本日のメニュー☆9/30

今日のメニューは“鮭の明太マヨ焼き”“じゃが芋とひき肉ののケチャップ煮”“切り干し大根のみそ汁”でした。鮭の明太マヨ焼きは、豆乳マヨネーズにタラコを混ぜて上からかけました。普通のマヨネーズよりとろみがなかったのですが、魚がしっかり浸かった状態で焼けたので良く味がついていました。

今日のおやつは“ツイストパン”でした。プレーンの生地と、抹茶の生地を作り、生地を薄く伸ばして層にして、間にあんこときび糖をはさみました。それを細く切ってねじって焼きました!

ふっくら焼きあがってボリュームのあるツイストパンが出来上がりました😊

今日は、さくら組担任のきょうこ先生が給食室に入ってくれました。とっても緊張されていましたが、手際良く作業をすすめてくれました!頻繁にさくら組子どもたちが見に来て、普段いないギャラリーがたくさんいたので私たちも緊張しました(笑)

今まで気づいていませんでしたが、様々な食材を使っているんだなと思いました!と言っていました😊

ゆり組 サーキット遊び

先日、サーキット遊びをしました。

机、椅子、棚のサーキットを準備すると、自然と集まる子供たち。今回は棚のサーキットで背版のない棚を使ってしてみることに。理由なしに置いたのではなく、背版がない分、自由に動かすことができるので、どんな遊びが始まるか見てみたいと思ったからです。やはり、背版なしだと持ち上げてしまい、足を挟むなどの危険も予測されるので十分注意をして見守りました。最初はただ棚の中に入る姿が多かったのですが、動くと気づいた子は「ブッブー!バスですよ〜」とバスごっこが始まり、「誰か運転手してよ!」や「僕先頭がいい!」と言う子も出てきました。もちろんバスごっこだけではなく、「入れない!」「狭いじゃん!」と場所の取り合いもありました。

棚の見立て遊びだけでは飽きてしまうと思ったので、棚の上にシーツを被せてみることに。シーツを被せたことによって棚の穴がどこにあるか分からず、ゆっくりと確認しながら足を入れる姿も見られました。子どもたちなりに怪我をせず安全に遊べる方法を考えていたのかもしれません。次第にシーツが子どもたちの重さで沈むことを楽しむようになり、シーツの中が気になった子はシーツをめくり、中に入り込む遊びが始まりました。

最初はモグラ叩きのように遊んでいましたが、遊んでいるとシーツがズレ始め、どうしようと悩む姿が。1人の男の子がシーツを被せようとしたのですが、1人では上手くいかず、何度か挑戦した結果「そっち引っ張って!」と友達にお手伝いをお願いしていました。

今回のサーキットで話し合う姿や協力する姿が見られました。少しずつ社会性も芽生えてきているのだと感じることができました。遊びを通して子どもたちの面白い反応や遊びも見ることができたので、更に子どもたちの遊びを深まるように保育士が素材研究を十分行ない、素材を提供していきたいと思います。

避難訓練がありました(きく組)

昨日は吉野分遣隊の消防士の方の立ち会いのもと、地震の避難訓練がありました。車やヒーローに興味を持っている子が多いきく組。消防士の方が園に入って来られると目を輝かせてついて行き、じっ〜と観察したり、積極的に話しかけたりしていました。

いざ、避難訓練が始まると保育士の話を聞いて全員が無事に園庭に避難することが出来ました!消防士の方が地震(火災)の際に避難する時の合い言葉”おかしもち”(押さない、かけない、静かにする、戻らない、近づかない)について質問されると手を挙げて「押さない」「喋らない」と答えていました。

消防車見せて頂き、「これは何をするもの?」「水はどこに入っているの?」と興味津々の子ども達でした。消防車を見た後には、園庭で消防車ごっこが始まったり、積み木でも消防車づくり・消防車の駐車場づくりをしたりしていました。今、積み木での活動が好きで日々行なっているので、消防車づくりがより深まっていくのではないかと思います。

 

秋を見つけました🍁 もも組

先日、外部講師の方を招いた絵本のお話会がありました。

その中で【ひがんばな】という絵本を読んでもらって子ども達も興味をもって聞いていました。

絵本の読み聞かせが終わり、みんなと振り返りをしているときに

「ひがんばなってお花、みたことあるよ!保育園で!!」

「え?そうなの!?どこにあるの??」  と子ども達がやりとりをしていました。

 

その日の午後、ひがんばなを探しに保育園・幼稚園に行きました。

子ども達は本当に咲いている場所を知っていて、迷いなく花の所に向かって行っていました^_^

幼稚園にもたくさん咲いていて、行く前に何色があるか確認してから行ったので色にも興味をもっていました。

絵本の中で “ひがんばなは根っこから直接茎を伸ばし、葉をつけずに花を咲かせます。そして、花が枯れてから葉を出す特殊な植物です。” という説明があり、それを覚えていて「枯れてる花はあるけど、まだ葉っぱは生えてないねえ」と言っていました。

「まだ探したいなあ!!」という声も聞こえたので、後日散歩に出かけて探してみたいと思います😊

さくら組☆城山苑へ行きました!

 

保護者の方が務めていらっしゃる城山苑にお誘いを頂き、さくら組の子ども達と訪問に行きました♫

あらかじめ利用者の方々と触れ合う遊びをみんなで考え わらべうたとカルタ をすることとなり、「どんな人がいるのかなあ?」「ぼくのおじいちゃんに似てるかなあ」なんて話しながら期待を膨らませていました。

始めは少し緊張した様子の子どもたちでしたが、利用者の方々から声をかけてくださったり、とったカルタを譲ってもらったりしながら次第に笑顔が見えて楽しんでいるようでした!

カルタでは、保育園ではいつも誰よりもカードをとっている子どもが一枚しか取っておらず。「どうしたの?」と聞くと「遠慮してるの〜」と一言。 地域交流を通して子ども達の優しさにも触れることができました♫ またこのような機会を通して、地域の方々と触れ合いを持てたらと思います!

本日のメニュー☆9/27

今日のメニューは“きびなごの南蛮漬け”“切り干し大根サラダ”“みそのっぺい汁”でした。

切り干し大根は水で戻して、軽く味をつけて煮ました。独自の風味があるので苦手とする子もいますが、味をつけるだけでだいぶ食べやすくなります。豆乳マヨにもなれて、子どもたちも良く食べてくれます!

今日はうめ組担任の、のぞみ先生が給食室に入ってくれました。さすが主婦!という感じで、色々のことを手際良くこなしてくれました。今日もみそ汁にネギが入っていて、ネギを切ってもらいました。量が多くて、切っていても散らばって切りにくいのですが、慣れた手つきで素早く切ってくれました!

保育室と給食室との連携の大切さがよくわかりました!今日は入れて本当に良かったです!✨と言ってくれました!

 

本日のメニュー☆9/26

今日のメニューは“豚肉の生姜炒め”“ベイクドポテト”“まいたけの味噌汁”でした。ベイクドポテトは子どもたちにとても人気で、今日もよくおかわりにきてくれました!一度蒸してから塩、パセリ、オリーブオイルと和えてパン粉をまぶして、その上からまたオリーブオイルをかけて焼きました。パン粉をまぶして油をかけることで、カリカリに焼きあがります!中はホクホクだったので、フライドポテトみたいに出来上がりました!

今日のみそ汁には、舞茸、里芋、厚揚げ、小松菜、ネギが入っていました。夏も終わり、秋を感じられるような食材で、とっても美味しかったです 😊

今日は厨房にもも組担任の、りさ先生が入ってくれました!どうしたらいいかわからないと言っていましたが、朝からとっても元気で、今日も一日給食室内は明るかったです✨

もも組の子どもたちも「りさ先生は?」と何度も訪ねてきて、給食室にいるのを不思議そうに見ていました!色々なことに興味をもってくれたので、色んなことをしてもらいました!

「熱い!重たい!」と言いながら、一番大きな回転鍋でお肉を炒めてくれました!

ネギを切ってもらったときには、いつも元気いっぱいのりさ先生が数分間、無言になりとても集中していました(笑)

「りさ先生が頑張って作ったからたくさん食べてね!」と子どもたちに言っていましたが、その効果からか、今日はほんとに進みが良く、子どもたちもたくさん食べていました😊

今日は一日給食室に入って、改めて給食室の大変さ、毎日美味しく給食を食べられているありがたさを感じました!と言っていました!

 

主任だより 生き物に気付く

先日、お隣の錦ケ丘幼稚園の保護者の方からカブトムシの幼虫を頂きました。

掌サイズのぷりっとした大きな幼虫。私自身、アゲハチョウの幼虫を育てた事はあるもののカブトムシの幼虫は育てた事が無いため、まずは私自身が調べるところからスタートしました。この時はまだ、子ども達へは何のお知らせも出しませんでした。

 

何故早々に教えなかったのか…それには、理由があります。

保育士側がすべてを準備し、カブトムシの飼育をスタートするのは簡単です。勿論それでも一定の子どもは興味を示すでしょうが、生まれるかもしれなかった話し合いの機会や、より深い関心を奪いかねません。

いつの間にか部屋に置いてあり、大人から「カブトムシの幼虫だよ、お世話してね」と言われるよりも、事前にじっくり観察したり調べたり、話し合ったりした方が、カブトムシへの幼虫への気付きや愛着が生まれることでしょう。

 

もちろん、保育士側が何の下調べもせずに「カブトムシの幼虫もらったよ。どうしようか?」と子ども達に問いかけることもよくありません。一見、子どもの主体性を尊重しているように思えますが、子ども達の結論や決定が常に適切であるとは限らないからです。特に今回は、生命に関わることですから、慎重になる必要がありますね。

 

子どもの主体性が大事だと言われるようになって暫く経ちますが、「子どもが決めたから」「子どもが言ったから」とすべてを子どもに依存する保育をするのは適切ではないと常々思っています。かと言って、保育士側がすべてを決めてしまっては主体性に欠きます。

大切なのは、子ども達の結論や決定が常に適切なものではないと保育士側が理解していることです。トライ&エラーこそ子どもの気付き・学びに繋がる活動であれば、あえて見守ってもいいでしょう。そうでなければ、保育士側からのさりげない言葉で結論に至るまでの道筋を整えることも大切です。

そのためには、保育士が活動(遊び)のねらい(育ってほしい姿)を明確にすること。そして、その活動(遊び)の知識を持っておくこと。も重要です。

 

例えば、今回のカブトムシ。

大きなねらいは「身近な生き物に気付き、親しみを持つ」です。これは、厚生労働省より告示されている「新保育指針」の「環境」に含まれているねらいです。

そもそも虫が大好きな子が多いので、図鑑や絵本でカブトムシの存在も知識として知っています。春頃に、アゲハチョウの幼虫を見守った経験もあり、その際は羽化が失敗して死んでしまった経験をしたこともあります。

今回は、カブトムシの幼虫を目の前で見ることで、その大きさや動きなどを直接的に体験し、命をもつ生き物としてのカブトムシを認識してほしいと思いました。こういった経験が、豊かな人間形成や思考力、好奇心等々の基礎となっていきます。

 

下調べを済まして、土曜日の夕方、餌となる土を入れ替えるべく外で衣装ケースへのお引越し作業をしていると(本当は平日の午前中にあえて子ども達に見せながらしたかったのですが、連休そのままにしておくのが不安だったのでやむを得ず土曜日の夕方に…)

通りがかった子どもや帰る間際の子どもが、早速興味を持って寄ってきました。一緒に温かく見守ってくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

説明すると、土を食べるのだとすんなり理解して、「ここにもいた」「あと何匹いるの」「この黒いのがうんちなの!?」と盛んに発せられる言葉。スコップで土を掘って探していたので、「傷ついて痛い思いをしそう」「優しく掘ろう…」と呟くと、一緒に見ていた5歳児も、息を飲んでいました。「優しくしてね」と言うよりも、保育士側が優しく扱う姿を見せた方が効果的なことがよくわかります。

 

週が明けて、園庭にお引越しした衣装ケースを出しました。

集まってきた3歳児たちに簡単に教えると、覗き込んでどこにいるかと探していました。

最初は、持ってきたスコップで掘ろうとしていましたが、声をかけて止めてからそっと掘って幼虫を見つけ出して見せると、むやみに突くこともせずじっくりと見守っていました。深く潜っていない時は、幼虫の動きに合わせて土の表面もモコモコと動きます。「土が動いてる!」「動いているところに、幼虫がいる」と、幼虫の特性を発見していました。

土曜日の夕方、お引越し風景を見ていた子が他の子に、「この黒いのがうんちだよ」「ほら、お尻にうんちが入ってる」と教える姿もありました。

 

文部科学省より「学校における望ましい動物飼育のあり方」という冊子が配布されています。

幼児の項目に、

「3~4歳児は、特に自己中心的な思いが強く、生き物の動きを試し、オモチャのように見立てて遊ぼうとする。このような場合には、教師が小動物の気持ちを代弁する必要もある。

人間の幼児は、小動物にとってはライオンのように思えることを説明してあげたり、教師も共にやさしくかかわったりして、幼児の小動物へのかかわり方を援助していく」

とあります。

フォローするアドバイザーとしての役割も、やはり保育士には必要なのですね。

 

現在、カブトムシは3歳以上児クラスに1匹ずつお世話をお願いしています。

掌に乗せた子は「大きい…」と思わず呟いていました。初めての体験だったので、今回は「糞が増えてきたら除いてください」「土が乾いていたら水を少しかけてください」「痛い思いをするので見るだけにしてください」と子ども達にお願いしました。5歳児は、アゲハチョウの幼虫を育てた経験から糞を除くことは知っており、教える前から自信ありげに言っていました。

 

今のところ、最初に幼虫を迎えに来た子達を中心にお世話をしています。

担任が気にかけて子どもにさりげなく声をかけたり、子ども同士で「ここに幼虫がいるんだよ」と教えあったりすることで、危惧していた放置状態もない様子で一安心です。

→「土は15cmいるんだって」と定規と一緒に渡すと測りながら土を入れていました。

 

→「カブトムシの幼虫がいるんだよ」「ももさん(名前を付けたのでしょう)だよ」

うめ組 感覚遊び

 

うめ組では遊びの中で積極的に感触遊びを取り入れています。

感触遊びは五感をふんだんに使う遊びです。たくさんのものに触れ、刺激をたくさん受ける中で、“この感触は好き”“この感覚は苦手”と、子ども自身が感触を見極めてチャレンジしたり様子を見たりしています。

感触遊びは想像力や考える力が備わり、新しい出来事にも動じずに受け入れるようになります。その反面、感触遊びを嫌がっていた子は新しい出来事に対応できず、受け入れにくくなってしまうという傾向があるようです。それを思うといかに感触遊びが大切かを感じますね。

しかし、感触遊びが苦手な子に無理に触らすのは逆効果です。その子ども一人ひとりの様子に合わせて環境を変えたり、素材を変えたりしながら興味が持てるように誘う、それが私たち保育士の役割ですので、それぞれの保育士が活動を振り返ったり、個々の育ちを共有したりしながら遊びの提供をしています。

 

夏は水や砂に興味を持ち、慣れ親しんでいました。最初は苦手だった子どもも、水の冷たい感覚、サラサラとした感覚を積極的に楽しめるようになり、次の段階の感覚遊びを何にしようかと、保育士も試行錯誤していました。砂が日の照っているところは温かい、影は冷たい、と自然に感じるこの大人の感覚も、子どもたちにとってみたら新鮮な感覚です。大人が言葉で「ここは日が照っているから温かいね」、「ここは影だから冷たいね」と、説明することが良いことなのか…、いつか子どもが気付くまで待ち、そこで共感するのが良いことなのか、きっと答えは場面によって変わるでしょう。そんな事を思いながら保育をしていく中で、今回素敵な場面、私たちが学びになった遊びがありました。

ある晴れた日、砂は砂でも感触の違う“黒土”を準備しました。物珍しさにうめ組の子どもたちも土の感覚を確かめます。

サラサラもしない、握ると塊になっている。不思議な感覚に手をじーっと見つめていましたが、慣れてくると次第に喜んで触り始めました。

ダイナミックに触るのが苦手な子どもたちには、保育士がお部屋前にタライを準備し、その中に黒土を入れて環境を整えます。同じ素材でも場所や環境を変えるとチャレンジできるようになることもあるので、保育士はどんな場面でもそのタイミングを十分に見極めています。

水や砂で感覚遊びを十分楽しんでいましたので、どんな遊びに発展するか見守っていたところ、うめ組の子どもたちの遊びにさくら組の女の子が遊びにきてくれました。さくら組(5歳児)は保育園の中でも遊びの天才‼︎

私たち保育士より園庭のいろいろな遊びの技を知っています。その女の子が、黒土で団子を作り始めました。

水が足りなさそうだな…と、保育士が近くにホースを準備すると、ちょうど良い水加減を知っているさくら組の女の子は手際よく水を黒土に入れ、うめ組の子どもたちが触りやすい黒土を作ってくれました。(手前の薄紫色の帽子をかぶっているのがさくら組の子です)

遊びの師匠が作ってくれた団子と、丸めやすい黒土に目をキラキラさせながらうめ組の子どもたちもやってみたい‼︎と、手に黒土を入れて丸めてみます。

今までは触ったりこねたりするだけだった土の感触、丸めるという力加減がとても難しく、ポロポロ壊れたり、ベチョベチョしたりと、なかなか上手くいきません。

しかし、さくら組の子に教えてもらいながら団子を作り続けていると、うめ組の子どもたちもまーるい団子が作れるようになりました‼︎

できたよ!!と見せてくれたこの表情↓なんとも素敵なできた‼︎の場面ですね(^^)

保育園では作業療法士の中鶴先生の活動や、日々の保育の中で、子どもたちの“できた‼︎”の場面を大事にし、保育士はその場面を逃さないように共感し、受容・応答しています。“できた!”の場面が自己肯定感に繋がり、自分はこれでいいんだ‼︎、自分は大切な存在なんだという思いを持つことに繋がるからです。

遊びは益々発展し、自然とお皿が準備され、丸まった団子がたくさん並び始めました。”丸める”という遊びにとても興味を持った様子です。一方、たらいチームはベチャベチャの感覚を楽しみながら遊んでいました。

この後、団子を飾ろうと保育士が持ってきた紙にポトっと落ちた黒土を見て、おっ‼︎この土描けるぞ‼︎と思った子ども達は、落ちていた枝で黒土のお絵かきが始まりました。

遊びはいろいろな人、物が加わると予想もしない方向に変化していきます。その中で保育士が選択し、この経験を深めたい、この遊び今の実態にあっている‼︎と、取捨選択していきます。今回は保育士ではなく、さくら組の子どもが素敵な遊びを発信してくれました。保育士は遊びの様子を見ながら物や環境を整えていったまでです。

うめ組のこどもは丸めるという経験から、さくら組のこどもは伝えるという経験から、自己肯定感を得たかもしれませんね。

丸めるという経験をピックアップし、今月は片栗粉、紙粘土、小麦粉で丸める経験を積み重ね、白玉団子作りへと発展しています。

まだ感覚的に苦手な子どももいますので、丸めたものを食べるという経験から、感覚的に苦手な子も、やってみたいという思いになるのでは…と考え、今後も活動を深め、連続性のある感覚遊びを続けていけたらと思っているところです。

 

本日のメニュー☆9/24

今日のメニューは“チキンハヤシ”“フルーツポンチ”でした。保育園では、ハヤシライスに牛肉を入れていますが、今日は鶏肉を入れました。牛肉はとても美味しいのでが、お肉に筋が多くなかなか子どもたちでは噛み切るのが大変な場合があります😭

今回は小さめのカットした鶏肉が入っていて、食べやすかったのかいつもよりすごい勢いでおかわりに来ました!コクを出すためにチーズも入っていて、子どもたちにとっては食べやすい味になっていたと思います。

今日はいつもより「カレー美味しかったよ!」と言ってくれる子が多くて、私たちもとても嬉しかったです😊カレーではなくて、ハヤシライスだったのですが、美味しいと言ってくれることが嬉しかったので、良かったです(笑)

今日のおやつは“黒ごまきな粉パン”でした。子どもたちはとにかくきな粉が好きで、今日もたくさんおかわりに来てくれました!

もも組 水族館に行きました🐟

先日、水族館へ園外保育に行ってきました。

もも組では、7月ごろから絵の具を使った遊びなどを継続して行ってきました。お部屋の中には様々な用法で描いた紙が飾ってあります。

その過程の中で、魚類市場に園外保育に行った子がクラスに「こんなお魚もいたよ〜」と図鑑など見て教えあっていました^_^  すると、話を聞いた子達が折り紙で魚を作り、遊び始めました。折り紙を使う制限を設けず、好きに作っていいよと伝えると、そらぞれ個性的な魚を作り始めます。そして、「壁に飾りたい!!」と子ども同士の中で話し合い、決めていました。最初は壁にそのまま貼っていたのですが、1人の子が「水族館にしようよ!」と提案します。

保育士がその声を聞いて大きな紙を用意し環境を整えると、紙に色を塗り始め、次々と魚を貼り始めました。

部屋に飾ってある絵の具の紙にも貼ろう!と考えお部屋の中に魚がたくさん溢れてきました🐟

その部屋の様子を見た子どもが「もも組を水族館にして、他のクラスのお友達も呼べたらいいなあ〜、、、」とポツリ。

「じゃあ水族館に実際に行ってみようか〜!」の流れで水族館に園外保育に行くことになりました!!

 

園外保育当日。ワクワクしながら水族館に到着!入ってすぐの黒潮大水槽を見た瞬間、様々な魚に釘付けのみんな^_^

ジンベイザメを見て「どうやってここまできたのかなあ?」「エイの顔おもしろいねえ〜」「魚達はどんなエサを食べてるの?」など疑問がたくさん出てきているようでした。その後も次々まわり、チンアナゴやノコギリザメ、ピラルクーやウミヘビなど間近で見ることができました♩

途中、水槽の横にある魚の説明を見つけてひらがなが読める子達が「あの魚は〇〇って名前だよ!」と言っている姿もありました👀

イルカのショーも見れて大満足で園に帰ってきてからは、写真を使って振り返りをしました。

字を書くのが得意な子は一番楽しかった事をポートフォリオとして印刷し、下の空白に文字や絵で感想を書きました。

図鑑を見て魚を探すのが得意な子は、部屋に置いてある図鑑をみて「これがいたね!」と振り返っていました。

様々な活動が繋がって叶った園外保育。子ども達の声を聞き逃さず、継続して保育を行えたなと思いました。今回の園外保育の目的は“もも組に水族館を作る”でしたが、魚への興味もたくさんあるのでそれを形にこれからも活動を続けていきたいと思います(^ ^)

子どもの表現活動 【リーダー便り】

1歳児クラス(うめ組)と2歳児クラス(ゆり組)に入りながら、子ども達の遊ぶ時の目線、言葉、行動を見ていると、大人にとってはなんでもないことが子ども達にとってはとても楽しく興味深いことなのだと感じます。

今回は、両クラスで一緒に遊びながら私自身が感じたこと子ども達の表現の豊かさをお伝えしたいと思います。

 

1歳児クラス(うめ組)では、粘土遊びをしました。保育園で使用しているのは油粘土です。最初は少し硬めかなと思いますが、少しずつ人の体温で柔らかくなっていきます。遊びながら、粘土の硬さが変化していくことで子ども達も掌で触感を楽しむことができるのです。

粘土遊びをする中で、子ども達に存分に手、指を使って粘土の感触を味わってもらいたいという思いがありました。

なので、掌を使って、長く伸ばしたり、ちぎったり、丸めたり、平べったくしたりと子どもの目の前で ただ私自身がひたすらしてみました。「ほら、長くなったよ!蛇ができたよ!」と言いたいところですが、子どもには「長いね。」言葉かけをすると、自然と真似をして作ろうとする姿がありました。長く伸びた粘土を見て、大人はすぐ蛇などとイメージしがちですが、子ども達は違うものをイメージするかもしれません。なので、蛇という言葉を口にはしませんでした。しかし、しばらくすると子どもから「へび」という声が出ました。そこからは、丸めながら、「だんごー!」など少しずつイメージしながら、粘土遊びを楽しんでいたように感じます。1歳児の表現はそれで十分立派だと思うのです。そういう積み重ねでイメージする力がついていき、3歳以上児クラスになった時に、更に自ら頭で思い描くものを形にしていけるのです。

 

では、2人の子どもにスポットを当ててお伝えしたいと思います。

T君は、最初粘土に触れずに ただ私がしている手元をジーっと見ているだけでした。次に私のしているのを見ながら、自分も粘土を取って、粘土を触り始めました。そして、いつしか私の手元から自分の手元に目を向けて、粘土遊びに夢中になっていたのです。「こうやって、伸ばすんだよ!こうしたら、ちぎれるよ!」と教えなくても、自分で見て学んでいたのだと感じました。

それから、T君は粘土遊びに集中し給食の時間になっていたのですが、集中している遊びを中断させたくなかったのでマットで小部屋を作って、更にT君が集中して遊べる環境を整えました。遊びに集中できるということは、小学校に入ってからきっと学習に集中できると信じています。

 

なので、正直 にしきっこがみんな自分のやりたい遊びを楽しみに保育園に通ってほしいなと願っています。子ども達が楽しみながら通ってもらえるように保育士側も考えながら保育を行わなければいけないと感じます。子ども主体だから、子どものしたいことを提供すれば良いというわけではありません。バランス良く遊びの提供できるようにしていかなければいけないと保育をしていると強く感じます。

 

そしてT君は、満足すると自ら粘土を入れ物に片付けて、手を洗いにきました。保育士に「片付けてください。」と言われたわけでもなく、本当にその活動を自分の納得いくまでできたからこそ、自らその活動を終えることができたのでしょう。その場にいた職員が皆 目にして驚いた瞬間でした。T君の場合は、今回形として粘土が残りませんでしたが、粘土という素材を十分楽しめていたように思いました。手指を使うことで【第2の脳】を十分活性化できたのではないでしょうか。

 

Rちゃんの場合は、自分の掌に入るぐらいの粘土を手にして、ギュッと握りしめて、そっと広げてジーっと見つめていました。指の型がついたことに気づいたのかもしれません。そして、私のところにきて満足そうに「先生、ギュッ!できたよ💓」と教えてくれました。私も「かわいいギュッ!だね。」と言うと「先生もして!」と言われ、Rちゃんと同じように粘土をギュッ!と握りしめ、指の型がついた粘土の塊をRちゃんに見せると「いっしょ!」と喜んでいました。形がはっきりして、何を作ったのか分かるものが作品としては見栄えはいいかもしれません。しかし、今まで形あるきれいな作品は保育士の手が加わることで完成するものであって、その子ども自身が作った作品とは言えません。まさに、Rちゃんが作ったギュッ!は、子どもが作ったかわいい作品です。素晴らしい作品だなと思いました。

保護者の方にもお伝えすると、「家でもご飯をギュッ!としていて💦」と教えて頂きました。Rちゃんは、色々な素材でギュッ!として感触を確かめいるのではないかと思うことでした。

下記の写真がRちゃんの作品 「ギュッ!」です。

かわいいアートですよね!

 

次は2歳児クラス(ゆり組)では、お花紙を使った活動を行いました。1歳児クラスでも行っていた活動だったので、これが1年の違いでどのように変化するのか見てみたいと思いました。ただ、お花紙を子どもの前に出しだだけで、遊び方は伝えませんでした。1歳違うだけで語彙の数も違い、活動中もお花紙を手にして「きれいだね!」「フーってしたら、飛んだよー。」と子どもが紙を手にして感じたことなどを言葉にしていました。その後は、紙を存分に使って、ちぎったり、裂いたり、丸めたりすることを楽しみました。うめ組の遊んだ紙の量よりかなり多かったような気がします。きっと、1歳児の時色々経験して、手、指を存分に使った遊びをしたのでしょう。子ども自身が手、指を使って裂いたりしたお花紙を次に傘に入れて、回すと、雨のように、傘から紙が溢れる様子を見て、「雨だあ!雨だあ!」と寝転がり、上から降り注ぐ紙を見て触れていました。視覚、触覚の刺激となった活動となりました。

 

午後からは、朝の活動で使用したお花紙を使って次の展開へ。たらいの中にお花紙を投入すると、すぐ気付いた子はすぐ歩み寄ってきました。

保育士が少しずつ水を加えると、自然と子ども達はたらいの中に手を入れていました。「先生、気持ちいい!」「あれー?フーってしても飛ばないね。」と午前中した活動のお花紙との性質の違いに気付いていました。朝と同じことをして、同じ素材なのにできないのはなぜ?と思ったのかもしれません。私が「どうして、フーしても飛ばないんだろうね?」と一緒にその子どもと考えていると、「お水を入れたからだよ!」という声が上がりました。そこで、「どうして、お水を入れると飛ばないの?」と問いかけると、「だって、重くなっているよ。」と手で触れながら重さの違いに気づけたのです。子ども自らの気づきです。

活動を進めていく中で1人の男児が、机にあるものに気づきました。活動前に、ボンド、洗濯のり、水を何気なく置いておきました。きっかけ作りとして、保育士が水をたらいに入れ、その後は子ども達が自ら活動を展開していくことができました。「ぼくが水を入れるね。」「もう少し水入れて!」「のりとボンドも入れるね。」と量を考えながら友達と協力しながら遊んでいましたよ。そして、1人の子の「粘土みたいになったよー。」という一言から第2段階の感触遊びへ。

クラスは、花紙粘土作りで床は水浸しで大変なことになりましたが、掃除をすればいいのだから存分に子どもの遊びを見守りました。

感触遊びを十分楽しめた頃合いにプラスチックの透明コップを投入。そこから、子どもはその中へ入れることに夢中になっていました。入れ終わったと同時に片付けも終わり活動も終了!

 

その後、クラスの先生と話し合い この子どもがコップに詰めたお花紙を乾かして、また違う触感を味わってもらおうということになりました。

5日間、天日干しをして乾きました。そして、部屋の机に置くと興味津々で近づいてきました。

触りながら、子どもなりのイメージが広がりました。

下記の写真は「カエル」だそうです。最初からカエルを作ろうと思い作ったのではなく、後からイメージするという方法もとても新鮮で子ども達の発想の豊かさを感じることができました。

組み合わせて、「アイスクリーム」

またカラカラに乾いたもの、少し湿り気のあるものがあるのに気付いた子どももいました。1歳児クラスでは、感触を十分楽しむ。2歳児クラスでは、少しずつイメージすることができるとともに、子ども自ら遊びの展開を保育士にヒントをもらいながらできるということです。

1年の違いでこのように表現が変化していくのです。

表現も色々あります。文章、絵画、ダンス、造形、音楽と子ども達が自分に合うものを見つけて、存分に表現してほしいなと思います。

またこの遊びの中で、「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」の【健康】、【協同性】、【思考力の芽生え】、【数量や図形などへの関心・感覚】、【言葉による伝え合い】、【豊かな感性と表現】が織り込まれています。毎日の保育の積み重ねで10の姿に繋がっていくのです。

「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」とは、到達目標でも幼児期の終わりの完成形でもありません。日々の遊びの中で、それが子どもの中で育ち、それがいづれ社会に出た時が花が開く時なのです。目まぐるしく変わる社会で【知識がある、言われたことならできる】という人間では社会に適応できなくなると言われているのです。遊びが学びになるのです。日本だけでなく、世界でどんな状況や場面でも使える能力を育てていこうという方向になってきています。

 

保育士も年齢に合わせた保育を行いながら、子どもの声に耳を傾けて、何に興味を持っているのか、どのような気づきがあるのか、そしてそこに保育士の思いも大事だということです。子どもに色々な素材に触れて性質に気づき、遊びの展開を自ら考えていく!

そういう豊かな遊びを行える子どもが増えていくためにも、私達保育士がしっかり子どもと向き合い、観察しながら、環境を整え、保育を振り返り、反省すべき点も抑えながら、次の保育へ生かしていく!そういう当たり前のことの大切さを今一度、保育士一人一人が考えていかなけばいけないなと思いました。今年度も折り返し地点です。園内研修で前期の振り返りが9月28日にあります。保護者の方からご協力いただいている大切な時間なので、後期の保育に十分生きるように意識を持って研修に臨みたいと思います。

文責:古市

まこと先生と遊ぼう!たんぽぽ組 段ボール編

段ボール遊び📦を中鶴先生と一緒にしました。

身近な環境や素材(段ボール)に、触れ一緒に遊ぶ。一つの素材で遊びきる、遊び尽くす!をねらいにしました。

段ボールの特性として、『実は甘い香りがする。大きいが軽いため、持ったり運べるので満足感を感じる。

遊んでいくうちに、馴染んで使いやすくなる。』

①組み立てた段ボール箱📦に、それぞれの感じ方で触れる。

叩いたり、押したり、持ち上げたり、座ったり…

初めての段ボールにそれぞれに興味を示す。

②段ボールに馴染み、集中力がきれたころに2個つなげて変化を持たせる。

変化したことで更に興味を持ち、また遊びが展開していく。

同じ箱に入ることで、場の共有・友達との接近!

③段ボールの横に窓を作り、中にボールを入れ、恐る恐る腕を伸ばし手を出し入れする、

箱の中で指先を動かしボールを探す

『指先の運動、興味、探究心』『協同性』

⭐︎ボールを見つけた時の誇らしげな顔😋(満足感・達成感)

④箱の上から黄色ママボール投入🎾

なかなか手が届かない、どうしたら取れるのか?

まだ横の窓から取れることには、気づかない。

でも…あれこれ試してみる!

『思考力の芽生え』

 

⭐︎段ボールを通して、『いない・いない・ばあ!』

1時間近く、集中して遊べました。子ども達も段ボールが大好きだったので今後、更に遊びを展開していきます。

本日のメニュー☆9/20

今日のメニューは“青椒肉絲(チンジャオロース)”“中華スープ”“揚げない大学芋”でした。チンジャオロースの青椒(チンジャオ)はピーマン、絲(スー)は千切りを意味します。肉は豚肉のことを言っていますが、青椒牛肉絲(チンジャオニュウロウスー)というと、牛肉が入った料理を意味します。このように中華料理は漢字一つ一つに意味があり、その意味を知っているとどのような料理なのかわかるものがほとんどです!

今日はゆり組担任の田中先生が、給食室に入ってくれました!ずっと緊張していて、前日も何度も打ち合わせに来てくれました。私たちも新鮮な感じで、楽しく調理ができたし、普段給食室に入らない先生方がどのような疑問を持っているのか、知れる良い機会になりました!

メニューを確認して、ピーマンを切る練習をたくさんしていたようで、今日も大量のピーマンを切ってくれました!

保育室との連携の大切さ、給食を作る大変さを知れました!調理するのは楽しかったです!

と言ってくれました😊

 

保護者説明会

10月から幼児教育無償化・給食費実費徴収が始まります。本園では9月中、3回に分けて保護者説明会を行います。9月14日(土)は、給食試食会と共に保護者説明会第1回目を開催しました。そして午前中は川添まり子さんを招いての育児講座。盛りだくさんな1日となりました。

育児講座 「健やかな体と心を育む子育て~発育発達とペップトーク~」前期まで錦ヶ丘保育園運営母体塔ノ原福祉会の理事を務めてくださった川添まり子さん。中学校の体育教諭としてばりばり!指導をしながら3人の子育てをしていたころの仕事と子育ての両立の難しさ・・などご自身のお話も盛り込みながら参加した約30名の保護者の方をぐいぐいお話に引き込んでいました。

お子様の健やかな成長のためには心と体と両方が大事。そして、「ダメダメ!」と否定語を使うのではなく、ポジティブな声掛け、やる気にさせる声掛けを工夫することで、大人も子供もハッピーになれますよ!というお話でした。当園の保育士も、否定語ではない言いかえの言葉、注意するようにしています。「もっとじっくり話が聞きたかった」「個別の相談がしてみたかった」などのお声が聴かれました。

 

給食試食 入園前の説明会や、園のしおり、日々のブログでも何度もお伝えしておりますが、当園の給食にはいろいろなこだわりがあります。大きく分けると①食材、②調理法、③提供方法の3つです。塔ノ原福祉会の理事長堂園晴彦は医師で、長年「病を食事で治す」を掲げています。味覚が育つ幼少期だからこそ、そして、ミルクから離乳食を経て大人と同じ食事になり体の基礎が完成する幼児期だからこそ、保育園では安全で健康な食事をということに数十年前から取り組んでいます。お米は、出水で生産された低農薬の合鴨米を五分つきにして、そこにミネラル分を補うための雑穀を混ぜます。皮ごと調理する野菜は無農薬の物を取り寄せます。卵も平飼いの餌にこだわった農家さんのもの。その日の朝とった出汁で給食を作ります。

試食会では、その日の給食に加え、出汁2種類の試飲(味噌汁はイリコ出汁でとり、試飲は枕崎から取り寄せる鰹節+昆布出汁、南州農場のベーコンでとった出汁)や、アレルギー対応食、離乳食3期分、そして日々使用している食材・調味料を展示しました。できるだけ無農薬で産地が分かるものを使用しているため価格は量販品の1.5~2倍です。園の給食で使用するベーコンやウィンナーは添加物がほとんどなく、豚の飼育から加工までを自社で行う南州農場さんの物を使用しています。当日は南州農場商品の試食や、製品説明もありました。その説明の中に出てきた言葉「私たちの体は、食べるものでできている」当たり前ですが、わが身を振り返ってみると、ぐっとくるものがありますね!

保護者説明会10月からの消費税増税に伴い、保育園の3-5歳児クラスの「保育料」が無償化されます。少子化対策が表立ってその理由と言われていますが、もう一つ「生涯にわたる人格形成の基礎を培う幼児教育の重要性」を踏まえての制度化です。(内閣府の資料はこちらからどうぞ)来年度から小学校の教科書も変わり、大学入試も変わります。以前より何度もお伝えしている通り、暗記型・一つしかない答えを求める教育からの脱却を迫られる日本の教育界です。

幼児教育もその教育改革のうねりの一部であり、本園でも20年後に成人する園児たちに今私たちができることはなにか?と問い続けながら保育や知識のアップデートを行っています。社会が変わるのに、「今までとおなじ」保育でいいのか?という視点から様々な変革を行ってきましたが、本年度は「発表会」の在り方についても根本から考え直し、昨年からの流れを汲んでさらに内容が変わる予定です。

諸外国では「人生の始まりを力強く Starting Strong」というスローガンを掲げて幼児教育の質の向上に取り組んできました。本園でも、お預かりしているお子様たちの生涯に関わる幼児教育施設なのだと自負して、質の向上に努める所存です。説明会では実費徴収の金額とその根拠、吉野地域の区画整理の動向などの説明のほか、本年度の発表会の日程変更とその理由、発表会がどのように変わるのかもご説明いたしました。詳しい内容については、直接お伝えしたいと思いますので、2回目、3回目にご参加の保護者の方はもうしばらくお待ちください。(副園長 堂園)

 

 

 

きく組 積み木遊び

自由遊びで積み木に触れる経験を重ね、最近は家に加え消防車や船など友達と一緒に1つのものを作る姿が見られます。どんな積み方をするか、それによって何を作るか、子どもたちが話し、選択して遊びを広げていっています。

 

先日、円筒づくりをコーナーで行いました。まずは、作る大きさを自分たちで決めます。前回円筒を作った後、下の方を崩して中に入ったことを覚えていたようで、

1人入れるくらいの大きさにしよう」と決まりました。

積んでいく中で、2段目を積んでいる子もいれば5段目を積んでいる子もいるという状況になり、ペースに差が生まれました。すると、「2段目が終わったら3段目に積もう」などと声を掛ける姿、同じ高さ・間隔で積むことに気付く姿に成長を感じました。

完成すると、早速下の方を崩し中に入る穴を作っていきます。

いざ、中に入ろうとした時、積み木で作った円筒が全て崩れてしまいました。

しかし、子どもたちの反応を見ていると悲しむ声より

「もう一回作ったらいいよ!」と前向きな声がほとんどで

午睡を挟み、夕方続きをすることに。

 

「次はどうやったら崩れないだろうか」

 

午睡後すぐ会話が聞こえてきます。

「小さくしたら良いんじゃない?」

「でもそしたら中に入れないよね」

 

自分の思いを言葉で伝えたり、相手の意見に耳を傾けたりしながら話した結果

今回の目標は

「崩れにくい円筒を作ること」に決定!

 

午前中よりも作る円筒の大きさを小さくし、立方体で土台を作っていたのに対し、今度は立方体と直方体を交互に積むなど子どもたちなりに考え工夫しながら積んでいきます。

 

満足いく高さになると、続いて円筒の周りに何かを作り始めました。

 

「それなに?」

「壊れないように周りにバツ(×)って置いてるんだよ」

 

周りにたくさん作っていたものは上から見てみると、バツ(×)になっており、文字の読めない子達でもわかりやすい「はいらないでね」という看板だったのです。

 

子どもたちは童具を1日やっていても飽きないし、みしろ次はこうしたい・こうすればもっといいものができるかもしれないと考え理想の形にたどり着くようです。集中してじっくり遊び込める時間、時間に縛られない積み木遊び。今回子どもたち発信で自然となりましたが、「どうやったら崩れないか夢の中で考えとくね」なんて会話をしながら、目標に向かって諦めず、最後までやり抜く姿を見ることが出来ました。

次はどんな発想が生まれ、どんなものができるかのか、ワクワクします。

本日のメニュー☆9/18

今日のメニューは“ぶりのおろし玉ねぎだれ”“豆豆サラダ”“ピーマンとイカの味噌炒め”でした。

子どもたちは、比較的豆が苦手な子が多く、給食に出た時も進まない子がいますが、今回のサラダのように、マカロニやフジッリなどに豆乳マヨネーズを和えて出すと良く食べてくれます😊

イカも柔らかく、味噌で味付けをしたので、ピーマンの苦味も抑えられていました。

今日のおやつは“あんぱん”でした🥯

子どもたちもパンはとても好きで、パンの日にはよくおかわりをしてくれます。いつも生地から作って、発酵させて、、、と時間をかけて一生懸命作っているので、美味しい美味しいと食べてくれてとても嬉しいです☺️

 

本日のメニュー☆9/17

今日のメニューは“筑前煮”“里芋の味噌汁”でした。筑前煮には、とてもたくさんの野菜が入っていて、煮崩れを防ぐために少し大きめに切りました。野菜もたくさん入っていたので、子どもたちもあまり進まないかなと心配していましたが、とてもよくおかわりをしていました。ごぼうはいつもと同様、“蒸し煮”をしたので土臭さも無く、とても良い香りになりました!シイタケの戻し汁、高野豆腐の戻し汁もはいり、味が染みてとてもおいしくできました😊

今日のおやつは、“おはぎ”でした。今日は小豆を圧力鍋で炊くところから始まりました!少しアクがでますが、甘さも程よく美味しいあずきになりました。

きな粉バージョンと、あんこバージョンとの種類作りました。未満児さんにはあんこのおはぎが好評で、以上児さんにはきな粉のおはぎが人気でした😊

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