子どもの豊かな育ち〜5領域〜

早いもので5月も下旬を迎え、春から梅雨へと移行するなか、子どもたちは園庭にてさくらんぼや苺の収穫、てんとう虫の観察など季節の変化を感じながら伸び伸びと過ごしている姿が見られます。

保育には、「子どもが現在を最もよく生き、望ましいみらいを作り出す力の基礎を培うことを実現させる」ために分類されてから5領域があります。この5つの5領域に基づいた保育を実施することで、子どもの総合的な心身の発達を促すことができるとされています。

今月のねらいは「体を動かすこと」です。もも組では、ねらいを元に戸外遊び・活動にて5領域を育んでいる姿を紹介します。

1.健康

戸外遊びやサーキット遊びの中で、危険予測ができるようになり、充実感と満足感をもって自分のやりたいことに向かい、心と体を十分に動かせながら取り組み、見通しをもって自ら健康で安全な生活を作り出しています。

サーキットでは、危険予測の習得、視覚的に危険な配置にすることで、ぶつかる!あぶない!と意識できます。

日に日に跳べる回数が増えていき、「たくさん跳べたね!頑張ったんだね」の声かけにより、「もっと跳びたい」と遊びの意欲が高まっているように思います。

2.人間関係

友達と同じ目的を持った遊びにて、子どもたちの中で自然と役割分担ができており、協力して遊ぶ姿がみられます。時には意見のくいちがいもありますが、友達と言葉のやり取りや、時には保育士が仲介し相手の気持ちを代弁することで、友達の思いに気づくきっかけに繋がっていきながら、良好な人間関係を築けるようになります。

3.環境

先月のヨモギ団子に引き続き、ヨモギへの関心からヨモギを見つけることが得意となり、「見つけたよ」と持ってきてくれ、今ではヨモギとりの名人になっています。また、自然の多い園庭にてヘビイチゴ(野苺の一種)を見つけたり、川に生息している生き物をボウルやザルを使って探しています。珍しい生き物を見つけると、図鑑を持ってきて自ら調べており、様々な自然に触れながら興味・関心をもつ姿がみられます。

4.言葉

5.表現

砂場にて数名の子どもたちが「お山作ろうよ」との発言から、山ができ、水を流すことで川ができ、川に葉っぱを流し、、、と子どもたち同士で話し合いながら自分たちなりにイメージを豊かに表現し、進めていく姿がありました。言葉のやり取りにて、友達と心を交わせながら充実した遊びを行っています。

 

これらの5領域は、園生活の中で自然と身につけていきます。保育園に通う子どもたちにとって、対日の生活や遊びの中から生きていくための基礎を学び、吸収していくことがとても大切です。その手助けをする役割を担うのが保育士(大人)。5領域をバランス良く身につけられるよう、様々な視点から子どもの学びをサポートしていきたいです。   文責:関