春の暖かい風を感じて、たんぽぽ組スタートです。

 新しいお友だちを迎え、0歳児たんぽぽ組がスタートです。園庭からのぞきに来るお姉さん達が「小さい手だね」「名前は?」と声をかけてくれて子どもも担任も笑顔にあふれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

この一ヶ月、慣れない初めての環境の中で保育者が「〇〇したかったんだね」と丁寧に応え、今は子ども達一人ひとりのリズムで生活し、安心して生理的欲求が満たされることを心がけてています。
 身体発達の個人差が大きいこの時期、寝返り・はう・座る・つかまり立ちと自在に姿勢を変えて遊ぶ子ども達は、室内にある木の玩具、布や音の出るオモチャ等、手指を使った遊びが大好きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回、私自身も保育園に初めてのご縁を頂き、園の特色である食育や環境に魅力を感じています。まず一つ目に、出汁で味付けされた離乳食の美味しさに感動、子ども達も食べ物を見ると声をだして催促したり、手づかみ食べで食欲もかき立てられるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二つ目に起伏のあるのびのびと遊べる園庭。たんぽぽ組からテラス越しに見る木々の緑や外の様子は、つかまり立ちして見る子ども達にも魅力的なようで、ハイハイでテラスや園庭に向かう表情はとても嬉しそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たんぽぽ組では、子ども達の健やかな成長を願い、保育者は連携や家庭的で穏やかな空間作りを心がけています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めてづくしの保育園生活となる子ども達の成長を見守り、支え、一緒に楽しみながら過ごしたいと思います。一年間どうぞ宜しくお願い致します。 大迫

本日のメニュー⭐︎4/30

本日のメニューは、”豆腐の千草焼き””高菜と豚肉の炒め物””キャベツの味噌汁”でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

千草焼きとは、細かく切った複数の食材を溶き卵と一緒に焼き上げた料理のことをいいます。今回の千草焼きには、豆腐・人参・さやえんどう・椎茸・玉葱・ハムを溶き卵と一緒に焼き上げました。椎茸は、干し椎茸を使用したので、戻し汁を加えました。そうすることで、茶碗蒸しのような優しく甘い味付けとなりました。

高菜と豚肉の炒め物は、それぞれの旨味がしっかりと生かされたとてもご飯に合うメニューとなりました。子どもたちからも人気で何度もおかわりに来てくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文責 大西

新年度を迎えて【ゆり組】

4月といえば新年度、新学期、新生活など、新しい出会いや生活が始まる季節です。ワクワク、ソワソワ、色々な気持ちが湧いてくる中、子ども達も新しい環境で毎日を過ごしています。

保育室前に掲示してあるポートフォリオでもご紹介していますが、園庭を元気に駆け回ったり、お友達同士でおままごと遊びをするなど、それぞれが好きな遊びを見つけながら、遊びを通して集団生活を学んでいます。

↓室内で運動遊びをしている様子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑積み木でお城作りを楽しむ様子です。

↓園庭の自然物で遊ぶ様子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

私自身、4月から新しい環境に身を置き、生活を始めた一人です。大人でも環境の変化に戸惑い、不安があるものなのに、保育園では子ども達が慣れない環境にもかかわらず、保護者と離れて過ごす寂しさに負けずに園生活を送っています。そのような姿に刺激を受け、励まされている毎日です。

子ども達の心身の成長を支えていけるよう、1日1日子ども達とともに学んでいきます。1年間、どうぞよろしくお願いいたします。

文責:上岡

 

4月のうめ組

今年度より入職しました、松添です。よろしくお願い致します。

 4月は子どもたちにとって新しいクラス、新しい保育園という新しい環境で戸惑う様子や不安で泣いてしまう姿が見られました。そうした中で、たんぽぽ組から進級した子どもたちが新しく入園したお友だちを気にかける様子があります。

玩具を渡したり、頭を撫でたり顔を覗き込んだりして微笑みかけていました。きっと、日々の異年齢交流を通して、お兄ちゃんお姉ちゃんから自分も同じ様にしてもらって安心出来たり嬉しかったりしたことだったのかなと思います。

 たった一ヵ月の間にも日々成長し、話せる言葉が増えていく子どもたちに驚きと感動を覚える毎日です。子どもの気持ちを受け止めて自分で出来ることの喜びや自己肯定感が育まれるよう、保育士一年目の私も一緒に成長していけたらと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月も4週目になり新しく入園した子ども達も保育園の環境に慣れたようで、遊びや自然物に興味を示す姿も徐々に見られています。

最初は子どもにとって見知らぬ大人という存在に不安を感じていたように思います。ですが、日々そばで見守り、話しかけたり抱っこやおんぶをしたりして一緒に過ごす内に安心できる大人という存在に変わりつつあると感じています。

 時折大人を探す様子もありますが、近くにいることで安心して自分の遊びを楽しむことが出来てきています。

今は寂しくなり泣いてしまったり、大人と目が合うと笑顔を見せたりしてくれる子どもたちが、これからどんな姿を見せて、お話をしてくれるのかとても楽しみです。 松添

本日のメニュー⭐︎4/28

本日のメニューは、”アスパラのロールカツ””春雨の酢の物””板麩のみそ汁”でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

アスパラの根の方は少し硬くなっているので、ピーラーで皮を剥き、同時にはかま取りも行いました。そうすることで、出来上がりが柔らかくなり、子どもたちが食べやすくなります。

今回は、アスパラと人参の2種類の野菜をお肉で巻き、揚げました。大きなアスパラが届いたので、2種類でもボリュームがあり、満足感のあるロールカツができました。アスパラや人参の他にも、さまざまな野菜やチーズ・大葉などを巻くなど、アレンジがたくさんできる一品です。

 

 

 

 

 

 

 

文責 大西

ゆり組 リトミック

新年度が始まり、一ヶ月が経とうとしています。環境の変化から不安な気持ちも多くあったと思いますが、日々過ごしていくうちに笑顔が増えてきた子ども達。最近では、少しずつ友達の存在も意識し始め、友達と一緒に遊ぶ楽しさを味わうようになってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆり組では4月中旬から朝リトミックをしています。

リトミックとは

ピアノの音に合わせて全身を動かす活動のことです。

 

リトミックで育まれる力

全身運動から体幹が鍛えられる

空間認知能力(自分の体の大きさを知ったり、ぶつからないように動いたりする力)が育まれる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リトミックでは「トンボ」「メダカ」「おうま」「あひる」「カメ」「ワニ」「うさぎ」など曲の一つ一つにそれぞれ動きがあります。

オウマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カエル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カメ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音に合わせて体を動かすことは簡単なことではありません。

まずは、ピアノを聴いて体を揺らしたり、大人の動きを見たりしてまずは音楽を楽しむことから味わうことからできればいいなと思っています。

 

朝の歌を終え、「ます」というピアノを弾くと「リトミックがはじまる!」と期待しながら歩く子ども達。

 

 

 

 

 

 

 

 

うめ組でも取り組んでいたこともあり、ピアノに合わせて動かすことを楽しんでいます。

音楽を聞いて身体を動かす楽しさを味わうことができればいいなと思います。おうちでもどんな動きがあるのか聞いてみてください。

文責:田中

うめ組の1日

進級した子ども達は、今までと違う環境に戸惑うことなく、自分のことは自分でしたりと1つお姉ちゃんお兄ちゃんになっていく姿があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新しくうめ組に仲間入りした子ども達は、初めてのことに戸惑いながらも、給食をおかわりしてよく食べています、不安な気持ちから涙していると友達から頭を撫でてもらいながら少しずつ友達との距離も近づいてきて保育園生活に慣れてきている様子があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回のブログではうめ組の1日の様子をお伝えしたいとおもいます。


登園後

8時まで様々な年齢の子どもたちと異年齢児交流もかねてうめ組で過ごします。大きいお兄ちゃんお姉ちゃんに戸惑うこともありますが、玩具をもらったり抱っこしてもらったりとお世話をしてくれる中、安心して過ごしています。


朝の会とおやつタイム
うめ組のみんなの顔が見れるように丸く囲んで座り、歌を歌ったりお名前を呼んで出席をとります。歌は手遊びも兼ねることで大人の動きを見様見真似で動かしたり、声に出して歌ったりと歌が大好きな気持ちが伝わってきます。お名前を呼ぶと「はーい!」と大きな返事をしてくれ、お友達の名前が呼ばれていると友達の方を見るなど”自分以外”を意識している子ども達。

 

 

 

 

 

 

 

 

活動

花を見つけたり、さくらんぼを見つけて食べてみたり、ビオトープの水の冷たさを感じたりと春の季節を感じながら園庭探索をしています。また、三輪車に乗ったり、ボールを蹴る・投げる、舞台で踊るなど園庭で伸び伸び体を動かしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

給食
お腹が空くとうめ組に自然と足を運ばせてくるうめ組さん。自分の気持ちを行動で示すことができます。給食時もおかわりをよくしてモリモリ食べています。隣の友達とお話しをしながら笑い合って、楽しい給食時間を過ごしています。

 

 

 

 

 

 

 

 


午睡
着替え終えると、枕を待って布団の敷いている場所まで向かいます。園での生活が身についているのだなと感じる瞬間でした。

 

おやつタイム
起きると外の太陽を浴びながらおやつを食べます。おかわり!と伝えてくれる子ども、ちょーだい!と手を合わせて教えてくれる子ども、意思表示が上手なうめ組さんです。

 

 

 

 

 

 

 


自由活動
リトミックやサーキット、積み木やブロック遊びなど部屋で過ごしたり、ベビーカーに乗ってこども園に散歩に行きます。体を動かすことが好きなため、リトミックでは音楽に合わせてジャンプしたりスピードを合わせて歩いたり走ったりしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 一日の流れを理解して、次はなにをする!ということを大人の言葉掛けと共になんとなく理解している子ども達。お腹が空いたら自分で靴を脱いで教えに来てくれたり、嫌なことがあったら教えてくれたりと、意思表示をしてくれます。
 
これからも、子ども達の表情や声、動作から気持ちを汲み取り、暖かく関わる中で、子ども達の心と体の成長を支えていけたらと思います。 関

本日のメニュー⭐︎4/27

本日のメニューは”八宝菜””中華スープ””メロン”でした。

八宝菜は、魚介類や、肉、野菜の旨味たっぷりで美味しくできました。中華スープには、豆腐、にら、ネギが入り、さっぱりして八宝菜とのバランスも良いでした。

給食は、和食中心になりますが、洋食、中華なども取り入れ楽しめるよう工夫しています。先日、子どもたちが、いろんな味があって嬉しいと言ってくれました。髪の毛一本から食べたもので作られる、最も大事な時期の食事を作る者として、とても励みになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

文責:森

きく組〜戸外遊び〜

4月も下旬に入り暖かい日が多くなったため、子どもたちも元気に園庭で遊んでいます。

今回は、きく組の戸外遊びの様子をお伝えしようと思います。

子どもたちは、3歳児の発達段階らしい姿…ひとり遊び(1人で遊ぶ状態)・傍観遊び(友達と遊びに関心を持ち始める状態)並行遊び(友達の遊びを見ていて自然に引き込まれ、自分もそれをやり始める状態)・連合遊び(個々に遊んでいるのではなく他の友達と同じ玩具で遊ぼうとする状態)を、自然と楽しんでいます。

 

 

 

 

 

 

 

←椅子を並べてバスごっこをする姿

 

 

 

 

 

 

 

 

木の棒を使って地面に絵を描いたり、一緒に三輪車に乗ったりとても楽しんでいます。

 

5月には運動会もあり、現在運動遊びを保育に取り入れています。子どもの体調に合わせながら。無理なく全身を動かし楽しんでいけたらと思います。日々の様子などポートフォリオなどでお伝えしていきますので、是非ご覧ください。文責:神野

きく組 4月の様子

4月の子どもたちの様子やトイレトレーニングで実際に取り入れている事をお伝えてしたいと思います。

 

【子どもたちの様子】

4月当初は、進級や入園したことに対し期待や不安な様子な子どもたち。中には、不安で涙してしまう姿も見られましたが、周りの友達や保育士と関わるにつれ次第に笑顔が増えてきたように感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体を動かすことが好きな子が多いので、保育室でのダンスや園庭での運動遊び(かけっこ など)に積極的に参加する姿が見られます。 以前ダンスをした時には、「ブルドッグしたい!」や「ジャンボリミッキーがいい!」とリクエストが多くあがり、1時間ほど活動の中で集中力が途切れることなく参加することができました。子どもたちが「したい!」と思うことを多く取り入れることで、今まで以上に提案をしてくれるようになったのではないかと感じています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【トイレトレーニング】

現在、きく組では布パンツを履いて1日過ごす子が増えてきています。

排尿感覚が安定している子に対し、大人が「パンツ履いてね」と促す声掛けをしています。しかし、布パンツを履くことに対して自信がない子に対し「紙オムツと布パンツどっちがいい?」など子どもたちが選択できるよう工夫しています。

中には、1度おもらしをしてしまい”おもらしするの嫌…”と不安になりオムツを選択する子もいます。

その日の子どもひとりひとりの様子を見て、声掛けの仕方を工夫しています。不安になる気持ちを受け止めつつ、不安を自信に変えられるような声掛けを取り入れることで、挑戦してみたい!と自らパンツを選択する姿も見られています。励ましの言葉と共に成功した時の「やった!出来たね!」と一緒に喜ぶことがトイレトレーニングへの第1歩だと、私自身感じています。

 

また、子ども達は自分で着替えはできるのですが、中には間違って濡れたオムツを再度履いてしまう姿が見られます。

その為、取り入れたことがあります。

取り入れたこと… “オムツ変えました!”のホワイトボードを用意。

実際に使ってみた結果… 私たち自身も『いつ、トイレに行ってオムツを交換したのか』などすぐに確認ができ、スムーズに声かけをすることができるようになりました。

今後も個人のペースに合わせながら、また、ホワイトボードを活用しながらトイレトレーニングを進めていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ、自分の思いや考えを伝えるのが難しい年齢ではありますが、子どもたちの一言一言に耳を傾け、「できた!」「挑戦したい!」という気持ちを受容しながら一緒に成長していけるよう環境を整えていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

きく組の子どもたちらしく、明るく笑顔の多いクラスになれるよう楽しく過ごせたらと思います。1年間よろしくお願いします。今後も、ポートフォリオやブログにて子どもたちの成長や気づきを発信していきますので、お楽しみに!

 

文責:西野

本日のメニュー⭐︎4/26

本日のメニューは、”鶏肉の香味照り焼き””マカロニサラダ””ほうれん草のみそ汁”でした。

鶏肉の香味照り焼きは、ニンニクやネギ、生姜などの薬味と醤油・きび糖などの調味料に漬けました。とても味が染み込み美味しく仕上がりました。また、マカロニサラダは、コーンやツナなどを手作りマヨネーズで和えました。子どもたちの大好きな食材が入っていることもあり、たくさんおかわりに来てくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おやつは、よもぎあんパンでした。餡子を一つ一つパン生地で包みました。初めての作業で時間がかかってしまいましたが、無事包み終わることができ、一安心でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

焼き上がったパンは、ふっくらとしていて、よもぎのいい香りのするパンに仕上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

文責 大西

うめ組 自我の芽生え

 

「新しい環境に慣れ、安心して過ごす」

  新しい環境への不安から朝は涙を流すことが多かった、4月から新しく仲間入りした子ども達。

不安な気持ちを受容したり、11の関わりをもつようにすることで少しずつ大人から離れ、身近なものに興味を持ったり、探索活動を楽しんだりと笑顔で過ごせる時間が増えてきました。

 

 

昨年から在籍している子ども達は、朝の集まりで名前を呼ばれたら返事をしたり、園庭に出る際に自分で靴を取りに行ったりと、頼もしい存在です。また、自我が芽生え始め「自分でしたい!」「イヤ!」と主張する姿が見られるようになってきました。

 

 

自我とは

「自分を意識し、自己主張し、自分にこだわる心の動き」

そして「他者の自我とぶつかりながら、折り合いをつけていく力」でもあります。

 

今までだいすきな大人と一心同体だったのが、自分とは違う人という関係で捉えられてくること。

すなわち、違いが見えてくるからこそ子どもは自分が主体になり、他者とぶつかり合いを体験するのです。

 

大人の言っていることはわからないではないけれど、いまは大人の言いなりに行動したくない という自分が育ってきたのです。

(参考文献:育ちの理解と指導計画 今井和子監修)

 

 

靴を自分で履きたい、自分でスプーンを持って給食たべたい、着替えたくないなど「イヤ!」の理由はさまざま。大人からの提案を拒否し、「ひとりで」「じぶんで」という主張を始めます。時には激しく泣くこともあります。

 

気持ちを汲み取って言葉を添えたり、「したくなったら教えてね」と待ってあげたり、選択肢を与えたりすることで気持ちの切り替えをしやすくしています。

 

「帽子いや!」「靴いや!」

先日のエピソードをひとつ。

園庭に出ようとすると、帽子を被ることも靴を履くことも嫌だったようで、廊下を歩いていました。

「嫌なのね〜」と気持ちを受け止め、様子を見ていると数分後に前後左右逆ではありましたが、自分で帽子と靴を履いていました。

更に数分後、前後左右なことに自ら気付き、「して!」と私に手を伸ばしてきたので、そのタイミングで私もお手伝いをしました。

靴の履き心地も良くなり、その後も元気に遊んでいました。

 

今後も、自分の思いを「相手に受け止めてもらえた」「理解されている」という信頼感を大切に、寄り添っていきたいです。

 

文責:市来

もも組 友達と楽しむわらべうた♪

 進級して最近はますます友達との関わりは深まり、今までは少人数で遊んでいたのですが、クラスの友達とみんなで遊ぶ姿を多く見かけるようになりました。

 1人が『ねぇ!じゃんけん列車しよう!』と声をかけると始めは2人、3人だったのが『何してるの?仲間に入れて!』『一緒にしよう!』と言葉の伝え合いをしながら自然と気づけばみんなが集まり1つの遊びを楽しんでいました。

今もも組の子どもたちに人気の遊び

 特に昨年度から続いている遊び【しっぽとり】や最近は【じゃんけん列車】【なべなべそこぬけ】も人気です。じゃんけん列車ではじゃんけんのルールや勝ち負けのルールがわかり、時には負けて悔しい思いをしながらも、友達と遊びを共有し楽しさを共感し合っています。

特にもも組で大人気のわらべうた、なべなべそこぬけ♪

 この遊びおもしろさは【♪底がぬけたらかえりましょ♪】で、くるん!と片方の手の下をくぐって背中合わせになる、また次の同じフレーズで背中合わせのまま、くるん!と片方の手の下をくぐって元に戻る…という動きにあります。

 それを友達と2人組や大きな1つの輪でする遊びです。しかし、簡単そうで相手と息を合わせる協力することが必要になるので子どもたちにとっては少し難しい遊びでもあります。

 はじめは上手く回れなかったのですが、何度か遊ぶ中で【くるん!】と回れた時の嬉しさを感じた事をキッカケに、友達と気持ちが合わさった時の感覚の楽しさを味わったり『やった!できた!』という達成感にもつながったりしました。

「みんなでやったらどうなんだろう?」「みんなでするともっと楽しそう!」「みんなでやってみたい!みんなでやろう!」という声かけからみんなで輪になっ て主体的に遊ぶ姿が多く見られるようになりました。

 また、みんなで【くるん!】と大きな輪になれた時の子ども達の「やったぁー!できたーー!」というキラキラした笑顔とっても輝いていて素敵でした!子ども達の『できた!』瞬間に立ち合えた事が何より嬉しく思います。

 これから1年間、もも組の子どもたちがクラスの友達と一緒にたくさんの経験や遊びを通して、より協同性が深まるような働きかけや保育を実践していきたいと思います。(文責:迫田)

運動会通し練習

4月23日(金)、運動会通し練習が行われました。

今年度の運動会は、新型コロナウイルス感染症の流行の影響を受け、例年より短めの開催時間を予定しています。

そのため、通し練習も1時間30分程度で終了しました。子ども達にとっては、無理せず参加できる丁度良い時間設定でした。

リレーなどで負けたチームが悔し涙を見せることがあったものの、一生懸命応援し、自分の競技時は集中し、時に笑顔を咲かせ、終始やる気に満ち溢れた時間となりました。

 

運動会に向けて

今年度の運動会も、全員参加の競技と選択制の競技があります。

大人の意見も交えながら、子ども達と運動会に向けての競技の話し合いや、運動遊びを行っている最中です。

今日の練習も、途中で大人と子どもが「この順番で大丈夫かな?」「この大きさでいいかな?」と確認しながら進めました。

これから徐々に、競技の内容やメンバーが決まっていく事と思います。

 

通し練習の様子

☆開会式

開会式もダンスとかけ声(えいえいおー!)のみと短めです。

 

☆かけっこ

スタートの姿勢は様々。子どもそれぞれが思う「早く走れる」姿勢です。

どうしたら早く走れるのかな?プロ選手の走り方を講座をみんなで見て、研究中。

 

☆バイクレース

バイクで園庭を駆け回ることが、大好きな子どもたちならではの競技です。

 

☆綱引き

年長児・年中児混合チームで勝負しました。今回、2-0だった為、負けたチームは思わず涙…。

どうしたら勝てるのか?話し合いの議題に上がることと思います。

 

☆バルーン

3月から、運動遊びに取り入れるようになりました。最近お気に入りの遊びです。

 

☆ダンス

年少児、年中児、年長児全員で踊りました。アップテンポな曲、みんな夢中です。

 

見学していた年下の子ども達も、楽し気に見ていました。

 

☆リレー

年中児、年長児の混合チーム対抗です。このままじゃ負けるかも!と分かった子は、悔し気に涙を浮かべつつも、あきらめずに走っていました。チームのため、悲しくなっても途中であきらめない!という、逞しい心が育っています。

 

☆玉入れ

年少児、年中児、年長児対抗です。最後、数を数える場面では、みんな固唾を飲んで見守っていました。

結果は、同列一位!二位だったクラスは、非常に悔しそうな顔。通し練習の後、どうやって投げたらたくさん入るのかと話し合いをしていました。年少児は、ボールを投げる力に合わせて、年長・年中児とは違うボール入れを使う予定です。  櫻田

本日のメニュー⭐︎4/23

本日のメニューは、”魚の包み焼き””さつま芋の甘煮””豆乳汁”でした。

魚の包み焼きに使用した鯛は、身が柔らかくふっくらとしていました。人参やさやえんどう、しめじなどと包むことで彩りも鮮やかとなり、開けたときに視覚でも楽しめるメニューとなりました。また、魚を野菜と包むことで、それぞれの旨味や出汁の旨味が閉じ込められ、より美味しく仕上がりました。

おやつは、抹茶ムースでした。豆乳と混ぜたことで抹茶も子供達の食べやすい甘さとなり、おかわりが足りない!と子どもたちが言いに来てくれるほど人気でした。固まってくれるか心配でしたが、無事固まり一安心でした。子どもたちにも「次はもっとたくさん作ってね」と言ってもらえて嬉しかったです。

文責 大西

ゆり組 〜最近のゆり組の子どもたち〜

 今年からゆり組の担任をさせていただきます。永井希穂です。1年間よろしくお願い致します。

 最初は不安そうな表情を見せていましたが、一ヵ月も経つと新しい環境に少しずつ慣れてきて、笑顔が見られ、安心して過ごすことが出来てきました。

 うめ組からゆり組へとひとつ学年が上がり、ひとつお兄ちゃんお姉ちゃんになったこどもたち。自分たちより年下の子がいるということを理解しているのか、戸外や室内で遊んでいる際に年下の子を気にしたり、譲ってあげたりと優しい姿をよく見かけます。

 散歩や戸外遊びをすると季節の虫や春の自然物と出会うことができました。また裏門になっている苺も保育士と収穫し、食べました。

 外遊びを通して、美しい景色を見たり(視覚)花の匂いを嗅いだり(嗅覚)直接手に取って触ったり(触覚)食べたり(味覚)自然の音を聞いたり(聴覚)することは、子どもの育ちに欠かせない要素です。季節の変化や鳥の鳴き声など、外遊びならではの貴重な体験は、子どもにとっても大切な宝物になると思います。

 今年新たに加わった子にも日に日に笑顔が増えてきて私も嬉しく感じます。これからのゆり組の子どもたちとの活動や成長をする姿を近くで見守れることがとても楽しみです。

 

文責:永井

本日のメニュー⭐︎4/22

本日のメニューは、”チーズハンバーガー””ベイクドじゃが””オレンジ””りんごジュース”でした。

チーズハンバーガーは、ハンバーグ・チーズ・レタスを豆乳マヨネーズを塗ったパンで挟みました。ハンバーグに入れる玉葱は、手のひらサイズのとても大きな新玉葱が届きました。そして、年長さんと年中さんは、セルフで、子どもたち自身に具材をパンで挟んでもらいました。子どもたちも新鮮な体験ができたのか、とても喜んでくれていて、たくさん食べてくれました。大人気のメニューとなりました。

おやつは、野菜お好み焼きでした。人参やもやし、キャベツがたっぷりと入っています。また、桜海老も入っているので、桜海老のいい香りのするお好み焼きとなりました。

文責 大西

本日のメニュー⭐︎4/21

本日のメニューは、”いなり揚げの野菜詰め煮””ブロッコリーの塩昆布和え””新キャベツの豚汁”でした。

いなり揚げの野菜詰め煮は、人参・玉葱・鶏ひき肉などを混ぜた具を油揚げに詰め、鰹節と昆布からとった出汁で煮ました。その出汁で餡を作ることで、出汁の旨味がとても引き立てられ、優しい味の一品となりました。

豚汁には、新キャベツを使用しました。柔らかくとても甘みのあるキャベツが届き、豚汁がさらに美味しくなりました。

文責 大西

築山でのエピソード

築山とは?
築山(つきやま)とは人工的に作った山で、測量の目的で作られたり、観賞用として庭園に作られたり、子供の遊具として公園に作られたりしたものがある。[ウィキペディアより抜粋]


当園の築山は、子どもたちにとって大人気の“あそび場”であり、“まなび場”です。よく観てみると、当園の築山は植えられた木の周り以外は“ツルツル テカテカ”で、雑草がほとんど生えていません。大変遊びこまれた築山なのだということがわかります。



ある日のエピソード
うめ組のRくんが築山を下山しようとして斜面に立っていました。そこにさくら組の友達が2人通りかかって「ここ滑るよ。」「お尻ついたらいいよ。」とアドバイスして走って立ち去って行きました。Rくんは一瞬そのさくら組の友達を横目で見ましたが、1歳の彼には少し伝わりにくいアドバイスだったようでした。Rくんは慎重にそーっと右足を出しましたが、たちまちズルっと滑って尻もちをついてしまいました。
「おっおー!」
感嘆の声を漏らし、キョトンと地面を見た後、お尻をついてずりながら移動して難所をクリアしました。下山してきた彼に「びっくりしたね。」と私が声をかけると喃語で何か話をしてちょっと照れたような表情で砂場に向かって走って行きました。


こころと身体と思いやり
このような出来事は、園内に置いては日常的なエピソードかも知れません。しかし、尻もちをついても泣かずに冷静に築山を下りてくるRくんの成長した姿に、私はふと感動してしまいました。ハイハイの頃から手足をしっかり使って登り降りした築山ですから自然とどうしたらよいかわかっていたのです。”お尻をついてずりずり滑って行けばいい→下山出来た♪→砂場に行く♪”というプロセスを、一瞬で選んで行動出来たRくんへの私の声かけは「びっくりしたね。」ではなく「下りられたね。どこに行くの?」が適当だったかも知れません。

颯爽と走って立ち去って行ったさくら組の友達も、かつては築山で転んでしまった経験があったことでしょう。だからこそ、困っていそうに見えたRくんを見かけて声をかける事ができました。年上クラス・年下クラス関係なく交流をしてあそび学んでいく中で、子供達なりの人間関係や思いやりが養われていきます。

新年度は始まったばかりです。暖かい日には子供たちは裸足で園庭に出ます!築山は足の裏の感覚を刺激するにはもってこいです。その日の築山の地面のコンディションに合わせて斜面や凸凹に挑んでいく子供たちの様子はたくましく、そこにバランスよく立つという事は子供達の成長にとって必要な体幹トレーニングの1つにもなっています。今年度もまたいろいろなプロセスの中で、元気にたくましく成長していってほしいと願っています。

お読みいただき、ありがとうございました。  看護師 大木

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