うめ組 指先を使った遊び

 

雨が続いた今週は、室内での活動が多かった子どもたち。お外遊びが大好きですが、こんなに室内遊びができるのも梅雨時期ならではです!

クレヨンでのお絵描き、紙ちぎりやビーズ、粘土遊びで指先を使い、じーっくりと集中して遊びに取り組んだり

 

 

室内サーキットで体を動かしたり、新聞紙やママボール遊びで紙を浴びたり、ボールを投げたりすることで気持ちの発散を図ったりしています!

 

 

紙をちぎる、のりを塗る、ビーズをペットボトルに入れる、粘土をちぎる・こねる、水、砂、泥、泡など、子どもたちにとって初めての感触を経験することも多いと思います。

 

手指を使う遊びの提供の意図として、

手指を動かす⇒筋肉の刺激⇒神経の刺激⇒脳の刺激というプロセスで脳に刺激がいきます。
幼児期に脳の構造の90%が出来上がると言われているので、保育の中で手指先を使う遊びの提供を出来るだけ心がけています。

 

また、子どもたちが普段の遊びの中で楽しみながら、様々な経験や学びをいかに出来るかを考え、日々保育しているところです。

 

 

この日も保育士や友達を真似ながら、粘土を引っ張ってみたり、ちぎってみたり、手の平・指先を擦り合わせて伸ばしたり、丸めたり、様々な方法で手指先を使う姿が見られました!

 

また1人1枚ずつ粘土板があることや、1人でじっくり遊べる環境があることで、30分程集中して遊ぶ子の姿もありました^ ^

 

 

今後も様々な感触に触れられるように、素材の提供を変え、子どもたちが楽しく学べる環境を作っていきたいと思います^_^

 

 


 

たんぽぽ組、ふとん山で遊ぶ。

雨の日に、子ども達に親しみのある布団で山を作り、山登りをしたり、ハイハイで遊びました。

子ども達も布団の感触は好きなようで、布団に顔をうずめたり、遊び疲れると寝転がり友達の遊びを見つめるなど、それぞれのペースで遊びました。

布団山を登る際、転がっても布団があるので、子ども達も安心してチャレンジしていました。

狭い空間でこの遊びをしてみましたが、自然と身体を寄せ合い、友達の存在を意識したり、近くにいることを感じながら笑いあったり、自分の体に友達が乗って痛い時は、よけたり泣いて知らせるなど、それぞれの方法で回避しようとする姿もみられました。

入り口はマットを置いて、乗り越えなければ入れないスペースにして、みんな頑張って乗り越えました。

 

や顔

本日のメニュー☆6/29

今日のメニューは“肉じゃが”“なすのみそ汁”でした。

落し蓋をして、じっくり煮たので、じゃがいもが少し崩れましたが子どもたちは食べやすそうでした。保育園ではみりんの代わりに、“味の母”を使用しています。

味の母はお酒の風味とみりんのうまみを合わせ持った調味料で、米、米麹、食塩のみで作られていて、一切添加物を使用していません!お酒、みりんの両方のやくわりを果たしてくれるので、臭みを消し、煮崩れを防いで味をよく染み込ませたり、うまみを与えて甘み、てり、つやをだしてくれます。食材本来の味が活かせるので、和洋中どの料理にも使用できます。スーパーには置いておらず、業者から仕入れています。吉野では“やさい村”さんで取り扱っているので、気になる方はぜひ足を運んでみてください!やさい村さんでは、他にもオーガニック食品や無添加食品、有機、無農薬野菜などがあり、スーパーにおいていないものがたくさんあるので見るだけでも楽しいです😊

 

本日のメニュー☆6/27

今日のメニューは“豆腐の千草焼き”“インゲンと春雨炒め”“雑穀汁”でした。千草焼きとは、溶き卵に細かく刻んだ複数の具材を加えて焼き上げたものです。千草焼きの“千草”とは色々な材料を取り合わせた料理につける名称で、同じ意味に“百草(ももくさ)”があります。今日は木綿豆腐と枝豆、玉ねぎ、人参、ハムを千切りにしていれました。野菜から水分が出ないように一度炒めて、水気を切り、豆腐もしっかりめに水を切りました。豆腐がたくさん入っていて、卵が少なめだったのでフワフワにできあがりました。

今日のおやつは“かぼちゃクッキー”でした。かぼちゃを蒸してペースト状にして、生地に混ぜました。しっかりかぼちゃの色になり、甘さも増しました。食感を出すためにかぼちゃの種を砕いて入れましたが、生地がいつもよりしっとりしていたので小さい組さんに人気でした😊

本日のメニュー☆6/26

今日のメニューは“つくねの照り煮”“切り干し大根の炒め物”“揚げのみそ汁”でした。つくねには鳥ひき肉を使用しましたが、焼き上がると少し縮んでしまいます。それを防ぐために、木綿豆腐を潰して入れました。縮むこともなく、フワフワにできあがりました!つくねを焼いてから、タレをからめて、もう一度焼いたので味も染み込んで美味しくできました!

切り干し大根は朝からお湯で戻して、その戻し汁と出汁を入れて炒め煮をしました。しめじとえのきがたくさん入って、うまみと少しとろみがでて食べやすかったです。いつも水分がある程度とぶまでじっくり火を通すので、味がしっかり染みて、苦手な野菜でも食べやすくなります!

今日のおみそ汁には、揚げ、キャベツ、玉ねぎ、小ねぎが入りました。シンプルな具材で子どもたちも食べやすかったのか、とてもよくおかわりをしていました!

もも組 りんごを描きました🍎

錦ヶ丘保育園では、“今は〇〇をする時間”などあまり決まっていません。子どもたちが自由遊びの中でやりたい事をやりたい時に行い、学んでいくスタイルです。みんなが好んで行うお絵かきも、子どもたちのタイミングで考えたものを自由に描いています。しかし、今日はあえて「目の前にあるりんごを描いてください」と指定をしました。一つのりんごをモチーフとして描く事で、子どもたちの個性がでて、様々な見方があるのだと分かることができました^_^

目の前に1つしかないから紙いっぱいに大きくりんごを描く子、何個もりんごを描いて満足する子、りんごが乗っているお皿まで描く子、その下の机まで描く子、本当に十人十色のりんごが出来上がりました🌟

みんな同じりんごを見ているはずなのに、みる角度、その子の感性が少し違うだけでステキなものが出来上がるんだなあと私自身感心することができました。

1つの活動をみんなでやることで、子どもの個性がそれぞれに見ることができていい機会だと思います。自由な活動の中で一人ひとりの得意な事、興味のあることを引き出しつつ、共有したいところはクラス全体で試しながら実践していきたいです♪

 

本日のメニュー☆6/25

今日のメニューは“アジの青じそ揚げ風”“納豆のさっぱり和え”“けんちん汁”でした。魚に下味をつけて、薄力粉を水に溶かしたころもにサッとつけ、しそを巻いてパン粉をつけました。鉄板に並べて軽く油をかけて焼くと、パン粉もサクサクになって揚げた風に仕上がりました!以前、しそを出したときにゆり組さん、うめ組さんが少し苦戦していましたが、今日はよく食べていました!

副菜には久しぶりに納豆が入りました。山芋のネバネバと、納豆のネバネバに苦戦する子もいましたが、お家でも食べ慣れているのか、残食は少なかったです。隠し味で少し梅酢を入れました。よりさっぱりして、暑い夏にはピッタリの1品でした!けんちん汁は具材がたくさん入って、それぞれの野菜からうまみがでていてとても美味しかったです😊特に、ごぼうは水にさらしてアク抜きはせず、蒸し煮をしたので、ごぼう独特の土臭さも消えて、良い香りがしました。いつもあまりおかわりをしない子が、何度もおかわりをしていたと聞いて、とても嬉しかったです!

今日のおやつは“ポテトの磯辺焼き”でした。じゃがいもを蒸してつぶし、塩、片栗粉、チーズを混ぜて丸く形成しました。焼く前に砂糖じょうゆをサッと塗ってのりをまくと、味がしっかりついて美味しくできました!チーズも入っていて子どもたちが好きな味だったようで、よく食べていました😊

 

きく組ではダンスがブームです!(^ ^)

先日、ある男児のお誕生会を行った際にリクエストで「リュウソウジャーのダンスを踊りたい!」という声が上がった為、園庭の保育室前で騎士竜戦隊リュウソウジャーの曲に合わせてダンスを踊りました。この日からダンスを踊ることの楽しさに目覚めたようで、今きく組ではリュウソウジャー、パプリカの曲に合わせてダンスをするのがブームです!遊んでいる途中でも、曲が聞こえると踊り出します。これからも子ども達の思いを大切にした保育を行なっていきたいと思います。

本日のメニュー☆6/24

今日のメニューは〝ヘチマと豚肉の味噌炒め〟〝小松菜の梅和え〟〝豆乳汁〟でした。ヘチマは用途が沢山ある植物で、私自身、小学生の時にクラスのみんなで育てていました!その時は緑のカーテンとしてや、乾燥させていたのでまさか食べられるとは当時の自分も思っていなかったです(笑)若い実は柔らかく独特の風味の野菜として食べられます。熟果の繊維は浴槽や食器洗いのスポンジとして使われます。また、汁液は天然化粧水として重宝されています。今日は皮をむき、大きめに切りましたが、実が柔らかいので、火を通すと少しとけてとろみがでました。今日の給食には野菜がたくさん入っていて、いつもよりおかわりが進みませんでしたが、豆乳汁をよくおかわりしていました!いつも通り、大丸のカツオ出汁パックで出汁をとり、少しの味噌と豆乳を入れて味付けをしました。ベーコンのうまみと、トマトの酸味もよく合い、とても美味しくできました😊

今日のおやつは〝バナナレーズンスコーン〟でした。バナナの甘さと、レーズンの甘さが際立って美味しいおやつができました。レーズンをお湯で戻した時の戻し汁も水分として使いました。スコーンなので、少し固めでしたが、よく食べていました😊

主任だより

今週、少しだけ年中児クラスに入った際にとっても素敵な場面に遭遇できたので紹介いたします。

年中児が、童具で遊んでいるところです。童具の本を見ながら、何を作るか皆で決めるところからスタート。お城を作ることになり、形や数を意識できる声かけを職員が行いながらまずは土台作り。その後は、一人で黙々と集中したり友達と協力しながら積み上げたりと熱中していました。この時点で、素敵な場面!なのですが…

今回、素敵な場面として紹介したいのは職員の子どもへの関わり方です。

 

「じゃあ、何作ろうか」と子どもに尋ね、子どもの提案を「なるほど」と頷きながら聞く姿。

 

子どもが作りたがっているものが手持ちの本にないと分かると、載っている別の本を持ってくる機転と知識。

 

子どもが「100階建てのビルを作る」と言えば、「そうなんだ、高いビルを作るんだね」と相槌を打って…それを受けて、子どもが「ビルのトイレ作ったよ」と発言をして…。

 

「高いよー!よっしゃー!」と子どもが飛び跳ねてガッツポーズをすれば、「本当だ、高いね!たくさん積んだねー!」と一緒に喜んでガッツポーズ。

 

皆がどんどん積んで高くなったお城を崩してはいけないとプレッシャーを感じ、積み木を手に持ったまま置けずにいる子に気付き声をかけつつ、置くよう強要はせず…。

 

満足した子たちへは給食へ行くよう促し、「まだしたい!」という子たちへは、気持ちを汲んで時間を設け。ただし給食を食べなくてはなりませんから、何分までねと最終時間を決めて。

 

 

何気なく行われている関わりですが、子どもの言動に寄り添う応答的な姿勢が、非常に素晴らしいなと私は思いました。

一体何が素晴らしいのか…少し説明をさせてください。

 

子どもというものは、大人目線で見ると遊びが常に移り変わっていきます。特に子どもの観察が不十分で、子どもの興味に寄り添わない遊びが用意されていた場合や、玩具と場所だけ与えられて放置されている場合は!

例えば、子どもが床でごろごろとしていたとします。その時ちょうど、子どもにとって良い絵本が手に入ったとして、大人はその絵本を子どもに読み聞かせしてあげたくなりますね。子どもは床でごろごろしているのだから、きっと暇なのだろう…と。「〇〇ちゃん、とっても面白い絵本があるよ!おいで」ところが読んでみても、子どもはあまり聞いてない様子。実は、床でごろごろしていたその子は、暇だったのではなく床でごろごろする動きを楽しんでいたのです。

 

その絵本が本当に良い物だったとしても、子どもの興味が向いてない状態では子どもの成長の実りにはならないというわけです。

 

ここで子どもにとって良い関わりとは、「床が気持ちいいね(子どもの観察を十分に行った結果、床でごろごろするのが楽しいようだという解釈)」「寝転がってるんだね(子どもの行動をナレーションしている)」「床、どんな感じなの?(yes/noで答えられない質問をし、子どもとの会話を引き出す)」と子どもの遊びに寄り添うこと。更に言うなら、一緒に寝転がって物理的な目線も同じにするとなお良いですね。

とは言えど、子どもの言語化されない興味に気付き、遊びに寄り添った言葉をかけるなんて最初からスムーズには行えません。とにかく、最初のうちは子どもに対して大人が反応すること!

徐々にコツを掴み、いずれは、子どもに向かって話す言葉ではなく、子どもと話す言葉になるわけです。

ちなみに、子どもに向かって話す言葉とは、上記のたとえ話で言うのなら「絵本を見て」と指示をしたり、子どもが実は聞いていないにも関わらず最後まで読み切ってしまったりすることです。指示することが絶対に悪いわけではありません。子どもがごろごろと転がっていく先に画びょうが沢山落ちているとしたら…「止まって!」と指示する必要がありありますね。

 

では、その言葉すら無かったら?

例えば、職員が積み木だけ渡して後は放っておいたらどうなるでしょう。最初は積み上げるかもしれませんが、高いお城を作って「高くできた!」と言っても、職員は無表情で頷くだけ…もしくは無反応。子どもはあっという間に積み木に飽きてしまい、何の学びも得られない時間になってしまうでしょう。更に言うのなら、子どもに対して大人が無表情・ノーリアクションでいることは、脳に対しても大きなストレスを与えます。(詳しく知りたい方は、”3000万語の格差:赤ちゃんの脳を作る、親と保育者の話しかけ”や”脳を傷つけない子育て”をおススメします)

なので、子どもに対して大人が反応することが大切なのです!

 

私たちは、保育士として子どもの成長のためにねらいを持って保育しなくてはいけません。子どもとの関わりも、ただ反応するだけではなく、しっかり考えていかなくてはならないと、研修や本で学ぶたびに思います。

そう考えていたところ、冒頭で紹介した職員の子どもに対する関わり、言葉選びを目にすることができ、非常に嬉しく思いました。

さて、説明を踏まえた上で改めて考えてみると…

 

・「じゃあ、何作ろうか」と子どもに尋ね、子どもの提案を「なるほど」と頷きながら聞く姿。

・子どもが作りたがっているものが手持ちの本にないと分かると、載っている別の本を持ってくる機転と知識。

(子どもの興味を知るため、まずは問いかけからスタート。話をちゃんと聞いていますよというメッセージに、子どもは安心していろんな意見を出せます)

 

・子どもが「100階建てのビルを作る」と言えば、「そうなんだ、高いビルを作るんだね」と相槌を打って…それを受けて、子どもが「ビルのトイレ作ったよ」と発言をして…。

(同じ言葉を繰り返すのではなく、”高い”と言い換えることで、子どもは高いの概念を知っていきます。相槌を打つことで、子どもは暫くしてから会話を続けようとしています)

 

・「高いよー!よっしゃー!」と子どもが飛び跳ねてガッツポーズをすれば、「本当だ、高いね!たくさん積んだねー!」と一緒に喜んでガッツポーズ。

(子どもの喜びに共感を示し、”積んだあなたがすごい”という褒め方ではなく、”たくさん積んだ”という過程を認めています。”あなたが凄い/あなたが悪い”という言い方は扱い注意なのです)

 

皆がどんどん積んで高くなったお城を崩してはいけないとプレッシャーを感じ、積み木を手に持ったまま置けずにいる子に気付き声をかけつつ、置くよう強要はせず…。

(全体を見つつ個々もしっかり見ているからこそ!その後も継続して見守っていました)

 

満足した子たちへは給食へ行くよう促し、「まだしたい!」という子たちへは、気持ちを汲んで時間を設け。ただし給食を食べなくてはなりませんから、何分までねと最終時間を決めて。

(子どもの気持ちに寄り添いつつの、適切な指示の使い方です)

 

私もまだまだ勉強中ですので、もっといろんな見方や考え方があるかもしれませんが…ひとまず、今週の主任だよりでした。

本日のメニュー☆6/21

今日のメニューは〝ぶりの照り焼き〟〝ひじきの白和え〟〝オクラの味噌汁〟でした。ブリはお刺身でも食べられそうなくらい新鮮な切り身が届きました!朝一で、調味液と生姜につけてじっくり染み込ませました。ぶりの照り焼きは、去年のさくら組さん最後のリクエストメニューに上がるほど、保育園では人気です。今日もどのクラスもよくおかわりをしていました😊

ひじきの白和えはひじきやこんにゃく、しいたけ、人参など、入る食材を鍋で炒めて、調味して水気がなくなるまで煮ます。白和えの豆腐は水切りをして潰し、みそや練りゴマなどの調味料で別であじを付けておきます。そうすると、それぞれに味がついているので、混ぜたときに薄まるのを防げます。苦戦している子も何人かいましたが、残食もほとんどなくよく食べていました。

オクラの味噌汁には、トマト、オクラ、なめこ、玉ねぎなど沢山の野菜が入っていたので、食べるのに時間がかかる子も数名いましたが、いつもと違う赤味噌で作ったので新鮮だったのかおかわりもしていました。

今日のおやつは〝いなり寿司〟でした。出汁と調味液でじっくり煮て、一度冷やした油揚げには、味がしっかり染み込んでいました。合わせ酢も少し長めに火を通したので、強い酸味がなく、美味しくできました。子供達がおやつを食べ始めたときに職員室にいたのですが、たくさんの「おかわりください!」が職員室まで聞こえてきて、とても嬉しい気持ちになりました😊

変わりゆく保育

新保育指針になり、2年目。保育園の保育も変わってきているなと、保育の現場にいながら感じているところです。しかし、まだそんなに新しい保育が世間に周知されていないのが現状というのも事実のような気がします。私達も他の保育園、幼稚園、子ども園が改訂された内容に沿って、どのような保育を行なっているのかわかりません。気になるところではありますが、錦ケ丘では保育園、幼稚園共に改訂された内容を意識しながら保育に臨んでいます。『子ども主体の保育』とは⁉️、どうすればいいか?を職員も試行錯誤しながら、計画して実践して振り返りを繰り返し行いながら保育を行なっているところです。

今まででしたら、保育士が考える保育を子どもに提供していました。例えば、みんなと同じようにハサミ、クレヨンなど使いながら作品など月毎に同じものを製作していました。もちろん、母の日、父の日のプレゼントもまだ、何もわからない0歳児のクラスでも製作して持ち帰らせていました。子ども一人一人の個性、発達など全く考えることなく、保育士側はそれをしなきゃいけない!という流れから製作の準備に追われて、子どもが見えていただろうかと思うこともあります。製作が苦手な子も嫌々ながら、その時間を過ごしていたかもしれません。

母の日、父の日も物がなくても、子ども達の感謝の気持ち『いつも、ありがとう😊』の気持ちが育っているかが大事なのではと思うのです。子ども達自身がそういう気持ちが育って、何か形にしたいと思う時が子どもの中で製作したい!お手紙書きたい!似顔絵描きたい!という言葉が出るのだと思います。きっと、新入園児の保護者の皆様は、同じ勤務先の他の保育園、幼稚園に通っている子どもは父の日、母の日のプレゼントあるのになぜ⁉️と思われている方もいらっしゃるかもしれないなと思い、伝えさせていただきました。

職員も子ども自ら、『これしてみたい!』という意欲、『どうすれば、○○みたいになるんだろう?』という気持ちから、自分で図鑑を開き 調べてみよう!という探究心、自分の思いや考えを他の人に伝える力など、他まだまだ色々たくさん育ててあげたい!という気持ちから、環境の中に様々な仕掛けをしながら、数少ない言葉で子ども自身が遊びを考え、展開できるよう保育を行なっています。現在は、3歳以上児クラスは植物を使って、布を染めたりしているようです。最初は『色が薄いね。どうすれば、濃い色に染められる?』と話し合いを通して、水の量を減らしたりしながら、また再度挑戦していたようです。

3歳未満児クラスは、2歳児クラスになると会話も上手になり、夕方のサークルタイムではそれぞれ楽しかったことを恥ずかしそうにしながらも、みんなの前で発表しています。こういう積み重ねが、子ども達自身の生きる力になっていくのだと思います。0、1、2歳児は、保育士に気持ちをしっかり受容してもらいながら、気持ちを共感してもらうことで、自己肯定感がしっかり育って、それがこれからの成長する上で大切な土台となるよう保育士も意識して保育に臨んでいます。

今年度スタートして間もない頃、昨年度、卒園した保護者の方と話しをする機会がありました。『先生、ありがとう!○○(子どもの名前)、保育園で学んだことが役立ち、小学校でもちゃんとやっているみたい。私、心配で学校の先生に聞いたの。『あのー、うちの子 学校でどうですか?』って。そしたら、先生が『○○ちゃん、わからないことがあれば聞いてきたり、自分の思いもちゃんと伝えられていますよ。』って言葉を頂いたの。私としては、わからないこともそのまま言えずに困っているんじゃないかと思ったのだけど。ちゃんと、【伝える力】が育ってたよ!』と教えていただきました。

私も卒園した園児の保護者からそのような言葉をいただき、とても嬉しい気持ちになりましたと共に今後、そういう子どもが増えていくことを切に願うばかりです。

今までは認知能力に重むきが置かれていましたが、今後は世界的に注目されている非認知能力が重要となってきます。

非認知能力とは、感情や心の働きに関連する能力のことです。

「忍耐力・社会性・感情コントロール」の3つを中心として、下の図のようにさまざまな要素があります。幼児期に非認知能力を高める教育を受けると、成人後もその効果が続き、社会的な成功や健全な生活につながるという研究(ノーベル経済学賞受賞のジェームズ・ヘックマン)が有名です。

【非認知能力】

(図式 ネットより引用)

このような力が遊びを通して、身につくように私達職員も資質向上を目指していきたいと思います。

文責 :古市

本日のメニュー☆6/20

今日のメニューは〝とりの唐揚げ〟〝野菜サラダ〜人参ドレッシング〜〟〝板ふのみそ汁〟でした。とりの唐揚げは何十年も作り続けられている伝統の味付けで、すりおろした玉ねぎ、ニンニク、生姜、りんごと醤油などの調味料に漬け込んでいます!お肉を柔らかく揚げるために、弱火でじっくり火を通して、最後に強火にしてカラッと揚げています。大量調理なので加減が難しいですが、二回目をあげるときに油の温度が高くなりすぎているので、一度火を止めて余熱でしばらく揚げてから火を付けたり、工夫をしています!月に二回の揚げ物なので子供達も先生達もとても楽しみにしてくれていますとても楽しみにしてくれています😊今日もおかわりをたくさんしていて、嬉しそうに食べていたので良かったです!

今日の野菜サラダのドレッシングは人参を使った手作りのドレッシングでした!蒸した人参と玉ねぎと甘酒をミキサーにかけて、塩、酢、オリーブオイルを入れて混ぜます。玉ねぎと人参、甘酒の甘みと酢の爽やかさが野菜によく合いました😊今日は唐揚げだけたくさんおかわりに来るかなと思っていましたが、野菜のおかわりもたくさんしていました!特に、かぼちゃが人気で、唐揚げより美味しいと言って食べている子もいました(笑)

もも組 畑の看板作り

先日、とうもろこしの種とミニトマトの苗を買ってきて畑に植えました。その時に「とうもろこしどこに植えたか分からないね」という話から目印をつける事になりました。

どんな目印にするか話し合うと最初は〝シール〟という意見が出ましたが、話をしていくうちにシールは土に貼れないことに気づき、看板にすることになりました。どんな看板にするか話し合っていくと、外は雨が降るから丈夫な看板がいいというところまでは進みましたが、何で作ったら雨にぬれても丈夫かという所から話が進まず…。雨に濡れても丈夫な物のイメージが上手く出てこない事と集中も切れてきたので一旦話し合いを終了して、夕方再度話をする事にしました。素材を準備しておいて、見ながら考えた方がイメージしやすいかなと夕方はコピー用紙、厚紙、ポリ袋と3種類用意し、話し合いを始めました。

〝どれだったら雨にぬれても大丈夫かな?〟と聞いてみると、見たり触ったりしながらほとんどの子が厚紙を選び、1人の子がポリ袋を選んだので、二種類作って比べてみるのも良いかなと製作の準備をしていると「これ(厚紙)に書いて袋に入れればいいんじゃない」という意見が出て、みんな賛成し、その方法で作る事になりました。

文字に興味が出てきた子が増えてきたので、子どもたちに書いてもらう事にしました。書けるよ!という子が平仮名表や写真を見ながら絵や字を書いて、看板が完成。柵につけることは決まっていたのでヒモをつけようとすると、「ココとココとココにひもをしよう」と6箇所ひもをつけて風に飛ばないようにしようという意見も出てきました。みんなで話し合いながら作り上げた看板を設置するととても満足そうな表情でした。

雨が降ると「看板どうなったかな」「芽がでたかな」と畑の様子を気にする様子も見られます。苗や種の生長とともに看板の経過も子どもたちと見守っていきたいと思います。

本日のメニュー☆6/19

今日はランチボックスの日で“夏野菜のオムレツ”“スパゲティサラダ”“キャベツとささ身のごま和え”でした!オムレツや卵焼きに野菜などの食材が入る時には、水分がでて崩れやすくならないように、保育園では一度火を通してから焼いています。今日も人参は蒸して、ピーマン、玉ねぎ、ひき肉は鍋で炒めました。それぞれの食材のうまみも出ていて、形もきれいにできました!

ランチボックスの日はいつもに増しておかわりをよくしてくれます!今日は天気が悪く、お外では食べられませんでしたが、いつもとは違うワンプレートのお弁当で、喜んで食べていました😊

今日のおやつは“はるこま”でした。はるこまは保育園でも人気のおやつです。はるこまは団子の粉とドライあんこ、塩、きび糖でできるとても簡単なレシピ。きな粉が好きな子が多いので、きな粉と黒砂糖を混ぜたものをそとにまぶすと、食べやすいです!

 

 

きく組 あさがお染め

ロータリーに咲いているあさがおを使って、あさがお染めをしました。
これまでの草木染めと比べ、あさがおは色が出るまでの時間が早く、
子どもたちも花を揉みながらすぐ見てわかる水の色の変化に「色が変わってきてる!」と驚きの反応が見られます。

また布に模様をつける為、輪ゴムで縛る作業では一人ですることが難しかった子が「できない〜」と一言。諦めず最後まで取り組む姿、友達と協力する姿を引き出したく、ここはあえて見守り続けました。
すると、友達に難しかったことを伝えることができ、周りにいた子達も「いっしょにやる?」「2人でやったらできるんじゃない?」と自然と子どもたちの間で会話が生まれていました。

色水に布を浸し、時間をおいて皆で広げてみてみると、白かった布は薄っすらとした紫色に染まり輪の模様ができていました。


染まった布の色があさがおの色水の色に比べ、思っていたより薄かったようで「薄かったね〜」という子がいました。しかし、その薄いという結果、感想では終わりません。次はどのようにしたら今回より濃く染めることができるだろうと話をしていると、「水を少なくしてみる?」と案が出ました。

これは普段の遊び、色水作りなどの経験の中から水の性質を捉えたことから出た意見で、まさに遊びから学びに繋がっていたのだと感じた場面でした。

水を少なくして再チャレンジ!取っていた前回の色水と見比べ、「濃いね〜」とこの時点で自信満々ですが翌日の朝も「あさがお採りに行こう!」と言って更に濃くしていきます。

布を浸し、時間をおいて広げてみると、、

濃く綺麗に染まった布、丸が重なった面白い模様に歓声が上がりましたよ。

本日のメニュー☆6/18

今日のメニューは“魚と夏野菜のトマト煮込み”“アスパラガスのチーズ焼き”“もやしスープ”でした!魚はシイラという夏に美味しく食べられる赤身の魚を使用しました。シイラは成魚になると体長が2メートルにもなる大型魚で少し下顎がでていてあまり、かわいいとはいえないお魚です(笑)

マグロのような赤身ではなく、ほんのり桜色で脂質が少なく淡白です。クセがないので、和洋中問わず様々な料理で食べることができます!今日は魚だけ下味をつけて焼き、夏野菜をトマトベースで煮込んで、最後に一緒にしてオーブンで軽く火を通しました!魚は崩れやすく、特に大量調理では煮物が難しいですが、別々にすることで身が崩れることなく煮ることができました!夏野菜に苦戦している様子もありましたが、魚と一緒に頑張って食べていました😊

副菜はアスパラガスとじゃがいも、ベーコンを塩とオリーブ油をまぶして和えてから、チーズをかけて焼きました!シンプルな調理ですが、子どもたちが好きな味だったようで、残食なく食べていました!

今日のおやつは“人参ケーキ”でした!人参をフードカッターにかけてみじん切りにして火を通して生地に混ぜ込みました!火を通すことで人参が甘くなり、焼いたときに水分がでないので、きれいにできあがります。人参が入っている事に気づかない様子でよく食べていました😊

ゆり組クッキング☆

今日のゆり組さんはクッキングチームとわらべうた・サーキットチームの2つのグループに分かれて遊びました(^^)今日はクッキングチームの様子を紹介します♪

「これはなにかな?」と本物のキュウリを子ども達に見せると「キュウリだ!」「緑色だ」「大きいね」など様々な声が聞こえました。「みんなでお料理してみる?」と声を掛けると「してみたい」と満面の笑みの子どもたち★

「キュウリはどうやって洗う?」と聞くと「叩いたらだめ✖︎」「優しくしたらいいかも」といろいろ考えていた子どもたち。どうやって洗ったらいいかをみんなで考えたからかキュウリを洗う時にみんなそーっと優しく洗ってくれました(^_^)

キュウリを切って袋に入れて塩もみ。「僕もしたい」「わたしも!」と順番を待つ子どもたち★「おいしくなるかなー」と目をキラキラさせていました!

塩もみしていると緑の汁が…!「なにこれ!」「緑のお水が出てきたよ」と興味津々!

ボウルに移すとしばらくじーっと観察していました。

できあがると「食べたい!」とさっそっく試食!

自分たちで作ったからかおかわりして食べていた子どもたちでした(^^)

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