もも組〜子どもたちの日々の姿から〜

梅雨も明け、暑さの厳しさが増してきました。最近では、水遊びをしながら夏を感じたり、園庭で伸び伸びと走って遊び暑さに負けない子どもたちの姿が見られます。

 もも組では、雨が続いた日の遊びの中で、童具(積み木)にてピタゴラスイッチを作っている姿がありました。最初は転がすビー玉がない状態でのピタゴラスイッチ。ビー玉を渡すと、転がるビー玉にワクワクする姿がありました。

最初は、ビー玉がすぐ落ちてしまったり、高さがあまりなく曲がり角で止まってしまったりする場面が見られました。試行錯誤しながら、「どのようにしたらいいか?」子どもたちは自分たちで考えます。ビー玉が落ちないように横にガードを作ったり、勢いよく転がるように高さを作ったり、上にもガードを作り風の抵抗を少なくする工夫していました。

        

       


 また、ビー玉が転がる先にゴールを作ることで、ビー玉が入った時の達成感を味わい、遊びが発展していきました。ガードを作る際にも子どもたち一人ひとりによって作り方が違います。立方体を積み上げてガードを作る子どももいれば、直方体で積み上げる子どももいます。子どもたちによって個性が現れ、各々のピタゴラスイッチを楽しんでいます。



3歳児の子どもたちとピタゴラスイッチを作っている時は、「こうしたらビー玉が落ちないよ」と教えている子どもの姿がみられました。自然と異年齢児と交流ができる環境があります。

進級当初から園庭にて高い箇所から水を流したり、落ちていた梅の実を流したりとしていました。この経験から、積み木でするピタゴラスイッチへと繋がっていました。

今後も、保育活動の中で、子どもたちの日々の姿からどのように成長へとつながるのか見守りながら自分自身も学んでいけたらと思います。
                       文責 関

もも組 さくら組 『かずの木』で出会う数量の世界

園の活動の3本柱の1つに、童具の活動があります。

今回は、童具のなかでも、「かずの木」をつかった活動の様子をお伝えします。

 

◆かずの木とは

数量学とアートが融合した童具のひとつで、

積み木遊びを楽しみながら

「数量の秩序」と「美」の関係を感じ取っていけるようにと、

和久洋三氏によってつくられました。

下の写真の1から10までの大きさを表すブロック以外にも、

3種類の大きさの皿、サイコロ、カラービーズスティックなど

が含まれています。

 

左下の白い2㎝の立方体を基本単位の1としており、

ブロックの大きさと穴の数が対応しています。

 

1から10までの大きさのブロックを順に並べると、

立方体1つ分ずつ大きくなっていることが分かります。

 

かずの木を使った、積み木遊びでは

子ども達は意識せずとも

1,2,3という数の順番には、量の増減が伴っていることにも

気付くことができます。

 

 

◆もも組 自由遊び 「お家を作ろう!」

ある日の午後、保育士が並べたかずの木をみつけた子ども達。

「お家をつくろう!」の誰かの声かけに、それぞれ家を作り出します。

よく見ると、柱となる部分を立てる際、同じ大きさのかずの木を選んでいました。

手に取ったブロックが「どれくらい」を表すかを正確に分かっていなくても、

柱の高さが揃うことで、同じ高さ(同じ量)だと感覚的につかんでいます。

 

次の写真は、柱ができたあと、屋根や床部分を埋めている様子です。

床を埋めている時、まずは大きい青のブロックを敷き詰めました。

それでも、まだ空いてるスペースがあったので、少し小さい黄色のブロックを選び、

床部分を埋めていきます。

黄色いブロックを3つ並べれば埋まる!と、気づきましたが、

あと1列分を埋めるために必要な、黄色いブロックがもうありませんでした。

「どうしよう…」としばらくみんな、悩んでいましたが、

オレンジ1つ、白2つを並べてみると ぴったり!

この時、大きさが違うブロック同士を組み合わせても

同じように埋められると、遊びのなかで発見しています。

これが数の合成・分解など数学的なものの見方の基礎にも繋がっていくと考えられます。

 

 

◆ もも組 さくら組 長さレース

2クラスが、かずの木をつかったゲームで一番楽しんでいたのが長さレースです。

7月のおやこふれあいの集いでは、保護者の方々にも一緒に長さレースをしていただきました。

サイコロを2つふって出た目の合計と同じ大きさを表すブロックを繋げて、

ゴールまで先にたどり着いたチームが勝ちというシンプルなゲームです。

かずの木で使うサイコロはいくつか特徴があります。

1つ目は、0の概念の理解につながるよう、目に「0」が含まれている事です。

ゲーム中、0の目がでると、ブロックを置くことはできません。

0の感覚をつかむというはなかなか難しいですが、

「0の目が出た」→「どのブロックも置くことはできない」→「なにもしないまま次の人の番になる」という経験のなかで

0の感覚をつかんでいるように感じます。

 

2つ目は、【黒い点の数で表しているサイコロ】と、【数字で表しているサイコロ】があります。

ある時、もも組の子が、【数字で表しているサイコロ】の方を使っていました。しかし、

出てきた目の「5」という数字が、どれくらいの量を表すのかぴんと来ず、

どのブロックを選べばいいのかわからないという姿がありました。

 

上記したおうちづくりの遊びにもあるように、子ども達は、ブロックを選ぶ際、

「5の長さのブロック!」「7の長さのブロック!」と数を意識してブロックを選んでいるわけではありません。

視覚的にわかる 長い―短い 高いー低い 大きい―小さい などの感覚 (数字や単位等を用いなくても表現できる未測量の感覚)で、

ブロックを選択しています。

つまり、子ども達にとって先に出会う感覚とは数よりも量であるということができます。

 

大人であれば、「5」という数字を見ただけで、「5」=「・・・・・(黒い点5つ分)」だとわかると思います。

この子は、きっと「5」と表される記号(数詞)と、「5という量」がまだ結びついていない段階で、

穴の数を一つ一つ数えながら、数と量を一致させる方がわかりやすいのだと思います。

幼児期のうちに、このような遊びの経験をたくさんすることで、就学前から数量の感覚も体感できるようになっていくようです。

 

 

◆さくら組 かずとりゲーム

さくら組では、2人組のペアで、サイコロを振って、ブロックを100入る皿に埋めていくゲームもしています。

皿は、10×10のサイズのため、1列には10の大きさまでしか並べることができません。

写真の2人は、1列に収まらなかったかずの木のブロックを、別のブロックに置き換えて(分解して)

入れるにはどうしたらいいだろうと考えています。

本来並べたかった緑色のブロックの上に、2種類のブロックを重ねて同じ数量となるかを確認しています。

家づくりの遊びの時よりも、より合成・分解を意識できるゲームです。

確認方法は、まず大きめのブロックを並べる子もいれば、1ずつ増やして並べる子など、様々です。

どれが正解ということもなく、一人ひとりがあそびの延長で楽しみながら数や量に親しんでいます。

 

◆かずの木をするうえで大事にしていること

かずの木の遊びを繰り返すことで自然と

数量についての基礎的・基本的な概念につながる感覚を身に着けることにつながります。

ただ、小学校の学習の先取りをしたいのではなく、

一人ひとりが実際に手を動かすことで

大きいー小さい、多い―少ない、思い―軽い、高い―低い、長い―短いなどを把握したり比較したりしながら

それぞれの感覚や基礎概念をたくさん蓄積していってほしいという願いを込めて活動を行っています。

今のこどもたちで、100まで数えられる子のなかには、

その100という量がどれくらいかを感覚でつかめているわけではなく

ただただ100まで唱えられるという子も多いそうです。

私自身、かずの木に出会うことで、

幼児期のうちに遊びを通して量感覚をつかむことの大切さをとても強く感じました。

小学校では、ノートやプリントに、数式・答えを正しく表記できることで〇になり、計算方法などを理解しているということになりますが、

果たして、それだけで子どもたちの理解度などを判断していいのかと疑問に感じるきっかけとなりました。

くりあがりの足し算、くりさがりの引き算、分数・少数の掛け算や割り算など、具体的に数量のイメージを持てていないと、

和久洋三氏のいうような、数の秩序に見られる美しさに感動することもなく、

単なる数の操作、パターン化された計算方法の丸覚えとなってしまうような気がしました。

園では、かずの木を意識して取り入れながら

子ども達自身の発見やそれに伴う感動を得る機会を

たくさん作っていきたいと思います。

椎屋

 

参考資料

・『童具子育て講座⑧かずの木』和久洋三

・童具館 かずの木のこと

https://www.dougukan.com/text/textpage/text_page_kazunoki1.htm

・『小学校学習指導要領解説算数編』文部科学省

 

 

 

 

うめ組〜お絵描き〜

 

先日雨の日にうめ組では、室内遊びでお絵描きをしました。

 

戸外遊びをしていると木の枝を使って地面に絵を描いていることがありました。

 

 

箱に入っている6色のクレヨンの中から好きな色をとり、紙いっぱいに描くことを楽しんでいました。色がつくことに驚いたり色の名前を言ったり色への興味が出てきているうめ組の子どもたち。

 

お絵描きには、主に3つのメリットがあります。

 

1、認知力や知識の発達を促せる

2、指先を動かす訓練になる

3、色彩感覚を養える

 

この3つになります。他にも気持ちの発散などにも繋がります。

 

このようにクレヨンを触り感触を確かめたり、紙の上に数本クレヨンを置いたり、視覚・触覚を使って新たな発見をすることも。

 

 

室内での遊びを少人数に分けることで落ち着いた雰囲気の中で活動をすることができます。また、気持ちの発散や集中力にも繋がっていきます。

 

1つのテーブルを23人で使うことによってトラブルを防ぐことができ、のびのびとお絵描きを楽しむ子ども達でした。

 

中には、完成した絵を他の先生に見せにいく子も見られほっこりとする場面もありました。

 

戸外遊びでの姿を室内遊びの活動に繋げることができました。また、新たな子どもの姿を発見して連続性のある活動を行なっていけたらと思います。      文責:神野

【参考資料】ベネッセ 教育情報サイト

きく組 生き物に触れながら…🦗

きく組は子どもたちと一緒に5月頃からアゲハ蝶の幼虫を育てています。以前までは「うわ。虫がいるよ!」と虫を見つけるとわざと踏む、力加減が分からず潰してしまう姿が何度も見られました。育ててる幼虫が蛹になり羽化する過程を何度も見ていくうちに虫への興味が”捕まえたい”という考えから”観察したい”に少しずつ変化していきました。

今では、室内・戸外関係なく虫を見ると絵本棚から絵本を持ってきて「この虫なんじゃない?」「これに似てるね〜」と自ら調べようとする姿も見られています。

育てていく中で全ての幼虫を成虫にさせることはできませんでした。

私たちは、蛹になったらもう安心!と思っていたのですが、いざ蛹になってからの10日間はすごく長く感じられました。その為、子どもたちにもわかりやすいよう成長過程を描いた紙を用意しました。紙を用意すると子どもたちは毎日1日過ぎるごとにめくり、数を数えていました。

数多く幼虫を育ててきましたが、その中で1番印象に残った話をします。その幼虫は蛹になってから2週間以上経過をしたもののなかなか羽化せず、いざ羽化するとアゲハ蝶ではなくアゲハヒメバチという種類の蜂が生まれてきました。初めての経験だった為か、驚き「蜂が入っているよ!!」と子どもたち。間違えて入ってしまったのかと思い蛹を確認すると、アゲハヒメバチが蛹を破り生まれてきたようでした。全ての幼虫が綺麗に羽化するのではなく、羽化不全や違う虫が生まれることがあるそうです。今回の体験を通して、子どもたちは自然の大変さや命の尊さに気づいたように感じました。

〈アゲハヒメバチ〉

〈羽化不全をした時の様子〉

羽化不全のアゲハ蝶は数日後死んでしまったので、子どもたち数名で埋めてあげました。

自然が身近にあるからこそ命について考えられるいい機会だと私は思います。さらに深く命について知ることができる経験を今後も保育の中で行っていけたらと思います。現在もきく組前ではアゲハ蝶の幼虫を育てているので、お迎えの際にはぜひお子さんと一緒にご覧ください。 文責:西野

 

ゆり組 感触あそび

7月は感触遊びで絵の具と小麦粉粘土をしました!

4月に一度絵の具を使った感触遊びをした時は、手につくのが嫌で泣いてしまう子や感触が苦手で活動をする前から激しく泣いている子どもがいました。

今回の活動のねらいは、

・色に興味を持つ

というねらいを立て活動を行いました。

 

七夕制作

⚪︎まず、4人ずつで活動を行いました。感触あそびが得意な子どもは初めから手のひらに絵の具をつけ笹の葉に手形を押すようにしていました。

しかし、感触あそびが苦手なHちゃんは周りの子どもたちが制作している所を見ているだけでしたが、保育士が隣に寄り添い一緒にすることで、自ら筆を取り絵の具で色を塗り始めていました。

また、保育士が指に絵の具をつけ、フィンガーペイントをしているとHちゃんは興味を持ち、見ていたので、絵具がついている指でHちゃんの指に触ってみると紙に「ぺったん!」としている姿がありました。

その後は、自ら絵の具がついている筆に指を伸ばし、触ろうとしていました。私の「まだする?もう終わりにする?」という問いかけにいつもなら「もう終わりにする」というHちゃんが「まだする!」と言った姿を目の当たりにできて成長を嬉しく感じました!

また、高月齢の子どもたちは紙の上で緑、黄色の色が混ざるとちがう色になっているということに気がつき、色への興味が出てきているように感じました。

◎小麦粉粘土

⚪︎小麦粉粘土でも、少人数での活動で感触あそびが苦手な子どもたちを混ぜて行いました。

 小麦粉がサラサラの時から触り、「サラサラしてるね!」「砂みたいだね!」と言っていた子もいました。その後、油や水、塩を入れていくことにより、硬く粘土みたいになった感触の変化に気づき、「すごいね!粘土だ!」と目をキラキラさせて言っていました。

感触が苦手な子どもたちも積極的に触ったり、丸めたり、伸ばしたり、ちぎったりして「アンパンマンやおにぎり」を作っている姿もありました!

その後、小麦粉粘土に絵具をつけ、粘土同士をまぜることにより、色が混ざるということに気付いて欲しく、絵具を混ぜ、遊ぶことを設定しました。色は赤、青、黄、緑4色でしてみました。

目の前で粘土と絵具を混ぜると、「青になったー!赤になったー!」など色を口々でいう姿もありました。また、高月齢のYちゃんやHちゃんは色が混ざり他の色になっているということに気づき教えてくれる姿がありました。

感触あそびが苦手な子どもが活動後に「楽しかった!またしたい」という言葉が聞けて私たちも嬉しく感じました。

これからも、絵具や粘土でもさらにちがう展開の仕方を取り入れて子どもたちの興味が広がっていく様に工夫していきたいです。                  文責:永井

1.2歳児クラス 指先を使った遊び

雨の日が続き、室内で過ごす事が多かった7月。それぞれクラスで活動を工夫して行なっていました。その中から今回は『指先を使った遊び』を紹介していきたいと思います。

 

指先を使う大切さ

「第二の脳」や「外に出た脳」と言われ、神経が集中している手。脳の発達には手や指の発達が大きく影響しているとされています。指先をたくさん使う事で神経が発達していき、細かな動きができるようになっていきます。また脳が刺激されるので、思考力や言語力、記憶力、運動能力を育てるためにも指先を使った遊びは大切です。

 

手、指先を使った遊び

 

【新聞紙遊び】

手や腕全体を使って破ったり、破って細長くなった新聞紙を集めて手の平で丸めたりしています。

 

【ヒモ通し】

目で距離感をはかりながら、握った紐を穴に入れようとしています。穴から入れた紐を指先を使って引っ張る事ができるようになってきました。

 

【テープはがし】

楽しく指先を使えるようにと取り入れていました。テープを爪で削ったり、削った所から指先を上手く使ってはがしていました。1歳児にははがしたテープを貼り付けるのは仕組みが分からず、まだ難しいようでした。

 

【粘土】

手の平や指先を使ってちぎったり、丸めています。手の平で転がして“のばす”が少しずつできるようになってきています。

 

【お絵描き】

 

最初は上から握ってクレヨンを持っていましたが、少しずつ指先で持てるようになっています。

 

【ピンはめ(数の木)】

 

小さな穴にピンを入れて、そこにビーズを差しています。指先で掴めるようになったので細かい作業ができるようになってきました。

 

【絵合わせ】

2歳児クラスはパズルに興味を持つようになってきたので、その一つ前の段階として絵と絵を合わせる玩具を担任が手作りしました。指先をつかわないと上手くはまらないので集中して行っていました。

 

上記で紹介したように遊びの中で楽しみながら自然と指先を使い、発達を促していけるようにしています。

これからも子ども達の興味関心を汲み取りながら手指の発達を促す為の遊びを工夫して取り入れていきたいと思います。文責:南

本日のメニュー☆7/30~鶏飯~

今日のメニューは“鶏飯”“野菜入りさつま揚げ”でした。

鶏飯のスープは鶏ガラからとりました。鶏ガラ6羽分から贅沢にだしをとります。一番大きな回転窯に水を入れ、生姜と深ネギの青い部分と一緒に煮込み沸騰したら弱火にして透明になるまで煮込みます。

動画あります↓

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しいたけの戻し汁と、具材として入る鶏ささみの蒸し汁もだしとして入れます。あくを取って、味の母を煮きっていれ、薄口しょうゆと塩で調味をし、ご飯にかけて食べるので、それに合わせて味付けをしました。贅沢にだしをとったので、香りもよく、味に深みもありました!

それぞれの具も丁寧に仕上げました。ささみは、酒と塩をふりスライスした生姜を入れて蒸します。鶏の臭みも消え、味もしまります!しいたけは、戻し汁と醤油、きび糖と煮て、甘辛く味をつけました。スープをかけて食べるときにしいたけのうまみと甘辛い味が染み出てバランスの良い味になります。

卵も薄く味をつけ、錦糸卵にしました。盛り付けの時にも色が映えて、とてもきれいでした!

子ども達もさらさら食べて、よくおかわりをしてくれました(^^♪

また、野菜ゴロゴロのさつま揚げが大人気でした!さつま芋の甘さが際立ってとても美味しくできました。もも組さんにヒットしたようで、何度もおかわりに来てくれました!

今日のおやつは“かるかん”でした。今回初めての手作りで、完成までドキドキしていましたが、見た目も味もしっかりかるかんになりました✨

山芋をすりおろして、たっぷり入れたのでふわふわにできあがりました。子どもたちもよく食べていました!

 

 

本日のメニュー⭐︎7/29

今日のメニューは“厚揚げの旨煮”“枝豆サラダ”“モロヘイヤと長芋のネバネバお浸し”でした。

今日は夏バテ防止のヘルシーメニューでした!厚揚げは、にんにく風味で食欲増進、お浸しはサラサラと食べられます。子どもたちも良くおかわりをしてくれました!

きく組 廃材製作を通して

今月は雨が続き、外で思い切り遊べず残念そうでしたが塗り絵やハサミの活動、折り紙等の室内遊びが充実できるのは梅雨の時期だからこそではないかと思います。

5月から小グループで取り組んできたハサミの活動を通して、のりやセロハンテープ等用具の使い方や扱い方が分かり少しずつ上手に使用できるようになってきました。

また、最近は折り紙に興味を持ち、保育士に手伝ってもらったり教えてもらったりしながら紙飛行機や動物を折ることを楽しんでいます。

“自分なりにイメージして作る“楽しさが味わえるようになっている子ども達の姿と、さらに作る楽しさ等が感じられるようになってほしいという考えから

『自分なりにイメージした物を廃材を使って具体化する』

『様々な用具や素材を使って作ることを楽しむ』

という2つのねらいで廃材製作を取り入れました。

また製作を始める前に子ども達には①廃材でどんなものを作りたいか考える。②イメージした物を作るのに必要な廃材を選ぶ。この2つを考えてから製作を始めてもらいました。

「僕はバンバン(鉄砲)を作りたいからこれとこれにしよう!」「私は剣が作りたいからこの形にしよう!」と選んだ廃材はそれぞれが作りたいもののイメージに合う長さや大きさの廃材で、子ども達なりにしっかりと”作りたいもの”が明確にあることが伝わってきました。

また、廃材だけでは味気ないので折り紙やキラキラテープ、シール等を用意したことで創作意欲が高まり、長時間集中して製作に没頭する中で様々な素材や形を組み合わせて工夫しながら製作することができたようでした。

しかし、セロハンテープのちょうどいい長さや、どの部分を貼り合わせたら形になるか等の考えには至らなかったので「〜してみたらどうかな?」と時折気付かせたり考えさせたりし、作る過程で子ども達のイメージを大切に確認しながら製作を進めていきました。するとくっつける物大きさや長さを考えてテープの長さを変える等、少しずつ物の特性や性質への気づきが見られるようになりました。

作り終えた時の「いい作品ができた〜!!」という子ども達の満足そうな自信たっぷりの表情はなんとも言えません!その表情から今回の廃材製作のねらいは達成できたのではないかと思います。

廃材製作を通して身の回りにある様々な素材や材料を使って想像力・創造力を働かせ、製作する過程で切ったり貼ったりつなげたりしながら色彩感覚や構成力が育っていきます。今後も子ども達が感じたことや考えたことを、様々な形でのびのびと表現したくなるように遊びの環境構成を工夫しながら保育を行なっていきたいと思います。(迫田)

本日のメニュー⭐︎7/28

今日のメニューは“魚の蒲焼き風”“きゅうりとみょうがの酢漬け”“かいのこ汁”でした。

きゅうりとみょうがの酢漬けはみょうがとたまねぎ、きゅうり、ハムが入りました。みょうがは今が旬でとっても美味しいです!しかし、独特の風味があり好みが分かれます。今日は、千切りにして小さくし、さっと蒸してあたたかいうちに甘酢につけました。少し香りも抑えられ、味もしまりました!それでもみょうがの香りはしたので、子どもたちが食べてくれるか心配でしたが、残食もなく、意外や意外!おかわりに来ました😊毎日おかわりにきてくれて嬉しい気持ちになります。ですが、今日のこのメニューにおかわりにきてくれたことは私自身とっても嬉しく、少し感動しました🥺3歳未満児さんも徐々に給食に慣れて、野菜もよく食べてくれます!日々、成長を感じられ嬉しく思います。

今日のおやつは“桃とヨーグルトのスムージー”でした。とっても美味しそうな生の桃が届きました!

きれいに洗い、毛をとり、皮ごとミキサーにかけました。ヨーグルトはプレーンのもので、甘味がないのでハチミツを入れて甘味を足しました。氷と一緒にミキサーにかけるとより冷えて、食感もよくなります!ミキサー一つで簡単にできるので、ぜひ様々な旬のフルーツで試してみてください!子どもたちにも大人気でした✨

本日のメニュー☆7/27~うずらの卵に苦戦!?~

今日のメニューは“ガパオライス”“夏野菜のスープ”でした。

ガパオライスはタイの料理で、日本語の意味では『バジル炒めごはん』です。鶏ひき肉と、赤パプリカ、バジルの組み合わせで色どりもきれいです。オイスターソースやナンプラーなどで味付けをします。それをご飯の上にのせて目玉焼きをのっけて完成です!

子ども達の目玉焼きはうずらの卵で作りました。うずらの卵は外側の殻が薄く、薄皮がしっかりしています。そのため、一つ一つ割るのに苦戦しました( ;∀;)途中、コツを見つけ出しスムーズに割れるようになりました。鶏卵のように叩いて割るというのが難しいので、上の部分だけ叩いて、皮をむいて中を出します。

ホットプレートで焼いている動画もあります!ぜひご覧ください。

↓クリック

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鶏卵よりとても小さく、可愛らしい見た目でした。しっかり焼けるよう、ふたをして蒸し焼きにしました。11時過ぎにご飯をのぞきに来たもも組の園児が『うわぁ!おいしそう!!』と、模範のようなとってもいいリアクションをしてくれて、最初は苦戦しましたが地道に一つずつ焼いて良かったなと思いました(^^♪

夏野菜のスープは具沢山でした。なす、かぼちゃ、オクラ、ベーコン。野菜たっぷりでしたが、子ども達もよく食べていました。やはり南州農場さんのベーコンがとっても良い出汁になり、より美味しくしてくれます!野菜もそうですが、素材の味がとても良いので具沢山のスープは旨味たっぷりで美味しいものができます(^^♪ 暑さが増していくので、野菜もしっかり食べて夏バテ防止に努めていきましょう!

桜島大噴火!保育園はどうする?

洗いたての車に灰が積もる…鹿児島ではよくある光景。見慣れた桜島が、実は危険な一面を持っていることを日々の生活の中で忘れてしまいそうになります。

7月22日(水)、「桜島の大規模噴火」を想定した避難訓練を保育園で行いました。

初めての想定でしたが、避難はとてもスムーズ!事前に桜島の大規模噴火について学んだこともあり、実りのある機会となりました。

 

何故、桜島の大規模噴火?

去年までは実地していなかった桜島の大噴火を想定した避難訓練。

今年から行うことにした理由は、桜島の大噴火が将来的に起こる可能性が高いことを知ったからです。

桜島は、多量な火山灰と溶岩を伴うような大規模な噴火が、約100年~数百年の間隔で起こっています。

 

―1955年以来、山頂噴火が断続的に続いており、降灰によって農作物に被害が生じているほか、噴石や空振によって島内の建物や車両に被害が発生している。

また、2006年(平成18年)には昭和火口が噴火を再開し、活発な噴火活動が継続している。とのことです。(鹿児島県地域防災計画 より

 

過去の大規模噴火が起きる前の様子と、現在の桜島の様子は似ているそうです。

桜島の近くで生活する鹿児島県民として、大切なお子様をお預かりする保育士として、大噴火のことを知っておいた方が良いと思い今回機会を設けました。

 

 

事前の準備

初めての想定だったので、避難訓練までに下準備をすることにしました。

 

①桜島の大規模噴火による被害を知る。

鹿児島県地域防災計画

・鹿児島市が出している「知る・備える・行動する”桜島の大噴火”~その時あなたはどう動く?」

※両方ともクリックで見れます。

 

上記2点を職員が事前に確認しました。

 

吉野地域では、50cm以上の積灰や噴石が予想されています。

50cmはおよそペットボトル二本分の長さ。50cmの灰が水を含んで積もると、木造家屋が倒壊したり、土石流が多発したりするそうです。

また、人体にも鼻や目・喉の異常などの影響が出ます。他にも車が走行できなくなる、農作物への被害が出るなどの影響が予想されています。

 

 

②非常食を知る。

 

市電が通る区域になると、積灰や噴石だけでは済まないかもしれません。

桜島の大規模噴火に伴い、地震(震度6弱)・津波・洪水などが発生するとのことです。

 

保育園に毎朝届く食材も手配が難しくなり、普段通りの給食の手配はまず出来ないと思われます。また、保護者の皆様のお迎えが困難となり子ども達が保育園に泊まる場合も考えられます。

そんな”もしもの時”に備えて、保育園では常に非常食の備蓄を行っています。

今年、5年間の保存期間を終えた非常食があり、入れ替えも兼ねて非常食をご家庭へ配布もしくはクラスで試食をすることにしました。

 

▶水かお湯を入れたら炊けるお米

 

 

③子ども達へ知らせる。

 

職員の準備が整ったので、各クラス子ども達へ「桜島の大規模噴火」の説明を行いました。

年齢に合わせて説明の内容は変えました。

・鹿児島市が発信している桜島の大規模噴火についての動画を見て感想を伝え合う

・保育士より桜島の大規模噴火や保育園に泊まる可能性について説明し、非常食の試食を行う

・どんな被害が起きるか保育士から伝える

などなどです。

 

 

実際に行ってみて

今回は噴火による倒壊などは無い想定で、噴石や降灰を想定して廊下へ避難しました。靴の着脱が無いことと、日頃から避難訓練をしているおかげでスムーズな避難でした。空振による窓ガラスの飛散や倒壊の危険性があった場合は、帽子や靴下が恐らく必要でしょう。

避難後に子ども達と振り返りをすると、「桜島がドーンって噴火するよ」「石とか灰とか降ってくるから、頭を守る」と事前準備が功を奏している様子がうかがえました。

クラスで試食を行った4歳未満児は、年齢的にも災害と結びつくのは難しい様子。しかし「おいしい!」「おかわり!」という好反応や実際に作ってみる体験から、被災時に食べる場面(無い方がいいのですが)を想像することができました。

 

保育園では、今後も避難訓練を継続して行っていきます。地震、火災、台風に火山災害も加え、日頃より被災時、被災後の動きについて知り、考え、備えていきたいと思います。

 

文責:櫻田

さくら組 友達の存在

 

雨が降る日が多かった7月。

さくら組は、ゲーム遊び、じゃんけん列車、かるた作り、など室内で小グループに分かれた活動が充実しました。

また、一つの目標に向かって友達と一緒に取り組む 『協同作業の場面』 を多く作り、それらを通して友達と一緒に考え工夫し遊びを深める姿が多く見られました。

 

宝探し

ルールを簡単に話し、始めようとすると

・宝の地図はあるの?

・チーム戦?

・隠した場所忘れたらどうする?

・宝自分たちで作りたい!

宝探しを行うのは今回が初めてでしたが、だからこそはじめる前から子どもたちは疑問がいっぱい。沢山の質問が出てわくわくが伝わってきます。

 

一回戦:宝3つ、制限時間3

 

取り組んでみては、自分の気持ち(楽しかった、見つけられず悔しかったなど)や取り組むなかで生まれた「こうしたらもっといいのでは?」といった気付きなど感想を出し合うこどもたち。

見つけることが難しいことにおもしろさを感じ、その後も二回戦、三回戦…と宝の大きさ・制限時間など変えてルールを作っていきます。

 

「どんな宝を見つけたら嬉しいだろう」キラキラ、ダイヤモンド、王冠、などイメージの共有後、ペアで宝作りへと発展。

 

 

誕生会

 

「なにをプレゼントしたら喜ぶかな」

 

誕生日の友達のことをみんなで思い、お祝いの仕方・プレゼントなどを話し合い誕生会を行っています。

どんなものをあげようかアイディアを出し合い、

「よく紙飛行機つくってるよね」「〇〇はあまり好きじゃないって言ってたよ」

出た項目の中から、誕生日の友達の日頃の様子や好きなことを頭に浮かべながら更に絞っていきます。

 

4月当初は花束や紙飛行機などひとりひとり作る姿が多かったですが、

最近は恐竜』恐竜の剣・恐竜の絵・ダンボールの恐竜、『いちご』いちごのケーキ、いちごのお城

同じテーマでも様々な形にしたり、花束、城、ダンボールの恐竜、アクセサリー、ぬりえ、紙飛行機など

グループに分かれ作っています。

 

 

「私が恐竜を描きたい」「ぼくも」

 

耳を澄ますと、ダンボールで恐竜を作りたいと集まった4名が話をしています。

自分がしたいと考えていることを各々伝え合い、そこから話が平行線、、

花束グループでは花束のイメージが浮かばず、写真を見て共有することで活動が進みはじめたり、紙飛行機グループや他のグループでも「友達が話を聞いてくれないけどどうしよう」「私はこう思うんだけど」と考える声も聞こえます。しばらく様子を見ていると自分の思いを伝え、他の子の思いも一人一人聞き、話を進めることができていました。

 

これらの活動を通して見られた共通の姿

・友達や自分の良さに気付く

・自分と友達の多様な考え方を知る

・友達と工夫しながら遊ぶ

「〇〇くんすごいね!」「それいいね!」などという会話も聞こえてくるようになりました。

 

話し合いがスムーズにいかないこともまだまだ多く、自分の考えを言葉にしたり相手の気持ちに気付く、思いを汲みとることに苦戦する姿があります。保育者が話の整理をしたり必要に応じて助け舟・提案をして共通理解できるようにしています。

少しずつ「伝え合い」から「話し合い」へと変わってきている日々です。

文責:市来

本日のメニュー☆7/21~うなぎのちらし寿司~

今日のメニューは“うなぎのちらし寿司”“といもがらのなます”“けんちん汁”でした。

7月21日、今日は「土用丑の日」です。少し由来について紹介します!「土用」は立夏、立秋、立冬、立春前の約18日間を示す言葉です。また、昔の暦では日にちを「十二支」で数えていました。そのため、「土用丑の日」とは、土用の期間におとずれる丑の日のことを示しています。一説によると、うなぎを食べる習慣が一般的に広まったのは1700年代後半、江戸時代だといわれています。「夏にうなぎの売り上げが落ちる」とうなぎ屋から相談を受けた蘭学者が店先に「土用の丑の日うなぎの日 食すれば夏負けすることなし」と看板を立てて、大繁盛し他のうなぎ屋も真似をするようになったことが始まりという説があります。また、7世紀から8世紀ごろに書かれた「万葉集」にもうなぎを詠んだ歌があります。うなぎは栄養たっぷりで、疲労回復や食欲増進に効果的な成分を含んでいるので、体調を崩しやすい夏にうなぎを食べて栄養をたっぷり摂ろうという考えが昔からあったようです。鹿児島県の大隅はうなぎの養殖日本一です。この時期は県内外への出荷でとても忙しいようです。保育園にも大隅のうなぎが届きました!(^^♪

ちらし寿司だったので、少し小さめにカットし、酒をかけてさっと蒸しました。うなぎがふんわり柔らかくなります。以前、ひな祭りの行事食でもちらし寿司を出しました。その際に、酢飯に苦戦する子が多く、私たち給食室も改善策を色々考えました。今回は、甘酢を少し減らし、うなぎのたれをご飯に混ぜ込むことで甘さとしょうゆ風味をだし、子ども達が食べやすいよう酸味を飛ばしました。うなぎの効果もあってか、今日はよく食べていました!✨残食もほとんどなく、おかわりにもきました!今回は子ども達に美味しく食べてもらえたので嬉しかったです(^^ 錦糸卵もうまくいき、彩もきれいに出来上がりました!

今日の副菜に入っていた「といもがら」をご存知ですか?ハスイモの葉柄(ずいき)のことを鹿児島では「といもがら」といいます。茎に包丁を入れるとスポンジのように空気を含んだ無数の穴が通っています。夏に出回り、生でも、煮ても食べられます。皮をむいて下処理して、切りしばらく水に浸します。青々としていて、しゃきしゃきした食感です。実際にした処理の動画があるので、興味のある方はぜひ、ご覧ください!

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本日のメニュー⭐︎7/20

今日のメニューは“豆腐と枝豆の焼きナゲット”“ピーマンのツナ和え”“ミネストローネ”“パイン”でした。

豆腐と枝豆の焼きナゲットは、豆腐の水切りをして大まかに潰し、鶏ひき肉、枝豆、戻して煮たひじきと混ぜ、楕円形にします。 豆腐の水切りをすることで生地が水っぽくならず、まとまりやすくなります。ひじきに味を付けて煮ることでより、食べやすくなります。保育園では、大量なのでつなぎで片栗粉と上新粉を入れました。つなぎの役割も果たし、食感もよくなりました!

ミネストローネには、沢山の野菜が入っています。セロリ、じゃがいも、にんじん、たまねぎ、キドニービーンズ。セロリは、葉のクセが強く食べにくさがありますが、栄養豊富なので少しいれます。また、子どもたちが食べやすいよう、少し小さめに切りました。普段は咀嚼力を付けて欲しいという思いから、大人とほとんど変わらないくらいのサイズで提供しますが、子どもたちが苦手なものや、食べにくいものは少し小さめにカットして提供しています。今日も野菜たっぷりでしたが、よく食べていました✨

強力粉はデザートでパイナップルがでました!私自身、缶詰や、すでにカットされているものを購入することが多く、生のものを切る機会がありませんでした。パイナップルは芯が硬く、芯をくり抜く用の機械もあります。今日のパイナップルはとっても綺麗で、芯も簡単に切れるほど柔らかく食べやすかったです!

子どもたちもよく食べていました!缶詰のものや、カットされているのももちろん美味しいですが、やはり新鮮な生の果物には敵わないなと感じました😂

ゆり組 継続は力なり🐸

ゆり組では4月から毎日、部屋でリトミックを継続して行っています。

ゆり組の部屋で行っているので、全員で動くには少し狭いので、リトミックの為のチーム分けを組みました。

チーム分けをしたことで、大人も一人ひとりの動きをしっかり把握できるようになりましたし、子ども達ものびのびと大きい動きができるようになりました。

ゆり組が毎日リトミックを行なっている目的として

楽しく体を動かし、その中で体幹やリズム感、友達との距離感(空間認知能力)を育んでいくです。

 

今日は一つひとつの動きを少し細かく解説し、3ヶ月継続して出た変化をお伝えできればと思います!

 

リトミックには大体の動きの順番があります。

まずは立って動き、どんどん床に近い動きに変化していきます。そのことを踏まえながら解説を見てみてください^ ^

全部で13の動きがあります!

 

①ます

音楽に合わせて歩きます。

⭐️時折音を止めると、それに合わせて子どもたちも止まります。

 

②とんぼ

両手を広げて走ります。音楽の最後はピッと片足を上げて止まります。

⭐️両手を広げているのでお友達とぶつかる可能性がぐんと高くなります。しかし、友達との距離感を目で見て掴み、うまく避けながら動くことができるようになりました。

 

③めだか 

普通の音→両手を胸の前で合わせながら走ります。

高い音→両手はそのまま、膝立ちをします。

⭐️高い音のとき、お尻をあげてつま先でバランスを取るのがポイントです。体幹がないと難しい動きです。大人でも難しい時があるのでやってみてください。

 

④汽車

高い音から低い音になるまでに少しずつ音が早くなります。最後はジャジャーンと音が鳴るので、顔を下にうつ伏せになります。

⭐️しっかり音を聞かないと難しいです。そして、スピードが速くなった時に友達との接触が多いのですが、少しずつなくなってきました。

 

⑤おうま

普通の音→ハイハイで音に合わせて前進します。

高い音→ハイハイで速い動きで進みます。

低い音→ハイハイor高ばいでゆっくり大きな動きで進みます。

⭐️低い音を鳴らした時、私たちはゆっくり動くだけを予想していたのですが、子ども達が 低い音=大きい とイメージをし高ばいで手を大きく振り上げながら動きました。

 

⑥あひる

普通の音→両手を広げ、股を大きく開きつま先で前進。

高い音→普通の音と同じ動きでバックオーライします。

⭐️これも体幹がないと難しい動きです。両手を浮かすのが難しい様子ですが、すこしずつできるようになっています。バックオーライもバランスをとってお尻をつかずに頑張っています。

 

⑦どんぐり

普通の音→両手を合わせ、耳につけゴロゴロと転がります。

高い音→普通の音の動きよりすこし速い動きで転がります。

⭐️両手を伸ばし、耳につけて転がるのが難しいですが体をうまく捻って転がっています。

 

⑧ワニ

2グループ同時に行い、中心に集まります。

⭐️音に合わせて両手両足を動かします。手で動くのではなく、足で蹴ることがポイントです。

 

⑨かえる

音に合わせて上に飛びます。

⭐️手も使って飛ぶと、高く食べるようになります。

 

⑩三輪車

寝転がり、三輪車を漕ぐように足を動かします。

普通の音→音に合わせて漕ぐ

高い音→速く動かす

低い音→ゆっくり動かす

⭐️以上児になると、お尻を手で持ち上げて漕ぐようになりますが、2歳児はまずは音に合わせることを意識します。

 

⑪かめ

足首をもち、前後に揺れます。

⭐️2歳児はまずは足を手で持つ!これができるように持ち方を伝えています。

 

⑫うさぎ

その場で動かずに手を耳につけて飛びます。

⭐️ピアノでゆっくり速いのリズムをつくるのでその音に合わせてジャンプします。

 

⑬くも

ブリッヂをします。

⭐️2歳児にはまだまだ難しい動きです。しかし、4月から音楽だけにでも触れてほしいと思い弾いていると、少しずつ出来る子や挑戦する子が増えてきました!

 

進級時、リトミックをすること自体がほとんど初めてだったので基本的な動きが分からず子ども達も積極的に動くことが少なかったです。しかし、さくら組と一緒にして動きのお手本を見せてもらったり、大人と一緒になって動くことで楽しさを知っていきました。

 

今では「今日まだリトミックしないの〜?」と子どもたちから早くやりたい!という声がたくさん聞こえます♪

 

  • 体が固くて、動きがぎこちない子も毎日しているお陰で体がほぐれてきました。
  • 体幹が弱く、あひるなどの動きが苦手だった子も今ではなんなくこなしています。
  • とんぼや汽車で友達とぶつかりがちな子も、リトミックではもちろん、普段の遊びの中でも周りを見て動くことができるようになりました。

 

中には参加したがらない子もいます。それはそれでオッケーです。リトミックをしている空間にいて、音楽を聴いているだけでも十分参加していることになります。体が動いてきたなというタイミングで大人が声をかけ、参加することができるようになってきました。

 

継続は力なり。この言葉通り小さなことでも毎日続けていれば、大きな変化に繋がると実感しました。何よりも、誰も無理せず、楽しく笑顔で出来ていることが1番嬉しいです!

 

2歳児の今の時期に育みたいことはたくさんあります。

それを、子どもも大人も楽しくナチュラルにしていけたらなと思います。

 

まだまだこれからも継続していくつもりです!子ども達の成長を感じる場面があればまたお伝えします😊 春成

ゆり組 友達の存在

進級して早4ヶ月が経ちます。

今回のブログでは、ゆり組(2歳児)で見られる『人間関係』についてお伝えしていきたいと思います。

 

現在の保育所保育指針にあげられている1歳以上3歳未満児の人間関係とは・・・

他の人々と親しみ、支え合って生活するために、自立心を育て、人と関わる力を養う。

ねらい1:保育所での生活を楽しみ、身近な人と関わる心地よさを感じる。

ねらい2:周囲の子ども等への興味や関心が高まり、関わりをもとうとする。

ねらい3:保育所の生活の仕方に慣れ、きまりの大切さに気付く。

と記載されています。

 

ゆり組の子どもたちの様子と照らし合わせてみると、

ねらい1:保育所での生活を楽しみ、身近な人と関わる心地よさを感じる。

に関して、身近な人=保育士に対して安心感を抱き、ゆったりした時間を過ごす。

ねらい2:周囲の子ども等への興味や関心が高まり、関わりをもとうとする。

に関して、周囲の子ども等への興味や関心=同じクラスの友達や自分よりも小さい子やお兄ちゃんお姉ちゃんたちに興味をもち、真似をしたりお手伝いをしてあげる。

 

ねらい3:保育所の生活の仕方に慣れ、きまりの大切さに気付く。

に関して、きまりの大切さ=遊具の使い方や緊急時の行動の仕方など安全に過ごすための約束を知り、自分なりに守ろうとする。

このように普段生活をする中で、友達の様子を観察し、模倣したり、一緒に遊ぶ喜びを味わうことで社会性が育ったり、遊びこむ中でいろんな経験を重ねることにより創造力を発揮することができます。

実際に、入園当初なかなか保育園に慣れず、保育士や友達との関わりがあまり見られない子どももいました。不安が募り急に泣いてしまう姿もありましたが、日々保育士や友達と過ごす中で少しずつ周りの人への興味が出てきて自分から友達の近くに行って遊んだり、保育士のところへ来て笑顔で抱っこを求める姿も見られるようになりました。また、友達と関わったり絵本を通してさまざまな言葉を覚え言葉での伝え合いも見られるようになりとても成長を感じています。

日々共に過ごす事で、互いの気持ちに気付いたり、相手の感情を理解していきます。その中で反発したり、物の取り合いとトラブルになることもありますが、私たち保育士は相手に危害を加えそうになるまでは基本的に側で見守っています。側で見守る事で自然と仲直りをしたり、逆に見守られている安心感で相手に自分の気持ちを伝えようと自己主張し合う姿も多く見られます。

今の時期の周りの人への関わりは将来大人になったときにも影響されると言われている程とても大事な事です。

子どもたちが1日1日をのびのびと楽しく過ごせるようにたくさんの経験を重ねながら一緒に笑い、気持ちを受け止めながら過ごしていこうと思います。 文責:福田

 

本日のメニュー⭐︎7/17〜おやつはゆで卵でした🥚〜

今日のメニューは“焼肉キャベツ丼”“わかめスープ”でした。

キャベツ、たまねぎ、にんじんは一番大きな回転釜で強火でさっと火を通し、色が綺麗なまま残るように塩で味付けをしました。牛肉を炒めるときには、すりおろしたにんにく、生姜、りんごを入れました。焼肉のタレに近い風味になりました。子どもたちもよく食べていてほとんど完食でした❗️

今日のおやつは“ヤブサメファームのゆで卵”でした。ヤブサメファームさんは、飼料や水など鶏を育てる環境に気を使っていて、放飼でストレスフリーです。抗生物質も使用しておらず、人に操作されていない自然の卵でとっても美味しいです。

さくら組さんには、殻に割れ目を入れて柔らかくほぐした卵をそのまま渡してむいてもらいました!最初は苦戦している様子もみれましたが、ツルツルの卵が見えてくるのが嬉しかったのか、上手にむけていました😊

おかわりもたくさんしました!塩も一緒に出しましたが、ほとんどつけずに食べていました。濃厚なきみがおいしく、子どもたちにも人気でした✨

本日のメニュー⭐︎7/16〜レモンクリームパン🍋🍞〜

今日のメニューは“鶏肉のサルサソース”“マッシュポテト”“レタススープ”でした。

サルサソースはスペインやメキシコ料理に用いられるソースで、タコスにはかかせないソースのひとつです。具がたっぷり入っていて、酸味のあるさっぱりとした味なので生野菜にかけたり、お肉かけたりと様々な用途で使われます。鶏肉は塩こしょうで下味を軽くつけ、小麦粉をまぶしてオリーブオイルをかけて焼きます。サルサソースにはあらみじんにしたたまねぎ、トマト、ピーマンが入っています。酢、塩、オリーブオイル、レモン汁を入れて混ぜ、さっと火を通した野菜と和えました。すりおろしたにんにくを少しだけ入れると風味が変わりおいしくなります。雨でジメジメする日にぴったりのメニューでした✨

 

今日のおやつは“レモンクリームパン”でした。クリームチーズにレモン果汁を入れて、きび糖で甘くしてねったものをパンに包んで焼きました。普段は強力粉100%でパン作りをしますが、今日は普段の1/5の割合で薄力粉を混ぜました。薄力粉はグルテンの量が少なく、粘度も弱いです。そのため扱いやすく、焼き上がりもしっとりします。

こねて発酵させた生地を丸く広げて

ねったレモンクリームチーズを真ん中に置きます。(クリームチーズは冷やしておくと固まり、扱いやすいです!)

包んでしっかりと閉じ、丸めて焼きます。

普段はこんがり焼けるように意識していますが、今回はふわふわでしっとり白く出来上がったほしかったので、3分程焼き、アルミホイルを上にかぶせて焼きました。生地も焦げ目はあまり着かず、しっとりできあがりました🍞クリームチーズが少なくても中の方でしっかり味がするので、少量で作るのがオススメです!✨

子どもたちにも大人気で、たくさんおかわりにきてくれました!工程が多く、大変でしたが一生懸命作ってよかったです😊

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