ゆり組 絵本との関わり

賑やかに始まった4月もあっという間に終わろうとしています。

入園・進級し、子どもたちもドキドキ・ワクワクしていた新しい環境に少しずつ慣れ、元気な声が飛び交う姿に嬉しく思います。

登園自粛にご協力いただいている保護者の皆様にも感謝致します。

 

さて、今回のブログでは『絵本』に関するお話しをさせていただきたいと思います。

昨年度より引き続き、ゆり組の子どもたちを保育させていただく中で絵本が好きな子が多いな〜と日頃より感じています。

1日1回はクラス全体に向けての絵本の読み聞かせを行い、自由な時間に「よんで〜」と自ら持ってくる子や自分で開いて見ている子、中には内容を覚えていて文章を口にする子、保育士を真似て友達に読み聞かせをする子の姿があります。

 

 

又、錦ヶ丘には”絵本館”という様々なジャンルの絵本が揃っている素敵な空間もあり、利用されている保護者と子どもたちの姿も多く見かけます。

私自身、本を読むことはあまり好きではないのですが、絵本を読むことは好きです。幼児期の絵本の読み聞かせにどのような効果があるのか、少しご紹介したいと思います。

 

◯感情が豊かになる

まだ文字が読めない子どもたちは大人に読んでもらう機会が多い中で、大人が言葉にした様々な感情表現と絵を照らし合わせて感情を学んでいきます。(例:泣いてる顔の絵→悲しい)

◯語彙力を伸ばす

日常的に耳にする言葉(挨拶)や動物、物の名前など、色々な言葉に触れ、その意味を知ることで、その言葉が会話に現れることもあります。また語彙力だけではなく、言葉の音やリズム、繰り返しの面白さなどにも気付き、新しい言葉を次々と自分のものにしています。

◯想像力を豊かにする

絵本では聞こえてくる言葉と絵を見ながら、頭の中で自由に想像することができます。自分のペースで進めて見たり、ページを戻って見たり、絵本には何通りもの楽しみ方があり、この自由さが子どもの想像する力を伸ばしていきます。

◯知的好奇心が刺激される

様々な世界に触れることで知的好奇心が刺激され、興味を深めたり、自分で絵本を使って調べたりするようになります。

◯親子(人)とのコミュニケーション

1対1での読み聞かせなど、体の距離が近くスキンシップの時間ともなります。

 

絵本の読み聞かせの効果として上記の項目が主に挙げられています。

 

また、絵本を読む側は、つい感情を込めて文章を読んでしまいますが、口調に波をつけずに読むことも子どもたちの想像力や感情を豊かにする1つだとも言われています。

 

言葉の獲得が著しい今の時期に様々な絵本を通して、たくさんの世界を感じて欲しいと思い、私たち保育士も子どもの興味に沿った絵本や季節、行事を感じられる絵本を提供しています。

 

先日もゆり組でよく読まれている「ぺったんサンドイッチ」という絵本の中に出てくるイチゴジャム。そして畑になっていたイチゴを通してイチゴジャム作りを行いました。

子どもたちの気づきとしては”絵本にもあった!”と気づく子は少なく感じましたが、今回の経験がきっと「この間作ったイチゴジャムだ!」や「次は絵本に出てきた◯◯作りたい」という思いの引き出しにも繋がればと思いました。

 

絵本を通して感じる世界の広がりの可能性をたくさん持っている子どもたちに大人も寄り添い、一緒に絵本の世界を楽しむことが大切だと感じています。今の年齢ですと中々、絵本への集中が続かなかったり、ページを次々めくったり、何度も「もういっかい」と繰り返し読んだりすることもあるかと思います。大人が頑張りすぎることなく、一緒に楽しみながらお子さまとの大切な時間の1つに絵本を取り入れてみるのはいかがでしょうか♪

文責:堂園(江)