来ています。また、卵も含まれていないので、卵アレルギーの子も安心してみんなと同じものを食べることが出来ます。

ジュリエンヌスープは、人参やキャベツ、大根、絹さやなど多くの野菜を使用しました。いりことサバやカツオ、アジなど数種類の天然の旨味を凝縮させた出汁パックからいい出汁がとれて、そこに野菜の旨味も合わさり、やさしく美味しいスープでした。

 

おやつは”雑穀カリカリ棒パン”でした。

雑穀カリカリ棒パンは、とても人気のおやつです。

お米を炊く際に入れている”もちあわ”をたっぷりと生地に加えました。国産の小麦粉を使用し、粉チーズ・きび糖・塩を合わせ、そこへ豆乳とバターを加え、もちこね機でこねました。もちあわのプチプチッとした食感がくせになり、ほのかにチーズの香りがして、とても美味しく出来ました。生地を焼くときに少しひねって長めに作るのがこのおやつのポイントです。

沢山作りましたが、今日もしっかり完食したので嬉しかったです。

文責 大西

「自分で決める!」たんぽぽ組の自己決定

1月より仕事復帰いたしました椎屋です。

これまで、4,5歳児を主に担任していた私にとって1か月間のたんぽぽ組(0~1歳児)での時間は驚きと感動の連続でした!

育休中に改めて大切にしたいと感じた「自己決定」というキーワードと絡めて、ブログを書いてみたいと思います。

 

 

◎1歳児が「自己決定」する姿に、感動!

生活の中で、たんぽぽ組の子ども達は「自分はこうしたい」という思いをしっかり主張していました。

 

「ズボンから脱ぎたい!」「自分でオムツをはきたい!」

「今はまだお熱を測りたくない!(検温)」

「〇〇さん(保育者)に抱っこしてほしい!!」

「このぬいぐるみは私がつかうの!」

「まだお外で遊びたい!」

たんぽぽ組の1歳半前後の子ども達は、自我が芽生え、拡大している真っ最中だと思います。

保育者と言語の共有も出来るようになってきており、保育者の「○○してみよう」などの声掛けの意味をよく理解しています。

言葉での応答はまだまだ少ないものの、表情や声、身振り手振りで「自分はこう思う!」「したくない!」などを外にどんどん主張していました。

これまで一緒に過ごしてきた保育者との信頼関係、安心感がベースになっているのだと思います。

 

私は、まだ生まれて1年程の子ども達であっても1人の人間として気持ちや思い、意思を持つ存在であること…その子たちなりに、自分を取り巻く環境の状況を理解し、しっかり自分で「こうしたい」と選択・決定していることに感動せずにはいられませんでした。

保育をする上で大事にしたいキーワードに「生きる力」がありますが、子ども達の中には、もうすでに生きる力がみなぎっているなと感じました。

 

◎「自己決定」とは意思決定する力

ここで言う「自己決定」とは、あらゆる状況での選択場面で自分で考えて選択し、決める力です。

大きく解釈すれば、「自分がどうありたいか」を決める力ということもできると思います。

 

年齢が上がるにつれて、他者の意見を参考にしたうえで決める、仲間とともに決めるなど自己決定の状況は変わってくるかと思います。

 

自分で考えて決めていくという経験の積み重ねが自分の軸を構築し、先の分からないこれからの世の中でも自分らしい人生を生きるための力となると考えています。

 

 

◎「自己決定」する姿をみて大事にしたいこと ~5歳児の姿を目指して~

 

5歳児の話し合いの中には、仲間の意見を聞いて選択・決定する姿が見られます。

2月上旬、さくら組(5歳児クラス)に入ると、卒園前に食べたい給食メニューを決める話し合いをしていました。

サンドイッチ又はカレーのどちらを食べたいか、仲間の意見を聞いたうえで、自分が食べたい方を選択し、最終的にクラス全員でサンドイッチと決めることが出来ました。

 

話し合いは、仲間の意見と自分の意見との違いを受け入れ、比較したりできるからこそ成立する活動です。

 

小さいうちから、自分の意見を受け入れてもらっているからこそ、自分で(自分たちで)決めていいいんだ、〇〇ちゃんのアイデアも素敵だなという自信や共感する力が育っていると感じました。

私も、子ども達の「自己決定」できる場面を意識しながら子どももたちの「自分づくり」のお手伝いができる、そんな保育士でありたいなと思います。

 

文責:椎屋

 

 

 

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