主任だより お正月、園庭の安全管理

新年あけましておめでとうございます。

子ども達はみんな、年末年始楽しんできたようでそれぞれ年末年始の思い出を語っています。

保育園では、現場の職員たちがお正月遊びとして様々な遊びを用意しました。各クラスで、大晦日やお正月、一年間の振り返りや今年の抱負などについても年齢に合わせて子どもと大人でお話していました。

遊びのねらいや詳しい内容などは、各クラスのブログやポートフォリオをご覧ください。

1月から、より見やすいようにとワンサイズ大きいポートフォリオにしています。

 

けん玉づくり

 

羽根つき

最初は5歳児を中心にしていたのですが、その姿を見て2歳児まで興味を持つようになり先日は2歳児も夢中になってしていました。

 

福笑い

目隠しは怖いからと最初は目隠しなしで。職員が目隠しをしてやって見せると、目隠し有りでチャレンジする子もいました。

 

コマ

手が小さくてまだ回せない年齢でも、職員が回して見せると興味を持って見つめたり、握って歓声をあげたり…。

 

かるた

 

また、1月からは5歳児クラスで硬筆(書き方教室)がスタート。

週に一回程度、続けていく予定です。3月の頃には、どんな風に書くようになっているかな、小学校で書くことを楽しみにしているかな、と今から私もたのしみです。

また、給食と午睡の過ごし方も変わりました。今までは、4歳児クラスと5歳児クラスが一緒に食べ一緒に午睡を取っていましたが、1月からは4歳児クラスと3歳児クラスが一緒に食べ、一緒に午睡を取っています。進級に向けての縦割りです。

先月まで、5歳児たちを「お兄さん、お姉さん、それより小さい自分」として感じている様子だった4歳児たちが、3歳児と一緒に食べることでお兄さんお姉さんとして胸を張っている姿が少し見えて、微笑ましい光景です。また、3歳児たちも隣に座っているお兄さん、お姉さんの姿を見て今までよりも食事の仕方を意識している様子…。

異年齢の子ども達が一緒に過ごすことの大切さを改めて感じるワンシーンでした。

1月最初の一週間の子ども達の姿でした。

 

さて、先月、園庭での安全管理を更に向上させる為の話し合いをリーダー会議や職員会議で行いました。

築山や高さのある遊具、沢山の木々がある園庭で子ども達が安全に存分に遊びこむにはどうするか?

実った果物が欲しくて、複雑に生えている枝を工夫しながら登る中で育つ体や思考力…取れた!という達成感に満ち溢れた姿。

歩き始めたばかりの足取りで、土の感触を探りながら…慎重に考えながら…坂道を登ったり下りたりする姿。

存分に遊ぶ中で得られる学びは確保したい、という思いで職員一同考えました。

週に一度来て頂いている作業療法士の中鶴先生のアドバイスも頂き、3つの予防策を立てました。

 

1つ目は、職員会議で報告しあうヒヤリハット(ひやっとしたこと、はっとしたこと)をもっと細かな、一見ささいに思えることまで伝えること。

ヒヤリハットの積み重ねが重大な事故に繋がると言われています。小さな気付きも報告しあい話し合う事で、重大な事故を未然に防げるといいな、と思います。

 

2つ目は、「おやすみカード」です。

園庭には木登りがしたくなるような木々や高さのある遊具が5つ以上あります。例えば、1クラス14人の子どもと共に担任2人が見守りとして出た際、5つ以上のその箇所へそれぞれ子どもが向かったとすると、完璧に安全管理をすることは難しさがあります。

では、お約束で「〇〇は今日お休みだよ」と伝えたことで皆がそれを守れるかというと…それも100%ではありません。

大人の言葉を理解し、盛んに会話している年齢の子ども達でも、遊びの世界に夢中になっている時は言葉で言われたことは忘れてしまいます。

そこで、見て分かるように工夫しました。

これが、「おやすみカード」です。表面は、3歳以上児向けに「おとながすくないのでおやすみ」と理由も添えています。

裏面は、お布団で寝ている絵を乗せて「今、お休み中」と3歳未満児でも分かりやすいようにしています。

この「おやすみカード」の効果はテキメンでした!

今までは遊びに夢中になるうちに、ついお約束を忘れたり、後から来た子はお約束を聞いておらず登っていたり…としていました。

ところが、カードのおかげで目で見て分かるようになり、そういった姿がほぼ無くなりました。

驚くことに、2歳児たちも「おやすみってないから、使えるね」「おやすみしてるから、今日はおやすみだ」と指さして確認したり、大人へ報告したりしてくるように…!

一昨日、2歳児クラスに入った際は、途中通り雨が降りジャングルジムが濡れたので「ジャングルジム、濡れているからお休みしてほしい」と伝えると…まだ2歳の女の子が「おやすみカードないじゃん!」とすかさず答えました。

しっかり覚えているのだなあ…目で見て分かるというのは大切なのだなあ…と、驚きの一場面でした!(ちなみに、「分かった、おやすみカード掛けておくね」と答えると、そうそう!といった顔で頷いていました)

 

3つ目は、三角コーンの活用です。

無我夢中で走っていると転ぶ可能性がある場所、勢いよくぶつかると怪我をするかもしれない場所を「気を付けてね」と伝えても、子どもはやはり夢中になって遊んでいると忘れてしまいます。殆どのクラスが20人ほどの子どもが在籍していますので、ずっと付きっ切りで「気を付けてね」「あぶないよ」と声をかけ続けることも難しいです…。

そこで、「おやすみカード」と同じく目で見て分かるように三角コーンを使いました。

勢いよく走っていても、目立つ三角コーンがヒヤリハット箇所の手前にあることで、子どもは無意識にスピードを緩めます。

スピードが緩まったことで、転んだりぶつかったりする事を回避できる事が増えてきたように思います。

また、自分で危険箇所を予想できるように、転んでも受け身を取れるように、心身共に学びある遊びを取り入れています。

長くなりますので、その遊びについてはまた次回のブログにてお伝えします。 櫻田