クリスマスリース作り〜うめ組〜

寒さがまたいちだんと厳しくなってきたこの頃。冷たい風に鼻を赤らめながらも、元気に遊ぶ子ども達の姿にたくましさを感じます。今回のブログはクリスマスリース作りについてお伝えします。

 

さくら組前のツリーや絵本を見て「サンタさんくるかなー?」とクリスマスの訪れを心待ちにしている子ども達。そこで少しでもクリスマスを感じてもらえるよう、絵の具を使ってのリース作りを計画しました。

今回の活動を行うにあたってフェスティバルでもお伝えしたように1歳児の子ども達なりの表現を大切にしたいと思いました。

準備物

白い画用紙

緑色の絵の具

ママボール

リースの形を最初から用意するのではなく、子ども達が大きな紙に自由に表現した中の一部を切り取ることにしました。また、ママボールは普段の遊びの中で子ども達も触れる機会も多いので今回の活動にも取り入れることにしました。

今までの活動と同様、子ども達一人ひとりがじっくりと遊び込めるように12名の少人数で行いました。私は子ども達がボールでスタンプすることを楽しみながら絵の具に触れる姿を想像していました。しかし、実際はボールでスタンプするだけでなく指先や手のひらを使って描く姿が多く見られました。また、大きな紙に描くことで白い部分もその子なりの表現なのではないかと気付かされました。

半年間で連続的に取り組んできた絵の具遊び。最初の頃は指先に少し絵の具がつくことさえ嫌がっていた子も今では手のひら全体を使い、ダイナミックに表現することを楽しんでいます。これからも子ども達が無理なく様々なものに興味を持ち、意欲的に参加できるような活動を多く取り入れていきたいと思います。 文責:濱川

本日のメニュー☆12/25~クリスマスランチ🎄~

今日のメニューは“ひまわり工房のバケット”“鶏のから揚げ”“ツリーポテトサラダ”“ジュリエンヌスープ”でした。

クリスマスは私達給食室も気合が入ります。子ども達もとっても楽しみにしていて、朝から「今日クリスマスご飯だよ!ケーキだよ!」と遠くで声が聞こえてきました。それを聞いて、より頑張らなければ!となりました。

朝から、唐揚げを揚げたり、野菜を切ったり、大忙しでした。すりおろしたりんご、たまねぎ、しょうが、にんにくと調味液にしっかり漬け込んだ、錦が丘の唐揚げ。りんごの自然な甘みが入り、唐揚げに深みが出ます。低温でじっくり揚げた唐揚げはいつも大人気です✨

手作りの豆乳マヨネーズで味をつけたポテトサラダには、型抜きした星やハートをつけ、ツリーのように盛り付けます。

ブロッコリーで木のふさふさ感を。中に混ぜ込んだコーン、ハム、人参でツリーのライトを表現しました。

各クラスに運ばれていったツリーポテトサラダに子ども達は大喜びでした!見て喜び、食べても喜んでくれました。

もも、さくら組さんは自分たちで配膳しています。各々好きなように、好きなところを取っていました。おかわりにも長蛇の列ができ、全て完食でした✨

普段は苦戦する野菜ですが、星パワーで人参もどんどんなくなっていきました。ポテトサラダのおかわりがなくなっても、ブロッコリーや人参をおかわりしていて、子ども達にとって“クリスマス”は本当に特別なものでわくわくするイベントなんだなと改めて感じました(^^♪

朝から大忙しでしたが、子ども達の喜ぶ顔が見られてとっても嬉しかったです。

クリスマスメニューを終えると、今年が終わるように感じます。今年も子ども達の笑顔や、嬉しそうな声がたくさん聞こえてくる給食時間でした。今年は様々なことがあり、我慢を強いられることも多くありましたが、この給食の時間だけは変わらず、楽しいひと時になっていたのではないかと思います。

毎日おかわりをし、「美味しかったよ!」の声をたくさんもらい、とても嬉しかったです!

 

おいしいね!たのしいね!

 

錦ヶ丘保育園の0歳児の『食』の目標として、『様々な食材を食べる経験を通し、食べる喜び・美味しさを感じ健康な身体を作っていく』ことをねらいとしています。

たんぽぽ組の子ども達は、食への興味関心を十分に感じ育て、食べる喜びや美味しさを大人や友達と一緒に共感することが目的です。

小食・個食・孤食が増えている現代だからこそ、人と一緒に食べる喜び、『美味しいね!』と食を通して心を通わす喜びは乳幼児期に十分に感じて欲しい経験です。

乳幼児期は食事の楽しみ方などを教える、食に対する興味を持たせることが「食育」に繋がる基本と考えます。

でも何より食事の基本は「おいしく」「楽しい」ことです、無理強いするより体を動かして遊び、おなかを空かせてから食事をする基本的なことが大切だと思います。

 

では、給食以外でのたんぽぽ組での食の取り組みを紹介していきます。

 

★おやつでリンゴを食べよう! 

まず、みんなでリンゴそのものを触り・匂いを嗅ぐなどしてリンゴを感じます。

そしてリンゴをみんなの前で切り、そのリンゴをみんなで食べます。

家庭では当たり前の光景でしょうが、給食の提供とはまた違い子ども達がより「食」を近くで感じる経験になればと思います。

リンゴを食べるまでの子ども達のワクワクしている表情が印象的でした。みんなでリンゴを美味しく頂きました。

 

 

 

★育てたラディッシュを食べよう!

たんぽぽ組の裏で育てたラディッシュをみんなで収穫して触り・匂いを嗅ぐ・生で食べる・保育室でのクッキングを五感で感じる。

出来上がったラディッシュソテーをみんなで食べました、工程から見ていたので意欲的に食べていました。出来立ての温かいソテーは、とても美味しく何よりのご馳走でした。

 

 

 

その他、バナナやみかんを剝いて食べる、園庭の取れたてのみかんも食べるなど、身近に経験出来ることは自然の流れとして経験しています。もう少ししたら裏門の花壇にあるイチゴが赤い実をたくさんつけそうなので、たんぽぽ組でいちご狩りを楽しめたら…と思います。

食を楽しむ時は、必ず回りには安心できる大人がいて、一緒に共感できる友達・仲間がいます。だからこそ嬉しさ美味しさも2倍・3倍に感じるのではないでしょうか。

生きることは食べること、子ども達の人生の食が大切に豊かになることを願います。

 

 

★気になる参考文がありました…

 

生活習慣と自尊感情

幼児や児童生徒を対象に実施した食生活と生活スタイルの調査結果から次のことが明らかにされている。

幼児では、朝食を食べない子どもと時々食べるこどもは、起床時間・就寝時間ともに遅く、便秘傾向にある割合が高かった、児童生徒では、自尊感情レベルが高い子どもほど、毎日朝食を食べ、定期的な排便があるなど基本的な生活リズムが出来ていた。

自分なりに良さがある、友達に大事にされている、家族の中で大事にされているなどの自尊感情のレベルの高さと生活リズムは大きく関係していると思われる。(参考本:乳幼児の発達と保育)

未満児リーダー:中島

 

本日のメニュー☆12/24

今日のメニューは“鮭のにんにく焼き”“れんこんサラダ”“豆乳汁”でした。

にんにく焼きは、塩とスライスしたにんにくで下味をつけて焼きます。すりおろしたにんにくを入れると、強く香りが付くので、保育園で提供するときはスライスで入れています。

程よいにんにくの香りと、塩の味が良く合います✨

れんこんのサラダは、手作りの豆乳マヨネーズと細かく砕いたかぼちゃの種、すりごまで和えました。がぼちゃの種やごまが入ることで、香りが増し、コクが出ます。また、サラダなどに入れると、食感も良くなります。(園では誤嚥が無いように細かく砕いて提供しています。)

 

本日のメニュー☆12/22

今日のメニューは“サバの味噌煮”“ほうれん草のごま和え”“のっぺい汁”でした。

さばの味噌煮は朝一で仕込み、1時間半程度じっくり煮込みました。量が多いため、保育園では大鍋に交互にさばと深ネギ、しょうが、調味液を入れていきます。このように入れることで、味が均等にいきわたり、よりしみ込みやすくなります。深ネギから水分がでて、その水分と調味液のみで煮込むことができます。しょうがや深ネギをたっぷり入れているので魚の臭みも取れ、深ネギから自然な甘みも出ます。さばに脂がよくのっていて、身がしまってとても美味しかったです✨

のっぺい汁には、里芋や人参、ごぼうなどの野菜と鶏肉が入りました。冬らしい、温かみのある汁で、子ども達に大人気でした。

今日はほうれん草のごま和えもおかわりにきて、残食ゼロでした✨

 

きく組 友達との関わり・・その後♪

先月のブログ「友達とのケンカやぶつかり合い」でお伝えしました『子ども達同士の自我のぶつかり合い』ですが、私たち保育者がそれぞれの気持ちを『○○のおもちゃが使いたかったね』『○○な気持ちで悲しかったね』と受容し気持ちを言葉にしてあげることを心掛け、その対応を続けていきました。

 

最近では『気持ちを受け止めてもらえた』という安心感から気持ちが落ち着き自分で気持ちを切り替える姿が多く見られるようになってきました。

まだまだ成長途中の子ども達なので『できた』と思ったことが『できなくなる』こともしばしばあります。また、成長していく過程でたくさんの課題や困難にぶつかることもあるでしょう。その中で大切なことは、やはり大好きな大人に受け止めてもらえる安心感と自分は守られているという気持ちではないかと思います。

私たち保育者もその大人の一人としてこれからの子ども達と関わる中で『ちゃんと見守っているよ』『失敗しても大丈夫!フォローするよ』という思いを発信し続けながら、子ども達のよりよい成長のお手伝いをしていきたいと思います。

友達と協同して遊ぶ姿も見られつつあります。

言葉の伝え合いをしながら遊びを進めています

 

★今月の子ども達の心の成長エピソード★

園にあるバイクはいつも人気で取り合いになるほど・・・。

いったん使い始めると友達が『貸して』といってもなかなか【貸してあげる】という行動には移せないのが3歳児です。

しかし、この間H君が「誰かこのバイクいる?」と友達に声を掛けていました。それを聞いたS君が目を輝かせて「いる!」と返事をして念願のバイクで遊ぶことができたのです。H君の自分が使わなくなったバイクを誰か友達に貸してあげようとする気持ちが芽生えてきたことに心の成長を感じました。

また、なんとS君も自分が満足するまで遊んだ後、次に待っていた友達にバイクを貸してあげることができていたのです。きっと自分が貸してもらって嬉しかったのでしょう。今度は自分が友達に・・・と感じたのかもしれません。

その2人の姿がなんて素敵なのだろうと思い、このエピソードをクラス全体で共有したところ、紹介されたH君とS君は嬉し恥ずかし、誇らしげな表情でした。これからも一人一人が成長した姿を言葉にして認めてあげ自信をもち生活できるようにしたいと思います。 文責:迫田

 

本日のメニュー☆12/19

今日のメニューは“ナポリタン”“バナナ”でした。

給食は三歳以上児と三歳未満児さんの食べる時間が異なります。そのため、麺類が給食で出るときには、温かく、よりおいしい状態で食べてもらえるよう、時間差で作って提供しています。

今日のナポリタンも、ピーマンやベーコンなどの具材を炒め、パスタを茹で、別の鍋に移して調味して炒めていきました。

子ども達に大人気で、何度も何度もおかわりに来てくれました✨

ゆり組 お味噌汁作り

今年は絵本からの食育を意識して多く取り入れています。

なぜ絵本から?と思う方もいると思うのですが、子ども達にとって調理するということはなかなか身近ではありません。

そこで、絵本という身近な存在から始める調理(クッキング)であれば、より興味を持って楽しく経験できるのではないかと考えています。

 

今回は“とうふさんがね”から味噌汁作りをしていきました。

(とうさんがね 著者:とよたかずひこ 出版社:童心社)

絵本の内容は、小さいとうふさんがネギを持ってお鍋に飛び込んで味噌汁になり、大きいとうふさんが冷奴になるという物語です。

 

前日の夕方に、絵本に出てくる豆腐とネギを買いに行きました。そして、クッキング当日!

まずは調理器具の確認から始めました。

 

果たして道具の名前は分かるのだろうか…?と思いながらクイズ形式で聞いていきました。

おままごとが大好きなゆり組のみんなはさすがでした✨おたま・まな板・包丁・お鍋などしっかり把握することができていました。道具の名前を覚えていると、以上児(きく組もも組さくら組)になったときに必要な道具を子ども達が提案して調理していくことができるようになってきます。

そして、豆腐を切る作業を1人ずつ手伝ってもらいながら、絵本と照らし合わせて調理を進めていきました。

初めての包丁だったので、気をつけながらも手を添えすぎないようにして、子ども達の力で切ることができるように配慮しました。スムーズにとんっと切れる子、力を入れなさすぎてなかなか切れない子、様々でした。これもまた経験。これからもっと硬い食材(人参や大根などの根菜等)を切る時に学びになっていくと思います。

できた味噌汁をみんなで分け合って食べました。

“みんなで食べるとおいしいね”と言いながら楽しい時間になりました。

 

文責 春成

 

本日のメニュー☆12/18~ほっこりフォト📷~

今日のメニューは“ししゃものピカタ”“ブロッコリーの塩昆布和え”“豚汁”でした。

ピカタは西洋料理の一つで、豚肉や鶏肉などに塩こしょうをして下味をつけ、小麦粉をまぶします。溶き卵に粉チーズ等を混ぜたものを絡めて焼きます。豚肉で作ることがポピュラーですが、今回はししゃもで作りました。和風ピカタをイメージして、溶き卵に青のりをたっぷり混ぜ、焼く前にごまをふりました。卵がよく絡んで、普段口にするししゃもよりまろやかな味わいになりました。卵が絡むことで、ボリュームが出て、食べ応えがありました。子ども達もよく食べていておかわりもたくさん来ました!

本格的に寒くなり、最近では汁物が大人気です。特に今日の豚汁はしょうがも入り、温かく何度もおかわりにきました(^^♪

 

給食室のほっこりフォト…📷

先日、シチューに入るマッシュルームを切っていた時の事。

マッシュルームの頭が繋がって雪だるまのようになっているものを見つけました!とてもかわいらしく、嬉しくなり写真をパシャリ。✨

ハート形に見える野菜等はまれに見かけますが、この形は初めてでした!キノコ類は菌を丸太に埋め込んで栽培されています。その菌から育ったキノコは同じ遺伝子を持っているため、くっつきやすくなっているそうです。くっつきやすいといっても、ある程度成長した状態ではこの写真のように一体化することはありません。つまり、きのこの赤ちゃんの状態で絶妙な距離になった時だけ、このようなキノコが出来上がるようです!珍しく、かわいらしいマッシュルームに出会えました(^^♪

大量の食品を扱う場だからこそ、このような貴重な瞬間にも出会えるのだと思います。切って給食に入ったら同じですが、食材も様々な個性があるなと感じ、おもしろいなと思ったので紹介しました✨

お買い物の際にぜひスーパーでも探してみてください!

 

本日のメニュー☆12/17

今日のメニューは“あじのパン粉焼き”“フジッリサラダ”“板麩のみそ汁”でした。

アジのパン粉焼きは、塩こしょうで下味をつけて、ころもとパン粉をつけ、オリーブ油をかけてオーブンで焼きます。油をかけることで揚げたようなサクサクとした食感になります。普通の揚げ物より油の使用量も少なく、お鍋やコンロを汚さずにできるので、ぜひご家庭でも試してみてください!

フジッリサラダは、手作りの豆乳マヨネーズを使用します。試行錯誤して味を調整してきましたが、マヨネーズにより近づき定着しました。子ども達も違和感なく、もりもり食べてくれているのでとっても嬉しいです✨

さくら組 今日はなにする?

 

「卒園までにしたいことある?」

 

11月下旬、フェスティバルがおわり、少し早いですがこどもたちに問いかけてみると沢山の思いが出てきました。

毎週金曜日の夕方、次週の週間計画を立てしたいことを実現し、「今日は〇〇する日だよね!」などと活動を楽しみに、わくわく感を抱きながら登園する姿が印象的でした。

 

沢山出てきた意見の中から、すぐにできること、準備や計画が必要なことなどに分けすぐにできることから取り組むことに!

 

こども園に行く

 

スライムを作る

1人一つ作っていたこれまでと比べ、チームでスライム作りに挑戦!分量を確認しあったり、みんなで色を決めたり、他チームと色や感触の違いを比べたり、、

 

かずの木ゲーム

夏頃は勝ち負けにより悔しさから涙を流す子もいましたが、今ではそれらも踏まえ、ルールのあるゲームを友達とすることに楽しさを感じる姿が増えました。

 

運動遊びをする

競技を決める際、「リレーはいいけどしっぽとりはいやだな」

とAちゃん。

それに対し、「どちらも走るということは共通してるのになんでしっぽとりだけいやなの?」と素朴な疑問を持ったBくん。

その疑問を持たれたことが嫌だったようでいざこざになり、競技決めの話は一度中断します。

鬼に追いかけられるのがいやだというAちゃんなりの気持ちとどちらも走る競技なのになぜ?と考えるBくんの気持ち。

どちらも間違いではないと思うし、気持ちがわかるな〜とつぶやくと少し静かになり、各々考えます。

1つの物事に対して様々な考え方があることを知る、自分の気持ちと友達の気持ちの違いに気付く機会となりました。

 

▽3歳未満児クラスに遊びに行く

 

クラスに戻ってくると、

 

「だっこできてうれしかった」

「泣いて着替えてくれなかった」

「ブランコ乗らなかったんだよ、こわいんだって」

 

遊んだ後も予定にはなかったその後の給食・着替えの手伝いもしたい!と目を輝かせる姿、話がとまらない姿から楽しさ・満足感が伝わってきます。

また、予想外の年下の子どもたちの反応に対して、ねむたかったのかな、こわいんだなどと気持ちを考える姿に成長を感じました。

 

先日は、クリスマスパーティーをしたいという意見からみんなで内容についての話し合い!

 

どんなことをする?

・保育室をクリスマス仕様に飾り付けをする

・ケーキを作って食べる

・サンタクロースやトナカイの洋服を作って着る

・ゲームをする

・歌を歌う

・プレゼント交換

 

子どもたちのアイディアと、それらを実現するための準備、何をどう使って作るかなど具体的にイメージできていることに驚きました。

 

天井や窓、壁など室内のあちらこちらがクリスマス仕様に、、!

 

 

 

「当日までのおたのしみ」「よろこんでくれるかな?」

 

もも組さんにプレゼントをあげたい!とこっそりメダル作りを進め中。自分たちでしたい活動を考え、取り組む日々です。

文責:市来

 

本日のメニュー☆12/15

今日のメニューは“和風玉子焼き”“春雨の酢の物”“切干大根のみそ汁”でした。

和風玉子焼きには、さやえんどう、にんじん、木綿豆腐、干し椎茸が入りました。木綿豆腐は水切りをして細かく崩し、しいたけは戻して醤油と味の母で甘辛く煮ました。しいたけが苦手な子も多いので、下処理をしっかりして食べやすいようにします。しいたけにも卵にも味がついていて、こどもたちもよく食べていました✨

(写真提供:堂園photo works)

本日のメニュー☆12/14

今日のメニューは“豚骨風煮”“白菜のスープ”でした。

豚骨風煮は、大根、こんにゃく、人参、しいたけ、タケノコ、竹輪、豚肉が入りました。こんにゃくは乾煎りして臭みを取り、豚肉も酒で臭みを取りました。鹿児島の郷土料理の一つで、味噌で味付けをし、じっくり煮込みます。骨付きの大きなバラ肉を使用しますが、保育園では、骨なしの小さめのバラ肉を使用しました。

味噌ベースの味付けに、各食材の旨味や甘みがプラスされて、コクのあるおいしい煮物になりました✨豚肉の味がしっかりする煮物でしたが、野菜がたっぷりはいっていました。それでも子ども達はもりもり食べて、今日は完食でした!

ゆり組〜子ども達の成長〜

12月に入り早くも2週間が過ぎました。

今年はコロナが流行って行事が予定通り行えなかったりと世間的にも大変な1年でした。

そんな中でもゆり組のみんなは毎日元気に登園してたくさんの刺激を受けながら成長をしてきました。

感覚遊びに重点をおき、さまざまなものに触れ、見立て遊びが始まりそこから友だちとの関わりも増えてきました。

また、初めての園外保育ではバスに乗り、吉野周辺を探索して園内だけでは発見できないものを体験し共有したり、絵本からのクッキング活動と子ども達と一緒にたくさん楽しんできました。

友だちとの関わりでは、うめ組の友だちとも活動を一緒にすることも増え、自分より小さい子へ絵本を読んであげたり、泣いている子の側に行って「どうしたの?」と声を掛けたりと異年齢交流ではの関わりも増えてきて、お兄さんお姉さんとして自然と小さい子へ優しくする姿も育ってきたのだと嬉しく思います。

また、関わる中で自分の思い通りに行かず葛藤などさまざまな感情も経験し、自我が芽生え、自己主張が強くなって友だちとトラブルになることも増えてきましたが、自分の気持ちをしっかりと言葉で伝えようとする姿があり、その一つひとつの場面を学びのための大切な瞬間だと思っています。

今年も気付けば残りわずかとなりました。

子どもたち1人ひとりの気持ちに寄り添いながらいろんな体験をして来年も楽しく過ごしていきたいです。

来年もどうぞよろしくお願いします!

文責:福田

冬を五感で感じる活動

最近、園庭に落ちているイチョウや枯れ葉を使って遊ぶ子どもたち。先日の中江のブログ「豊かなごっこ遊び~4歳児~」でもあったように、枯葉をお金に見立てた遊びや、弁当のおかずに見立てた遊びなど、自然物を使った遊びへと展開してきています。

 そんな中、さくら組の子どもたちが落ち葉を箒で一箇所に集めていました。

 なぜ集めているのか聞いてみると、落ち葉のベットや落ち葉のお家を作りたい!とのこと。子どもたちのイメージの豊富さに魅了されながら、落ち葉に寝転がる子どもの姿を想像すると、私もワクワクし、一緒に集めてみました。ある程度集まると、寝転がり満足気な様子の姿が。

 すると、集まった落ち葉を見て、

「焚き火をしたい」

1人の女の子が声にしました。丁度、園の畑でさつまいもを収穫したことから焼き芋をすることに!さっそく準備として、子どもたちと枯葉を乾燥させました。

 

 次にごしょらん公園にて、紫芋にさつまいもなど様々な種類のお芋を買いに行きました。自分たちでお芋を買いに行くことで、焚き火や焼き芋への期待も膨らんでいったように思います。

 焚き火の日、

1.まずはみんなで焚き火には何が必要か?

2.何に気をつけたら良いのか?

3.お芋をアルミに包む係、枝など集める係、役割分担をどうするのか?

子どもたちと話し合うことで、子どもたちの活動への意欲、危険予測への理解が深まっていきました。

 園庭で遊んでいる小さい子どもにも、

「危ないよ」

と目を配って見守ることもできていました。

 子どもたちが集めてくれた乾燥した葉っぱや、木の枝、薪などに火をつけ、焚き火の開始!

 炎が燃え上がる瞬間や音(視覚、聴覚)風により漂ってくる煙の匂い(嗅覚)灰になった葉っぱが舞い上がる様子を見て(視覚)、煙が漂う方へと向かい、煙を浴びていた子どもたち。目から涙がでている子どももおり、自然からの影響を体で感じ五感を通して様々な気づきを得て、学びへと繋がっていきました。

 お芋を焚き火の中に入れると、すぐさま「まだかな〜まだかな〜」と楽しみにしている子ども達。待ち時間には焚き火の周りに椅子を置いて歌をうたいながら楽しみに待っていました。

 芋が柔らかくなったのを確認して、いざ実食!

芋の種類による味の違いに気づき、「美味しい〜」と満面の笑み!(味覚)

 自分より小さな子どもたちへ、分け合いっこしながら食べるなど思いやりのある姿も見られました。

 子どもの「やりたい!」から始まった焚き火。五感を使って様々な気づきを得ることができました。これらの経験が、子どもたちの学びへと繋がり、来年もまたこの時期になると”焚き火をしたいな〜”と思えるよう子どもたちのやりたい!という自発性を尊重し、冬ならではの活動から一緒に季節を感じていきたいです。                   文責 関

 

もちつき会②~当日~

前回のブログ「もちつき会①~準備段階~」はこちら

 

もちつき会当日。晴れ。子ども達の餅つきへの期待はMAX!園庭で臼をみんなで囲み、職員が力いっぱい餅をつく。見ている子ども達から自然と

『よいしょ~!!』

『がんばれーー』

の励ましの声が。かけ声とみんなの気持ちが1つとなり、美味しい餅を搗くことが出来ました。給食室で準備されたもち米は10㌔。その8~9割を食べつくした子ども達。心も体も満足する、もちつき会となりました。

 

★なぜ“もちつき”するの?★

 

もも組に3クラス(3歳以上児)が集合。まずは、絵本の【おもちのきもち】(著者:かがくいひろし)という本をみんなで鑑賞。餅の複雑な気持ちを理解できたところで…“もちつき”の由来をみんなで考えました。

『1年がおわるから?』

『お正月だから!』

子ども達なりに考えた意見が飛び交ったところで、調べた由来を説明。保護者の方で由来を知らない方は、ぜひ子どもに聞いてみてください!

 

★炊き立てのもち米の味は?★

 

 

この表情から、炊き立ての美味しさ伝わりますよね!!普段のお米と食感が違うことに、気付く子ども達。

『なんか、甘い!!』

お米の味まで感じたようです。

 

★お米から餅へ★

 

今年度は、園庭に臼を準備しました。0.1.2歳児クラスの子ども達も集合。お米から餅に変わっていく様子を食い入るように見つめる子ども達。 搗く音が少しずつ変わり始めると

『なんか、ペタペタって音になってきたね』

と、音でも餅つきを楽しんでいました。搗く動きに合わせてかけ声も、より一層大きくなり大盛り上がり。皆の1年間の安全と健康を願い、クラスの代表に搗いてもらい無事に完成。子ども達から拍手と歓声。

 

0,1,2歳児クラスは、手作りの杵と臼でお餅つき楽しみました。

 

今までは、搗いた餅は一旦引き上げて、丸めてから食していましたが、今回は子ども達から

『今すぐ食べたい!』

とリクエストあったので、職員がその場で餅をちぎって、子ども達の口の中へ。

『おいし~~~』『モチモチ~~~』

『ちゃんとおもちになってる!!』

沢山の、感想が子ども達から上がりました。

 

★餅を丸める★

 

給食室で準備してくれたお餅を、手指消毒をしっかり行い、きく組から順に丸める作業へ。普段の“泥団子・砂団子”の成果でしょう。誰一人

『先生、できない…』

と言ってくる子はいませんでした。手のひら・手首を上手に動かしながら、自分の口の大きさに合うお餅が出来上がっていました。

 

※食べている様子はこちらの栄養士のブログ『本日のメニュー12/4~もちつき~』をご覧ください。

 

お餅を堪能した後は、去年に引き続きトッピングのランキング付けをしました。

去年は変わり種の“イチゴジャム”が堂々の1位でした。

今年のランキングトップ3は…

1位 あんこ

2位 海苔

3位 醤油

の結果となりました。

 

準備から全てを子ども達中心で行ったもちつき会。満足感と達成感を存分に味わいながら終えることが出来ました。来年は、今のもも組の子ども達が中心となって、今年の経験を生かしながら、準備を手伝ってくれるといいなぁと思ってます。

(文責:中江)

 

防犯訓練

12月7日、防犯訓練がありました。今回の訓練は、不審者の男性が凶器を持って園内に侵入するという設定です。危機管理局 安心安全課の指導員の方々に来て頂き、訓練の後は年中・年長クラスを対象に防犯教室を行いました。

 

実際の様子

訓練が始まり、保育士の声掛けに素早く反応し室内に避難する子ども達。犯人は凶器を持って、凄まじい勢いで保育士に迫っていました。このままでは部屋のガラスを割って入ってくる可能性があると判断し、各クラス教室奥の窓を越えて子どもたちを誘導し避難しました。

窓から避難するのは、今回が初めて。窓を先の通路を通ることもないので、普段とは違う避難方法や雰囲気に少し戸惑う子どもたちの姿も見られました。

しかし指導員の方々から「保育士の落ち着いた声かけや誘導のもと、子ども達も落ち着いて避難することが出来ていた」と講評を頂きました。

 

防犯教室

防犯訓練後は、もも、さくら組対象に防犯教室が行われました。

ペープサートやDVDを用いて、知らない人に声をかけられたり連れ去られそうになったりした際の対処法など分かりやすく教えて頂きました。

しかし、声をかけてきた人が”悪い人”かどうかわからない、といったくだりは少し難しいようで、首を傾げている子も。

海外の社会実験動画で、犬を連れた優しそうなお兄さんが声をかけたら子どもはどうするのか?というものがあります。ほとんどの子どもが素直について行ってしまう結果でした。

教室の中で指導員の方は「悪い人かどうかは分からないから、知らない人に声をかけられたらこうしてね」と仰っていました。知らない人に声をかけられたら、という言葉は子ども達にとっても分かりやすいようでした。今後、子ども達に教える際はそのような伝え方をしたいと思います。

実際に「たすけて!」と叫んだり、「乗りません」とはっきり答える練習もしました。大きな声で遊ぶ場所が少ない世の中です。保育園で、普段から大きな声で言う練習をしておくことは大事なことだと感じました。

 

小学校に就学すると、子どもだけの場面が多々あります。そんな時不審者に遭遇したら…自分で考えて自分で対処しなくてはいけません。自分で考える力を伸ばすための保育が、どれほど大切か改めて実感しました。また、今回の防犯教室が、自分で対処するための知識として大変役立つ事と思います。来年度も、計画に取り入れていく予定です。

 

まとめ

今回の防犯訓練の計画から実行までを通して、様々な改善点を見つけることが出来ました。職員は、事前に話し合いを重ねたり、実際に避難経路を歩いて確認したりしました。その中で、役割分担やシュミレーションの大切さを改めて学びました。また、当日は不審者役の迫真の演技から、実際に事件が発生した際にどれだけ現場が混乱するか、気付くことができました。また、子ども達にとっても、どのように逃げたらいいか…など考えるきっかけになったり、経験となったりとしました。

今回の振り返りも行う予定です。職員間でフィードバックし次回に活かしていきたいと思います。

ご家庭でも是非、防犯訓練や防犯教室で学んだ事をお子様と一緒に振り返ってみて下さい。  文責:小川

Rくんの大切な時間

ある日、Rくんが可愛らしくちょこんと正座をしていました。

近寄って声をかけてみると、真顔でチラッとこちらを見てはくれましたが、また窓の外を眺めました。

いつもなら、お腹空いた〜とハイハイで保育士に近寄って来てくれる時間です。そろそろミルクの時間かしら?とスタッフらと相談してミルクを作り、哺乳瓶を持っていきました。しかし興味を示しません。

 

そっと抱き上げようとすると、触らないでーー!邪魔しないでーー!と言うかのように全身でのけぞって泣き出し、怒りの感情を表現してくれました。

 

Rくんのルーティン

次の日も、15時のおやつの後、同じ場所に居ました。

 

Rくんがこんなにも集中して感じているものとはなんだろう?

気になりましたので、しばらくの期間、邪魔にならないようにそっと観察してみることにしました。

 

瞑想や禅をしているみたいな静寂な雰囲気のこともあれば。

ちょっと立ち上がってみたり。

伝い歩きしてみたり。

雲を見ているのかな?

西松屋のうさぎを見てるのかな?

外の雰囲気を楽しんでいるのかな?

もしかして、窓にうっすら映っている自分を見ているのかな?

1ヶ月ほど様子をみて見ましたが、Rくんの秘密はよくわかりませんでした。

しかし、どうやら年上クラスの子が遊んでいたりアフタースクールの子供達がサッカーやドッヂボールで遊んでいたりしている事が多い気がします。

最近は手を叩いていたり、バンザイをしていたりもします。

私たちの呼びかけにも、照れ笑いを浮かべてくれたりしてくれます。

これからもRくんのルーティンの時間を大切にして、見守っていきたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。

大木

本日のメニュー☆12/9

今日のメニューは“高野豆腐の肉詰め煮”“白菜のさっぱり和え”“なめこの赤だし”でした。

高野豆腐はだし汁につけて戻します。高野豆腐は戻すときに、多く水分を吸い込みます。水ではなくだしで戻すことで、最初でだしの風味が染み込み煮た際に全く違う味になります。高野豆腐が戻ったら、半分に切り、中に切り込みを入れます。そこに、豚肉に下味をつけたものを詰めていきます。この時に、酒や塩で軽くもむことで豚肉の臭みが消え、上品に仕上がります。煮たスープでさらにあんを作りかけることで味がしっかりとついて、子どもたちもよく食べていました✨

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