主任だより 職員自己研鑽

保育士としての専門性を高めるべく、自己研鑽計画を毎年立てています。

内容は、子どもに関する本やニュースを読んでのレポートや、報告会、ピアノなどの実技面、毎日の日誌など…個人に合わせて設定。

発達を改めて学んだり、幼児教育・保育に関する最近の世界的な動向を学んだり、保育の振り返りを指針に基づいて行い報告したり…どれも保育士として必要な勉強です。

忙しい毎日の中で、頑張っております。

 

さて、先日、自己研鑽として計画していた「報告会」を行いました。

報告者は保育園に勤めて三年目となる職員三人。

参加者は、園長・主任・同法人内療育施設の施設長二人。

当日の朝から、三人は非常に緊張しておりましたが…

クラスごとに保育をまとめているポートフォリオを何枚も用いた、分かりやすい報告!

ブログでも常々「保育指針」というワードを出しておりますが、三人とも保育を指針の目線から振り返り、子どもの個々の姿や何日もかけて展開されていった保育のねらいなどイキイキと話していました。

(ちなみにこちらは、その「保育指針」の解説書です。)

 

また、報告が終わり、より伝わりやすい報告にするには?今後の保育は?発達を踏まえてどうみるか?などなど様々な目標・課題も見つかり有意義な時間となりました。

報告に用いられたポートフォリオは、職員なりの保育のポイントや子どもの様子など書き込まれています。各クラスに掲示&ファイリングされていますので、ぜひご覧になってください。

そもそも何故、報告会を行うことにしたのか…?

簡単に言いますと、子どものために、「伝える力」が必要不可欠であると考えているからです。

伝える力が必要になる場面として例を挙げますと

・職員同士の連携を高めるために日ごろから保育内容について伝え合う

・その子ひとりひとりにあった関わりを行うために職員同士で伝え合う

・保護者の皆様へ保育内容(ねらい)や子どもの姿、発達について分かりやすくお伝えする

・保育に関する国の方針を保護者の皆様へお伝えする

…など。

誰が聞き手であっても、話し手の思いが正確に伝わる。

正確に伝わることで、聞き手だった人も話し手だった人も協力して、子どものために動くことが出来る…というわけです。

子どものため、と思うのはどの大人も共通なのですが、てんでばらばらに動くよりも、同じ方向を見て歩いたほうがきっと良いですよね。

そして、その方向は「今までこうしてきたから」「こっちの方が何だか良さそう(楽しそう)だから」という曖昧なものではなく、しっかりと根拠のある道でありたいと思います。

 

今は保護者の皆様へポートフォリオ・ブログ・コドモン・送迎時にお時間を頂いてのお話、などで様々なことをお伝えしていますが、さらに伝わりやすい発信方法はなにか?と、模索中です。

夕方、廊下を歩いていますとクラス掲示のポートフォリオを眺めて微笑んでいたり、「〇〇したの?」と会話のきっかけになっていたりとする光景を度々目にしまして、そのたびに嬉しい気持ちになります。見てくださり、ありがとうございます。今後とも、喜びを共有できたらと思います。

 

 

また、本日は園内研修でした。

園内研修の内容は「2、3年目の話し合い」。

新年度が始まって4カ月、担当クラス以外の保育をポートフォリオを通じて知り、お互いの保育について意見を交わしあっていました。今後の保育内容、保育園についても話し合う時間を設けられたようです。

内容については、来週の職員会議にて発表予定です。

クラスが複数担任制になり、当園での勤務年数が5年未満という職員の割合が増えてまいりました。

職員たちが日々の忙しさから、一歩立ち止まり考える時間を持てない・話し合う時間を持てない・そもそもお互いがどんな保育をしているのか、どんな考え方をしているのかを知ることができない…というのは問題です。

 

―率直な意志の相違は、進歩を示す健全な兆候だ。

というガンジーの言葉があります。

本日の話し合いで、様々な意見を交わしあったことが、今後よりいっそう保育の質を高めていく一歩となることでしょう。

 

保護者の皆様のご協力のおかげで、貴重な時間を作り、こうした話し合いを行うことができました。ありがとうございました。

 

 

話し合った内容をまとめている二人の後ろ姿です。