10月からさくら組に元小学校教員のアフタースクール職員に来てもらっています。小学校との接続を考え、活動を小学校に向けての内容にしていく為です。発表会も終わったので、先日1〜5までの数を使った活動をしてもらいました。いつもと違う雰囲気に興味津々で話を聞いています。数の指遊びをしたり、指で数字の書き順をしました。また、身体を使って数字を表現するのが楽しかったようで、友達と協力しながら数字の形を作っていました。遊びの中で楽しみながら小学校にむけての準備をしていきたいと思います。
11月22日(土)にフィンランド研修報告会(幼稚園・保育園合同)を行いました、13時までのお迎えにご協力頂き、ありがとうございました。両園で大勢の職員が参加でき、フィンランド研修での学びを共有することができました。
フィンランドでの行政・子育て・教育の現状の紹介・保育園視察の報告を基に、『保育園・幼稚園で今後取り入れられること』をグループで話し合い、これから職員が1つでも自分が保育で実践したいことを取り入れていきたいです。
フィンランドの社会は、『子どもには普通の人以上に特別な権利がある、社会には子育て中の家族を支える義務がある』と考え、国を挙げて『乳幼児期にできるかぎり親を育児に関わらせる』という理念がある、その為の制度などは充実しており子育てには温かい国である。
~子ども時代は遊ぶことを大切にしている~
たくさん遊んでいいこども時代を過ごし、教育に適切な時期がきたらその時に学習を始めるほうがよいという基本姿勢。(他のヨーロッパの国々は3・4歳から学校での教育がスタート、しかし子どもの健康面での発達、認知、運動などすべての面でフィンランドがトップである)
~おとなと子どもの対等性~
子どもはひとりの個人という考え
フィンランドでは、要望や意見を述べ次々と質問する子どもに対して大人が頭ごなしに対応するのではなく、根気強く応える光景はよくある。こうして自己尊厳を確立する。
小さい時から、一人の人として尊重されてきた子は、家族・友達を尊重し、大切にできる。
たとえ自分とは異なる意見を持つ人であっても受容し、話し合いをして異なる意見を尊重することができる。
~保育について~
・保育の基本は、遊びを通じて学ぶ。
・『主体的・対話的で深い学び』で、子どもが自ら遊びを通して考え・学び・どうしたらうまくいくのだろう!友達に自分の言葉で伝え友達と十分に対話する。いずれ大人になった時、社会でも自分の考えを伝える力になる。
・少人数での保育で個別的な関わり、一人ひとりに必要に応じさりげない声かけ。
(保育士が大きな声を出さなくていい)
・パソコン・ipadの保育での活用
・部屋の装飾はシンプルで、保育室の飾りは季節の植物などを飾る
・保育の日々の振り返りを大切にする。(職員間の共通理解)
・子ども達へ視覚情報から分かりやすい伝え方。(片付けのスペース・〇×カード)
・保育の意図を保護者にもしっかり伝えている。
などなど…全てを伝えきれないですが、これから2020年の教育改革に向けてフィンランドの思いきりの良さを取り入れ、縛りの少ない保育から教育改革を行っていきたいです。
あと20年後AIの進化で、その社会を生きていく子ども達が、自分の力で強く生き・AIだけに頼らない、人と対話する喜び・自分で考える力・創造力、そして何より人と関わることを恐れずに人を愛せる・自分を愛せる大人になって欲しいと思います。
その為にも、私達は自分の仕事に誇りと自信を持って、日々仕事に真摯に向き合っていきたいです。
文責:中島
今日のうめ組は戸外遊びと室内遊びに分かれて活動しました。お部屋チームでは数の木に初挑戦!
まずは数の木でお弁当やワニを保育士が作り、見立て遊びから楽しみました。その中でビーズを見つけた子ども達から「ビーズしたい!」との声が。
早速子ども達に好きな色の土台を選んでもらい、ピン刺しから始めました。細かい指の動きですがよく集中する子ども達。ピン刺しを十分楽しんでからビーズを渡すと「アイスクリームになったー!」と嬉しそうに色々な色のビーズを刺していました。20分ほど集中し、やり切ると「みんなに見せたい」と、園庭にいる先生や友達に見せに行き、誇らしげにしていました。
その後は「お弁当作る〜!」と、初めの見立て遊びを思い出したようでみんなで作りました。子どもたちからヘリコプターを作る姿も見られ、見立て遊びの深まりも感じました。少しずつ、色や数への興味に繋がっていくのかなと思います。その姿を見守っていきたいです。
先日、チューリップの球根を植える機会がありました。保育士が植えている姿に気付き、興味を示すもも組の子どもたち。「もも組で育てたい!」との声が聞こえ、一つ育てることになりました。
育てる球根を真剣に選ぶ子供達。
「何色に咲くのかなー」「かわいいね」なんて話しながら黙々と選んだ球根を植えていました。
「チューリップは何を食べるの?」保育士の質問に「水と太陽の光!」と答える子供達。今までの経験から育てる術を知っているようです。
昨日の朝チューリップを見てみると、もも組の子どもたちが陽のあたる場所へ移動させてくれていました。成長をみんなで見守っていきたいと思います♪
夏頃、色水遊びで様々な色水を作りジュースごっこをしていた子どもたち。砂を使って珈琲を作る子もいました。
また、最近給食室の近くを通ると「いいにおいする」としきりに嗅いでいる姿が見られます。
色や香りに気付くようになった子どもたちに、普段飲んでいる三年番茶を目の前で作る機会を提供しました。
最初、茶葉の状態を見て「チョコレート?」「においがする」と不思議そうにしていた子どもたち。
いざお湯で煮始めると、湯気を嗅ぎに来て「いいにおい!」とにっこり。茶色い色が出てきたことにも気付き、ようやくいつも飲んでいる番茶だと気付いていました。
いつもより熱々で香りも強い番茶を美味しそうに飲んでいましたよ。使い終えた茶葉もしきりに嗅いでいました。
さて、飲み終えるとある男の子から「家で飲むお茶は緑色だよ」という声が上がりました。
早速その場で職員室の緑茶を持って来て、飲み比べ。色や香りの違いはもちろん、味の違いに気付いた子もいて、どちらが好みか話していました。
ちなみに今週は、紅茶も目の前で作ってみました。香りや色、茶葉の形の違いに気付いて不思議がる子や家でお母さんが飲んでるという子も。ほんのすこーし味見しても良いことにしたのですが、ぺろっと舐めて「にがーい!」と大人の味のようでした。
こういった、五感を使用する機会をどんどん増やしていきたいと思います。
室内遊びでのこと。発表会の「5つのメロンパン」で使ったメロンパンを何気なく置いていると、気づいた子ども達が自然とパン屋さんを始めました!
衣装を着て、ジョーゼットを三角巾のように頭に巻くと、「いらっしゃいませ〜」「メロンパン1つ下さいな」と子ども達の間でお店やさんとお客さんになり言葉で伝え合う姿が見られました。
しばらくするとメロンパンだけでなく様々なパンを作ろうということになり「いちごパン」や「フランスパン」など思い思いのパンを作り、上手にセロハンテープを貼ったり、シールで飾り付けをしたりしていました。いまのゆり組さんはごっこ遊びが好きで友達とイメージを共有しながら一緒に遊ぶ姿が多く見られるので、今後も子ども達と遊びを発展していきたいです(*^^*)
この度、錦ヶ丘保育園のwebサイトをリニューアルいたしました。
新しいURLはhttps://tonohara.org/となります。
今後もよろしくお願いいたします!