本日のメニュー☆2/26

今日のメニューは“白身魚のハーブ蒸し”“クレソンペースト入りマッシュポテト”“ジュリエンヌスープ”でした。

ハーブ蒸しの白身魚は「鯛」を使用しました。白ワインと塩コショウ、バジル粉、にんにくのスライスに漬け込み、副菜のクレソンの茎の部分を乗せて蒸しました。蒸している間もにんにくとバジルのいい香りが充満していました✨

魚のパサつきがほとんどなく、子ども達もよく食べていました。途中から、本当にいい香りがしてきて、作っている私達自身もわくわくしました(^^♪

マッシュポテトはじゃが芋を蒸してマッシュにし、粉チーズとクレソンのペーストを混ぜました。

クレソンは葉の部分を蒸し、塩コショウ、オリーブオイルとミキサーにかけます。オリーブオイルの風味とクレソンが良く合います✨マッシュポテトに混ぜ込むとクレソン独特のくせも気にならず、三歳未満児さんにも人気でした!

 

見立て遊び〜うめ組〜

今回のブログは、子ども達のブロックや積み木遊びについてお伝えします。

ブロックや積み木を出すと積み上げたり並べたりして遊びます。他にも、「もしもーし」と電話をかける真似や「ばんばん!」と銃の真似などをして遊ぶ姿があります。

身近にあるもの何か別のものに見立てイメージを膨らませながら遊ぶ、「見立て・つもり遊び」です。この遊びは身近にいる大人の動きや仕草、言葉を真似することから始まります。「もしもーし、ままですか?」「いまからかえります」「またね」など日常生活の中での会話を思い出し、模倣しながら楽しんでいます。

このような「見立て・つもり遊び」にはどんな意味があるのでしょうか?

 

見立て遊びの効果とは?

・観察力や記憶力が身に付く

大人の動きや仕草を模倣するには、観察力や記憶力が必要になります。実際にはその場にない物を別の物で代用することで、発想力も育まれます。

 

・コミュニケーション能力がアップする

お友達と一緒に遊ぶようになると他者との関わり方で協調性や社会性を身につけ、また相手の気持ちを理解できるようになります。

 

遊びを通して自然とたくさんの能力を身につけられることが、見立て遊びの大きな魅力です。

先程挙げた例以外にも積み木を車に見立てて走らせたり人形を赤ちゃんに見立ててお世話をしたりする姿も多く見られます。

何気ない生活の中で私達大人の言動・行動は子ども達にとっては新鮮なものばかりで真似したくなるようです。だからこそ、1つ1つの言動・行動を丁寧に、気持ちを込めて、子ども達とふれ合っていきたいと思います。 文責:濱川

本日のメニュー☆2/25

今日のメニューは“ぶりの照り焼き”“菜の花の白和え”“里芋のみそ汁”でした。

ぶりの照り焼きは生姜と調味液に朝から漬け込みます。じっくり漬け込むので、味がよりしみ込みます。子ども達にも大人気のメニューの一つで、完食でした✨

菜の花の白和えは春を感じさせるメニューでした。菜の花は一度蒸してから和えます。独特の苦みもなく、緑色が映えました。ねりごまやすりごま、味噌が入ることでコクが出て美味しくできました。

今日のおやつは“かぼちゃパン”でした。かぼちゃを蒸してペーストにしたものと、かぼちゃの種、レーズンが入っていて、自然な甘さです。かぼちゃの種を砕いて入れることで食感にアクセントが加わり、よりおいしく出来上がります。

少しずつ暖かくなってきたので、イーストを入れたパン生地は発行しやすくなり、よく膨らみました(^^♪

本日のメニュー☆2/24

今日のメニューは“豆乳シチュー”“ひまわり工房のバゲット”“押し麦の梅酢サラダ”“りんご”でした。

豆乳シチューは野菜がゴロゴロ入っています。市販のルウは使用しておらず、全て手作りです。野菜の旨味と鶏肉、ベーコンの旨味が染み出して、贅沢な味わいになります。最後に味噌を少量入れることで、より味わい深くなります。

子ども達にも好評でした!✨

押し麦のサラダは、押し麦を炊いて熱いうちに梅酢に漬け込みます。程よい酸味と梅酢のピンク色が付き彩もきれいです。このサラダが人気で、今日はたくさんおかわりにきてくれました(^^♪

本日のメニュー⭐︎2/17

今日のメニューは“クロックムッシュ”“ジャムサンド”“スパニッシュオムレツ”“ウインナー”“オレンジ”でした。

今日はランチボックスの日でした(^^♪

今日は子ども達がとても楽しみにしていてくれて、何度ものぞきに来ていました。スパニッシュオムレツにはたっぷり野菜が入っており、旨味が増しました。野菜がたっぷり入っていますが、子ども達にも人気でたくさんおかわりをしていました。

本日のメニュー☆2/16

今日のメニューは“クミンライス”“ビーフカレー”“野菜のピクルス”でした。

クミンは以前ご紹介したターメリック同様、香辛料の一種です。カレー自体にも使用されており、「カレーの良い香り」はクミンが中心です。日本人にもなじみ深いスパイスですが、特に「エスニック料理」には欠かせないスパイスです。

ご飯に混ぜて炊きましたが、色の変化はほとんど無く、ほんのりとスパイシーな香りがします。子ども達も普段と変わらずよく食べていました。カレーはとにかく人気で、毎回ご飯を大量に炊きますがそれでも足らないほど、おかわりをします!「今日はおやつがおにぎりだよ!」と伝えましたがそれでもたくさんたべていました(^^♪

野菜のピクルスは、蒸したにんじん、大根、きゅうり、カリフラワーを手作りのピクルス液に漬けこみます。蒸して温かい状態で漬けると、味が染みやすくなります。ピクルス液は酸味がきつすぎず、レモンが入っているのでさわやかな風味になります。スライスしたにんにくも少し入ると良いアクセントになります。

子ども達も野菜に苦手意識があったようですが、どのクラスもよく食べていました✨

 

本日のメニュー⭐︎2/13

今日のメニューは“栄養きんぴら”“わかめのみそ汁”でした。

栄養きんぴらは錦ヶ丘定番メニューのなかでも人気のものです!✨

たっぷり野菜に、合い挽き肉。春雨としらたきが野菜の旨味を吸い込み、より美味しくなります。にんじんそのものの自然な甘さと、蒸し煮をしたごぼうの風味、ごま油香るきんぴらです。

どのクラスでも大人気で、たくさんおかわりに来てくれました!

夢中になれること

1月は年長児(さくら組)が、お正月遊び『コマ回し』を楽しんでいました。

たんぽぽ組(1歳児)のGくんも、コマ回しに魅了された一人です。

コマを自在に操るお兄ちゃん達への憧れも強く感じている様子でした。『1歳児が興味好奇心をくすぐられて、そのことを深く知りたい!』と思うエピソードに出会えた一場面でした。

コマに出会う

 

ある日、お兄ちゃん達が楽しんでいるコマ回しの机に1人座り、その様子を見ていました。

コマが落ちないように3以上児職員が枠を作り、その中で回るコマをただただ…ジーッと見つめています。コマから目を離すことがありません。

 

お兄ちゃん達が「こうしたら回るよ!」「俺の勝ち!」などの会話も聞き逃すことなく、しっかり参加して聞いています。コマが勝ち残った子が喜ぶ姿、負けた子が悔しがる姿も…

全てを見つめる表情は真剣です。

 

いよいよGくんもコマを持たせてもらいました、最初は机の上に置いて喜んでいました。

しっかり観察していたからでしょうか…置き方もあっています!

憧れの物に触れた喜びは、Gくんは少し緊張している様子でした。

 

でも、なかなか上手く回りません…お兄ちゃん達が回す様子を見て、見様見真似で何度も机の上で回そうとしていました。

上手に回せる職員が、地面の上で紐を使い一緒にしてくれました。

その時、コマがクルクル~~ と回った時の嬉しそうな表情!

 

3回程回すと、満足したようで違う遊びへと行きました。

 

Gくんの中で、十分に満足感が得られた瞬間があったからこそ、心が納得できたのだと思います。

 

その後のGくんは…

 

その後、Gくんは…

室内でブロックのクルクル回るのを見つけては回し、ミニカーも逆さまにしてクルクル回すのを楽しんでいます。

来年のコマ回しに向けての自主練習中でしょうか。

あの日から、指先を使いクルクル回すのが好きになりました。

 

年中・年長になってやっと回すことができるコマ回しですが、今回Gくんが興味・関心を持ったことはこのように日々の生活・遊びの中で生きています。

指先が器用に動かせるようになると、Gくんができる好きな活動も増えていきます。そして、自信を持って取り組むことができるようになります。

ゆくゆくは、手の感覚・指の動かし方を知りいつかコマを回せるようになります。

このように子ども達の遊び1つ1つが点で繋がり、少しずつ出来ることが増えていきます。

コマを自分で回せた時、きっとGくんは「できた!やったあ!」と思うでしょう。

この経験が心を豊かにし、自己肯定感・自信に繋がります。保育園やご家庭で大人にあたたかく見守られながら、「できた!」を経験することで、一人ひとりの人生が豊かになる土壌になれば良いな…と思っています。

今は経験の豊かさと、夢中になれる時間の保障をこの保育園の時期に存分味わわせてあげたいです。色んな遊びを経験し、夢中になる中で自分が本当に好きなこと、自分が自信を持って出来ることを見つけていくと思います。

 

また、今回お正月遊びの様子を見て、徐々に薄れてゆく季節の伝承・継承遊びを次の世代に受け継いでいくのも、私達の大切な役割だと感じました。

子ども達が大人になった時に、「お正月だし、凧あげしようか」「お正月も終わったし、七草がゆ食べたいな」と思えると素敵ですね。

 

文責:未満児保育リーダー 中島

本日のメニュー☆2/10

今日のメニューは“鶏とごぼうのおこわ”“春雨の酢の物”“板麩の赤だし”でした。

おこわはもち米とうるち米を約3:1の割合で使用しています。柔らかすぎず、つやが出ます。おこわには人参や干しシイタケ、こんにゃく、鶏肉、ごぼうが入っています。これらの食材を炒めて、お米を入れ、昆布だしとシイタケの戻し汁を入れて調味します。しばらく炒めて、お米に味を染み込ませます。お米が茶色く色づいてきたら蒸します。しっかり味を入れてから蒸すことで、出来上がりの色も味も全く違います✨ごぼうは“蒸し煮”で下処理をしているので、香りもよく、より柔らかく仕上がります。

春雨の酢の物もおこわも大人気で、今日も完食でした✨

 

言葉で伝える大切さ〜ゆり組〜

先日、夕方園庭で遊んでいる時、友だち同士でのトラブルが見られました。大人が声掛けをしたことで、自分の言葉で自分の思いを伝えられていました。お互い感情が高ぶり泣いていましたが、それぞれが相手の気持ちを聞いて話すことができていました。その後、2人仲良く遊ぶ姿が見られ子ども達の成長を感じるひと時でした。

この年齢になると、ひとり遊びや並行遊び(友だちの側にはいるがあまり関わらずそれぞれの遊びをしている)から、友だちの存在に気付き関わり始めます。たくさんの言葉が身についてきてコミュニケーション力も高くなってくるので、自然と友だち同士のトラブルが増えてきます。

このようなトラブルがあった際、基本的に私たちは側で見守り子ども達の様子を丁寧にキャッチします。冒頭でのエピソードの際は、その子が悲しい表情を浮かべながら遊んでいたので「どうしたの?」と声を掛けたところ「◯◯ちゃんにダメって言われた」と教えてくれたので「悲しかったね。自分の悲しかった気持ちを伝えてきたら?」と伝えてみました。

その子は相手が遊んでいるところへ行き、大きな声で「かなしかったよ!」と力いっぱいに伝えていました。伝えた子も伝えられた安心感から涙が出てきて、伝えられた子も涙が溢れていましたが、お互いが相手の気持ちを言葉で知ることができ、だんだんと表情も明るくなり手を繋いで走ったり、追いかけたりと仲良く過ごす姿が見られました。

保育園でたくさんの子どもたちと触れ合う中で、楽しかったり、悲しかったり、時には相手を傷つけてしまったりといろいろな感情になることがあると思いますが、日々子ども達は友だちと過ごす事で成長しています。

時には、私たちが間に入って代弁することもありますが、最近は自分たちで解決しようと一生懸命な子ども達です。

子ども達が安心して自分の気持ちを伝えたり、発散できるよう子ども達の声に耳を傾け受容し、「伝えていいんだ」という安心感・自信へと繋げていけるようこれからも見守っていこうと思います。

文責:福田

本日のメニュー☆2/9

今日のメニューは“さばと深ネギの味噌煮”“豆苗のツナ和え”“けんちん汁”でした。

深ネギを大きめにカットして、さばと生姜と一緒にじっくり煮込みました。保育園では全員分を大きな鍋で煮込みます。その為、全体にまんべんなく味がしみ込むようにいくつか工夫をしています。さばとねぎ、調味液を層にして交互に鍋に入れていきます。このようにすることで、鯖の身がくっつきにくく、煮崩れません。また、鍋の一番下にねぎを敷いてさばを煮ることで長い時間火を通しても焦げ付きにくくなります。深ネギの旨味も全体に行き渡り、さばの味を引き立ててくれます。調味液は味噌を二種類ブレンドしています。味に深みが出て美味しく仕上がります。

子ども達にも人気のメニューの一つで今日も完食でした✨

本日のメニュー☆2/8

今日のメニューは“高野豆腐の肉巻き”“ほうれん草のごま和え”“鮭の粕汁”でした。

高野豆腐はかつお節から贅沢にとっただし汁で戻します。戻った高野豆腐をカットし、塩こしょうで下味をつけた豚肉で巻き、だしと一緒に煮ました。煮汁に濃いめに味をつけ、片栗粉でとろみをつけてあんにします。噛むと高野豆腐からだしが染み出し、あんと絡んで絶品でした!ボリュームもあり、食べ応えがありました。

鮭の粕汁は酒粕を入れて、じっくり煮込み、酒臭さを飛ばしました。白みそと、鮭の脂とマッチしてまろやかな味になりました。

きく組 ★心の成長★

これまで取り組んできた行事や活動での経験を通して、最近はますます友達との仲が深まりクラスとしてのまとまりがでてきています。今までは個々や好きな友達と2人で遊ぶことが主でした。しかし今では5~6人で集まり、友達と遊びについて意見を出し合いながら遊ぶ姿が見られるようになっています。

また、今までは自分の意見や気持ちを優先する事が多かった子ども達。しかし少しずつ、友達の意見に耳を傾け「いいね!」と共感して認めたり、「みんな○○ちゃんは○○したいって言ってるよ!」と声を掛け合い気持ちに寄り添ったりすることができるようになり心の成長が見られるようになってきました。

★ある砂場遊びでのエピソード・・・・★

Hちゃん、Rちゃん、A君で楽しそうに砂場でままごと遊びをしていました。

A君がHちゃんに「チョコバナナケーキ作ったよ。Hちゃんのこれも僕と同じケーキ作ったの?」と尋ねるとHちゃんは「ううん、これはお弁当~!Rちゃんのお弁当だよ」

するとA君が「ぼくにもお弁当作ってよ!」とお願いしていました。するとHちゃんは「じゃあRちゃんと半分こしてね」とA君に伝えていました。

この2人の会話を聞いた時に私は『え?!それでA君は納得するのかな?そして半分ってどうやってするのだろう・・・半分は嫌だ~って言ってケンカにならないだろうか?』と内心ドキドキしながら見守っていました。

A君は小さなスコップを持ってきて、まるで包丁でケーキを半分に切るようにHちゃんが作ったお弁当をサクサクと半分に分け、そしてその様子をHちゃんはじっと見つめていました。ちょうど半分になると2人で大喜びしてまた遊び始めていました。

私はこの2人のやり取りを見て、A君はHちゃんの意見を聞いて受け入れ、ちゃんと『半分こ』の意味をよく理解していた事と、HちゃんがA君のすることを信じてじっと待っていてあげている姿にとても驚き感動しました。

今までだったら思い通りにいかないと怒ったり泣いたり、または友達の嫌がることをして気を引こうとしたり…なんてことが多かったのです。

友達との関わりの中で自分の気持ちに折り合いをつけることができるようになり、社会性が育ってきていることが嬉しく感じました。

このエピソードを通して、「まだ3歳児だから…」と思うことで、子ども達の成長を見逃しがちになっていたことに気付かされました。

大人が思っているよりも、子ども達はできる事や様々な物事を理解しているということを再確認しました。

子ども達を信じて丁寧に遊びを見守り、関わりの中で必要に応じて子ども達に考えさせたり気付かせたりしながら、より友達との関わりが深まり社会性の発達につながるようにしていきたいと思います。

文責:迫田

 

🍳きく組クッキング🍳

先月、きく組の子ども達と何をしたいか話し合いを行いました。サークルタイムでの話し合いでは、以前に比べて話を聞く事や友達の前で発表することが上手になっているきく組の子ども達。話し合いの中で「ホットケーキを作りたい!」や「まだ作ってないピザを作りたい!」など様々な意見が出てきたので、今回子ども達の作りたいと声が多かったホットケーキ作りに挑戦しました。

🥞ホットケーキ作り🥞

 まずは、“どんな材料を使って作るのか”“1人何枚食べたいのか”の話し合いから始まりました。最初は「僕、5枚食べたい!」と声が上がった時は驚きましたが、どのくらいの大きさなのかを伝えていませんでした。その為、保育士が作る予定の大きさを手で表し伝えると、自分が食べられる量の想像がつき「2枚にする!」と意見が変わりました。

ホットケーキの枚数も決まると、必要な材料を買いに行くことに。「トッピングして食べたい」という声も聞こえたので子ども達に何を付けて食べたいかを発表してもらいました。発表してもらう中で、以前の餅つき会の時の様子を思い出し、「いちごジャム美味しかった!」と意見を出す子もいました。美味しかったものや楽しかった事は、子ども達の記憶の中に残っているのだと嬉しく思うと共に、思い出して意見を出すことができた姿に成長を感じました。

【買い物の様子】

 

 

食べる事が好きな子ども達だからこそ、ホットケーキの大きさや厚さが均等になるよう、牛乳パックで作った丸い型を用意することにしました。その結果、大きさ・形が同じだった為全員が納得した様子で楽しそうに食べる姿が見られました。

 

☆子ども達にしてもらったこと☆

 

◎ホットケーキ作り◎

①パンケーキ ネオハイミックス(ホットケーキミックス)を入れる。

②卵を入れる

③豆乳を入れる

きく組のクッキングは全ての過程を子ども達にお手伝いをしてもらいます。その中で保育士も寄り添いますが、水分の量など事前に話し合いを行って決めてもらいます。

「どのくらいがいいかな…」や「この線までじゃない?(計量カップの線)」とお互い話し合う子ども達。この話し合いやサークルタイムを通して子ども達は自分の気持ちや思いを相手に伝えることが上手になってきています。

卵を割る作業もお手伝いをしてもらい、子ども達はお家で卵割りのお手伝いしているのか割り方を知っている子が多く、殻がボールの中に入りながらも上手に割ることが出来ていました。

型の中に生地を流し込む作業から、焼く作業を中で「美味しそうだね!」や「早く食べたい」とちらほら聞こえてました。

 

◎トッピング作り◎

生地を作る・焼いている間にトッピングを作りました。

★トッピングメニュー★

・ツナコーン   ・豆乳マヨネーズ

・バナナ     ・生クリーム

・いちごジャム入りクリームチーズ

・バター     ・はちみつ

トッピング作りで今回初めて豆乳マヨネーズづくりに挑戦してみる事に。最初は液体状の豆乳に様々な材料を入れミキサーで混ぜていくことでドロドロに変化していく過程を見て「なんかドロドロになってきてる!」と気付いたことを声に出す子ども達。

子どたちは興味を示し、どんな変化が起きているのかなど気付くことができていたように思います。

最後は、バイキングにして、子ども達に自由にトッピングしてもらいました!

 

今回のホットケーキ作りでは何度も話し合いを重ねて実行することができ、クッキングを通して子ども達は、話し合いをする大切さや食べる楽しさを高められたのではないかと私は思います。

きく組で過ごすのは残り3カ月ほどですが、何かを作り上げる楽しさを感じられるよう今後も子ども達と一緒にクッキングを行っていきたいです。 文責:西野

 

本日のメニュー☆2/5

今日のメニューは“車麩のカツ”“ブロッコリーの塩昆布和え”“豆乳汁”でした。

車麩のカツは錦ヶ丘の人気メニューの一つです。車のタイヤのような丸い麩です。かつお節から取っただしを薄口しょうゆ、塩、味の母で調味し、ニンニクと生姜をすりおろして入れます。そこに車麩をつけて戻し、味をしっかりしみ込ませます。戻すときに調味液に漬けることで、味が入りやすく、お肉で作ったカツに近い風味になります。そこに衣をつけてカラッと揚げると、普段のカツとほとんど変わらない風味と食感になります✨

そのままでも美味しくいただけますが、数種類のソースを混ぜて作った特製ソースをかけて食べるとよりおいしくなります!

今日も子ども達に大人気で、たくさんおかわりにきてくれました。ブロッコリーの和え物も人気で、今日は完食でした✨

豆乳汁はかつおだしを贅沢にとります。かつおと豆乳と味噌が絶妙にマッチしてまろやかで奥深い味になります。

 

本日のメニュー☆2/4

今日のメニューは“塩蒸し鶏と菜の花のサラダ風”“さつま芋のグラッセ”“かぶのスープ”でした。

鶏肉は塩コショウ、白ワイン、にんにくにじっくり漬け込み味をなじませておきます。ホテル板に鶏肉を敷き詰め、短めに切った菜の花をのせて蒸します。一緒に蒸すことで鶏肉のうまみと出汁が出て、全体にいきわたります。塩味もしっかりついていたので菜の花の苦みもほとんどなく、子ども達もよく食べていました(^^♪

さつま芋のグラッセはきび糖と塩で調味し、じっくり煮込みました。シンプルな味付けで、塩を入れることでさつま芋そのものの甘みが際立ち、子ども達に大人気でした✨次から次へと絶え間なくおかわりにきて、あっという間に完食でした!

今日のおやつは“シナモンロール”でした。今回初挑戦のおやつです!

普段通り、生地を作り発酵させ、平たく伸ばしていきます。溶かしバターにきび糖、シナモンパウダーを混ぜ、生地にまんべんなく伸ばし、巻きます。それをカットしてオーブンでじっくり焼きます。焼き上がりに粉砂糖でアイシングをして完成です✨

粉砂糖の甘さもプラスされて、子ども達に大人気でした!

 

性教育研修を受けて~LGBTQについて~

10月中旬、まふぃん錦ヶ丘でLGBTQについての研修がありました。固定された男女の社会的な表現や、保育園で出来ることについて考えるきっかけとなった研修でした。

講師は井上燈さん。井上燈さんについてはこちらのページをご覧ください。

 

講義を受ける中で、心に強く残ったことを紹介したいと思います。

 

「LGBTQは特別なことではない」

日本の人口で約8.9%(11人に1人)が自分の生物学的性に違和感を持っているそうです。しかし、トイレや公衆浴場など、男性・女性とはっきりと区別しなければならない場面が多くあるということでした。今まであまり考えたことのない「男・女」という区別に苦しむ人もいるのだと知りました。

 

「本人の気持ちが大事」

井上さんから「ランドセルは赤じゃないといけない」と言われたことがずっと記憶にあると話がありました。

現状として、女の子=赤色 というパブリックイメージがあるように感じます。まずはこの固定概念を無くし、考えを広げていくことが大切だと思いました。

また、井上さんの、ランドセルが赤ではないからといって、あなたじゃないことはない。「あなたであることには変わりないでしょう」という言葉を聞いて、改めて男女の固定された社会的表現について考えるきっかけになりました。

 

「子どもに対しては?」

子ども(特に未就学児)に対しての直接的な対応は難しいとのことでした。その子が悩んでいるのか・壁に感じているのかによるので丁寧な対応が必要となるそうです。丁寧な対応とは、話を聞いたり、話し出せるような温かい雰囲気を作ったりすることのように感じます。

 

講義が終わり、グループになり話し合いの時間も設けられました。

そこで

4.5歳児はあらかじめ知識として子ども達に伝えた方がいいのか?

という疑問が議題としてあがりました。

しかし、4.5歳の子どもはまだ「僕は男で、女性が(恋愛の意味で)好き」という感覚はありません。「僕は〇〇くんが好き」という想いを抱いた子が、大人から曖昧な教え方をされると「僕ってゲイなのかな?」と混乱してしまう可能性もあります。まずは大人が基本的な知識を身につけ、子どもを見守っていくようにするという結論になりました。

 

この研修を受けて、私自身も無意識ながら固定概念があることに気付きました。

また、保育園で子ども達の為に何が出来るだろう?と考えました。今までも、「青は男の子、赤は女の子」という分け方をしないよう心掛けてきましたが、今後も「◎◎君は男の子だから、青色で、恐竜マーク」といった決めつけ方をしないよう心掛けたいと思います。

「あなたであることには変わりないでしょう」という考え方は、全ての事に共通すると思います。子どもひとりひとりの、「あなたらしさ」大切にしていきたいです。

まだまだ知らないことが沢山あるので、今後も学んでいきたいと思います。そして、学んだことを園内や保護者の皆様へ共有していきたいです。

 

(田中)