うめぐみの小麦粉粘土

先日うめ組では小麦粉から小麦粉粘土を作りました。

 1歳児のうめ組では、五感(味覚・触覚・視覚・聴覚・嗅覚)の中でも特に触覚に刺激を与えられるような感覚遊びをたくさん取り入れて保育を行なっています。

赤ちゃんの頃は色々な物を口に入れて物の感覚を確かめますが、1歳になったこどもたちは自分で“この感覚は苦手”、“この感覚は気持ちがいいと”、自分でわかるようになり、感覚遊びに参加したり見ていたりと、自分で判断するようになります。

『人間の手は外部の脳』と言われるほど、指先を刺激するほどそれが脳に伝わります。言語や思考をつかさどる部分に刺激を与えられる唯一の部位が“手”です。

手先の遊び、感覚遊びを十分に取り入れているのはそのためです。

前置きが長くなりましたが、今回の子どもたちの様子です。

サラサラの小麦粉から少しずつ水を入れてこねていきます。興味を持ってすぐに触りに来る子、なんだこれ…と、不思議そうに見つめている子、反応はみんなそれぞれでした。

水や油を入れると少しずつ手にくっついてきます。なにこれ…くっついてる…ベタベタする…先生とって…と、それぞれの反応を楽しむ保育士。この感覚を味わって欲しかった…!!保育士はねらい通りの子ども達の反応にひとつひとつ言葉を拾いながら共感します。

サラサラを触れなかったこどもたちにベタベタの様子を見せるとなんだそりゃ…というようななんとも言えない表情。その表情をするということは…頭の中でその感覚をイメージしてるんだな…と感じました。表情や仕草を見ながらこどもの心の動きを感じます。

最後は小麦粉粘土を洗い流すための泡遊びです。上の男の子は手にたくさんの泡を入れ、ポタポタと落ちていくことを楽しんでいます。その隣の座っている女の子は身体中に泡を塗り、スベスベになっていくことを楽しんでいます。

ひとつの遊びでも遊び方や手先の感じ方は違います。これはこうやって遊ぶもの。と保育士が決めるのではなく、こどもたちが感じた感覚を十分味わい、遊びこむことができるように環境を用意します。

出来上がった小麦粉粘土は冷たくしたり温かくしたり、大きく丸めたり小さく丸めたり。たくさんの遊びで楽しみました。

今回見ていた子が次はやってみようかな…と思うかもしれません。こどもたちの心の動きに注目しながら今!というタイミングを逃さず保育士が誘ってみたいと思います。

手先の運動をする事は脳の運動をしていることと同じ効果があります。うめぐみでは今後もたくさんの感覚遊びを行います!こどもたちがどんな反応を見せてくれるか…楽しみです。