たんぽぽ組の子どもたち

たんぽぽ組がスタートして約1ヶ月が経とうとしています。初めての集団生活に不安だった様子の子供たちも笑顔で登園する姿が日に日に増えてきました。今日は乳児を担任して、感じたことを書いていきたいと思います。

 

①子どもと大人の信頼関係の大切さ

入園して間もない頃は、知らない大人に抱っこされ不安で泣いていた子どもたち。「嫌な気持ちや不安な気持ちも全部受け止めてあげよう」そんな気持ちで毎日優しく声をかけながら接していると、いつの間にか泣く時間も短くなっていきました。そんなある日、今まで抱っこしようとすると泣いたり、私の声に気付かず反応しなかった子どもに何気なく「抱っこしようか?」と声をかけながら手を広げると、その子も手を広げて私に身を預けてくれようとしました。すごく嬉しかったです。愛着関係が築かれ始めていると感じた一瞬でした。他にも私が出勤すると「待ってました!」というかのように泣いて抱っこを要求してくれたり、外で遊んでいてもチラッチラッと私がいることを確認しながら遊んだり。子どもたちが保育園で笑顔で心地よく過ごすためには、身近な大人への信頼関係がなければ成り立たない。子どもたちの安心の基地が私たちであるということをこの1ヶ月間で強く感じました。

毎日を過ごしていく中で、子どもたちの生理的な欲求(お腹が空いた・眠たい・甘えたいなど)に愛情を持って応えること、基本的信頼感の元、「おしっこたくさん出たね、おむつ変えようか」「ハイハイできるの、すごいね」など感情を共有する経験などを通して愛されていることを実感したり自分はかけがえのない存在なんだ。ということを感じる体験がこの時期の子どもたちにとってとても大切なことであり、これから生きていく力の基盤になると思いました。

 

②食べることは楽しいと感じること

 

一昨年と昨年は年中・年長児を担任していたので、この年齢の子どもたちの食事に向き合うことは初めてでした。子どもたちの発達に応じて食べる離乳食が違い、食べるペースはもちろん口の中に食べ物を入れるタイミングも様々。「食事の時間が楽しいもの」となるように心掛けながら関わるようにしました。

中でも、手掴みで自分で食べるように見守ってきました。もちろん、手で掴んで食べるので机も洋服も汚れますが子供たちの「自分で食べたい!」という意欲を存分に伸ばしてあげられるように出来る限り見守ります。また、食べ物を手に取って「見て」、そこに手を伸ばして「触れて」、うまく掴んで口に入れ「味わう」といった動作を繰り返す中で、食べ物と口との距離感や位置感覚なども掴んでいくのです。手で摘んだり掴んだりすることで指先の発達を促すことにもつながります。手掴み食べには良いことがいっぱい。「自分で食べたい!」という意欲が食事だけでなく様々な場面での探究心や興味を持つ心に繋がっていくのです。そんな事を頭に置きながら「にんじん美味しいね」「お腹いっぱいになったね」なんて言葉を添えながら毎日の給食を楽しく食べています。

 

③成長したり戻ったり

 

まだ1ヶ月しか子どもたちと過ごしていませんが、成長に驚くことが沢山ありました。発達に応じて、クラスではつたい歩きをする子や歩く子、ハイハイをする子など様々です。ある日、伝い歩きをしていた子どもが一歩足を踏み出して歩くことができました。感動も束の間、次の日には五歩歩いていてびっくり!子どもたちの成長に驚きました。また、戸外で裸足になって機嫌よく遊んでいた子どもが次の日は裸足に戸惑い泣いてしまったり。 昨日出来ていた事が明日も出来る事が当たり前ではないということ、そんな子どもたちの成長を長く温かい目で見守っていく大切さを感じました。

 

初めて乳児を担任し、毎日驚きと発見の日々です。

これからも子どもたちが信頼できる環境の元で安心して園生活を送る事ができるようにサポートしていきたいと思います。小川