幼児教育を学ぶ(副園長)

ブログをご覧の皆様、こんにちは。副園長の堂園です。
風薫るとはよく言ったものですね。どこからともなく花や新緑の香りが運ばれてきます。

 

さて、昨年度まではクラスごとできるだけ週1回更新していたブログを今年度は各職員が各月に1回ずつ更新することになりました。クラス単位の話題もあれば、個人の気づきやまとめをお知らせすることもあると思います。是非楽しみにご覧ください。

 

もうお気づきとは思いますが、錦ヶ丘保育園のブログは活動の写真を載せて「こんなことをしました!楽しかったね!」だけにとどまりません。保育の意図・ねらい、こどもの様子や反応、次にどんな展開を考えているかなど、ブログを読んでくださる方に保育を詳しく伝えることだけでなく、自分の保育を振り返り分析するためにも書いています。ブログ公開に至るまでに、こうでもない・ああでもないと頭をひねり、なんども先輩にチェックしてもらっている若手職員もいます。リーダーのブログは、更に一歩踏み込んでこどもの育ちを支え、促すには保育者がどうあるべきか。そんなことを意識しながら書いています。

 

保育士は、社会福祉専門職です。こどもの遊びだけでなく、育ちを支え、保育所はセーフティネットであり子育て支援施設でもあります。私たちは0-6歳という人生の中で最も心と体が発達する時期を支えます。「保育士はこどもと遊べてお給料をもらえていいね」と思っている方がいらしたら、それは保育士の仕事の1面しかご存じないかもしれません。専門職としての技量を深めるためにも、ブログでの発信は続けていきたいと思っています。

 

保育所は児童福祉施設だけでなく、幼児教育施設でもあります。幼少期の学びや育ちがいかにその後の人生に大きな影響をもたらすかということは様々な研究で報告されています。日本でも、H28年に国立教育政策研究所の中に幼児教育研究センターが設けられ、保育の質や保育者についての調査や研究が進められてきました。私はこの2月にこのセンターが主催したシンポジウムに参加してきました。場所は文科省!(柱の裏に守衛さんがいたので遠慮して遠目の写真です。霞が関です。よく見ると看板に「文部科学省」とかいてあります。大の方向音痴の私がなんと迷わず会場にたどり着けました。)

 

会場は超満員。世界の幼児教育の現状を知る、日本の幼児教育を世界の中でとらえる、そこから質の向上にどんなことができるのか?日本特有の幼児教育のニーズはなにか?などを客観的に見るきっかけとなる講義などがありました。

 

昨年は、北九州の「きのくに子どもの村」へ全常勤職員を派遣、その前はフィンランドの幼児教育施設の視察、それより前には兵庫の保育園の視察研修などにも職員を派遣しました。世界のどこに行っても、こどもによりよく生きてほしいという、幼児教育の究極の目的は一緒です。それをどのように日々の活動や指導に落とし込んでいくかは千差万別です。そこが、面白いところであり難しいところです。自分の組織内で学び、外に学び、日本や世界という広い視野で幼児教育を見つめなおし、錦ヶ丘保育園の保育(Educare = Education + Care)を深化させてまいります。

 

錦ヶ丘保育園 副園長 堂園