考える力と保育の工夫

今年も残りわずかとなりました。保育園もフェスティバルが終わった後は、各クラス展示可能なものは、そのままにして、子ども達と余韻を楽しみながら過ごしています。職員も変わらない日常、保育に取り組み、子ども達も遊びの中で友達がフェスティバルで行っていた表現活動を模倣している姿もありました。

子どもも日々、成長しており その姿を目の当たりにして驚かされたり、微笑ましく思ったりする場面に出会うとホッコリと温かい気持ちになります。

 今回は1歳児・2歳児クラスで職員が行っている工夫や子どもの成長を絡めてお伝えしたいと思います。

1歳児クラスのある日、散歩の際に購入した花の苗を保育士と一緒に植えている時のことです。保育士がプランターの土を入れて、花の苗を持ってくるとIちゃんが気づき、保育士と花の苗を植え始めました。そうすると、Rちゃんも少し経ってから気づいたのですが、花の苗はもう他の友達に植えられてしまい、大泣き❗️

「Rちゃんもしたかった〜😭」と泣いているとIちゃんが側にいました。そして、保育士も泣いているRちゃんの気持ちに寄り添い、「そうかあ。植えたかったね。でも、もうお花ないね。どうしようかな。」と言葉をかけると側にいたIちゃんが考えた様子で、そして真剣に「買えばいいよ。」と保育士に伝えていました。

対応していた保育士もまた私もそのような答えが、1歳児クラスの子どもから出てくるとは思わず、びっくりしたと共にこの年齢でも考えて、伝えることができるのだと驚かされました。また、この詳細はうめ組のブログで担任の方からお伝えすることと思います。私も部分的な場面しか目にしなかったのですが、保育士が数多い言葉をかけるのでなく、子ども自身が考えられるような言葉を発して、待ってあげたからこそ子どもの考えを引き出すことができたのだと思いました。

下記の写真は自分の手を水につけて、その滴で水やりをしている場面です。植えた後、水やりまでして優しい気持ちを感じる場面でした。

そして、今回の保育からふと思い、種から植物を育てるという経験ををすれば、苗もたくさんできて、みんなで植えることができるということに気づくことができるのでは⁈・・・。買うだけでなく、種から育てるという案が以上児クラスになった時に出てきてくれるといいなという思いを込めて。Iちゃんは植物に興味を持っているので、きっと何か感じとってくれることと思います。その興味を伸ばしてあげられたらと思いました。また他の子も興味を持ってくれるきっかけになるのではと思います。

私自身、植物に詳しい方ではないので、下調べを行い、子ども達と花の図鑑を見ながら、どんな花を育てたいか話ししながら、実践してみようかと思います。何度か以上児クラスの担任をしている時にしたことがあったのですが1歳児クラスの子ども達なので、どのような感じになるのか想像がつきません。どのように進めていこうかとワクワクしている自分がいます。種から育てるのは、すごく難しいですが、保育園は0〜5歳児がいるので、以上児クラスの子ども達にもお手伝いをもらいながら、うめ組の種まきからのお花作りをまたブログを通してお伝えできればと思います。

2歳児クラスでは、保育士のちょっとした工夫が見られました。ゆり組になると、語彙力も出て 友達同士の会話も楽しんでいる姿をよく目にします。

ある日の保育で保育士は、童具(積み木)の興味関心の強い子どもの興味を更に引き出したいと考えました。そこで、子ども同士、お互いの意見に流されないよう童具のチームの子どもを連れて、他のクラスの童具を借りに行き、もう一つのグループはその間に園庭に出て体を思い切り使って遊びました。

基本、みんな園庭で遊ぶことが大好きなのでどうしても童具が好きでも園庭で遊ぶことを子どもが選ぶことを保育士も分かっていたので意図的に他のクラスに積み木を借りに行き、自然な形で童具遊びに誘導できていました。

すると、子ども達は話ししながら童具遊びを進めて、小さな街を完成させることができていたのです。

子どもが何に興味を持っているかを十分理解できているからこその計画です。街が出来上がると子ども達も満足感に満ちた表情をしていました。

もちろん、園庭で遊んでいた子ども達もそれぞれの遊びを十分楽しんでおり、それぞれ納得したら室内に入ってきていました。

その日の子ども達、職員共にいい表情をしていました。

きっと、各クラス 子どもの気持ちや興味関心を理解しながら、担任のこのような育ちに繋がればいいなという思いも入り、保育を展開しています。

今年も保護者の皆様の温かいご理解ご協力をいただき、各クラス存分に保育ができたことと思います。

ありがとうございました。

皆様、良いお年をお迎えください。

文責:未満児リーダー 古市